馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

あいつと歩いた谷津干潟遊歩道。

2023-06-28 08:00:29 | 日記
6月27日(火)朝9時 コンビニで転送電話料金支払い。
5千人が居住する集合住宅にあるATMに向かう。
税金の支払いをする。
ふと日付で気づいた。
あいつの命日は6月25日だ。

2010年6月25日 13年前に谷津干潟の畔の病院で旅立った。
急遽、谷津干潟へ向かう。
陽盛りの遊歩道は、ジョギング。ウオーキングする人がすれ違う。

谷津干潟1  

谷津干潟2  

汗が瞼を沁みらせる。
水漏れ蛇口のごとき汗が首筋の滴り落ちる。
黒のTシャツがまとわりつく。
遊歩道の木漏れ陽に干潟の風が吹き抜ける。
食道癌で食べること喋ることを失い
よろけるあいつの背中に回し歩き
渡り鳥が飛び立つのを眺めたのだ。
今日の干潟には鳥は見えず。
梅雨明けはまもなく
緑葉が匂い漂う初夏だ。


青空に巨大な綿雲が現れ
陽が沈む時、夕立が降り注ぐだろう。


あいつの病院も中に入ることは出来ず
玄関前で個室の窓に向かい
想い出のスライドショーを巡り
ひとしきり佇んだ。
24歳で滑落死
51歳で脳腫瘍
61歳で食道癌
72歳で雪国の歩道で雪に埋もれ死。
親友は、先に逝ってしまった。
お前たちの傍らに近づく日は近い。
さて、どんな死に方になるか?


徒歩30キロの墓参は心身の衰えで断念
https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/6226d6e8913d6a6457fd1fc040816293



夕立ち 矢沢永吉  J'z TV #15