馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

柳橋 神田川 屋形船

2010-07-05 21:12:57 | 日記
7月2日(金)夕方 屋形船 旗には神田明神と記されている。
此処は柳橋、柳の先の建物 窓辺に弊社の名前が見える。
本日、屋形船の出航が多い。東京湾周遊
未だ乗船してない。
スカイツリーも遠望出来て
明治時代は日本一の華やかな街
そんな場所に今では貧乏会社がある。
100年後には六本木 赤坂 銀座も廃れるのだろうか
弊社は難破寸前
泥舟の船長は頑張っています。


窓辺に向かって合掌

2010-07-04 12:57:22 | 日記
7月4日 (日)あいつが亡くなって10日間が経った。
彼の住まいの道を通る。
あの窓の先の部屋に遺骨は置かれている。
父と母の位牌、そして彼が入っている骨壷
遺骨を住まいに持って来たのが7月28日夕方
それから6日間が経った。
私は窓辺に向かって合掌するだけ
部屋に入って線香もあげられない。
河口の水門はハゼ釣りの人たちがいる。
海鳥が鳴き騒ぐ、ベランダ越の枇杷が黄色なっている。
鴉が啄ばみ出している。
室内は待つ人無く静まり返っている。

小料理屋の一本20円のバニラアイス

2010-07-04 12:53:32 | 日記
7月3日(土)PM8時
あいつと通った居酒屋に息子と行った。
船橋漁港に近くマンションの片隅に
我々と同じ団塊世代の親父と奥さんだけの小料理屋
声帯を失ったあいつが此処では気兼ねなく黙って飲めた。
酒の肴メニューが少し入れ替わっていた。
7月から新メニューは
玉こんにゃく1串¥180円、焼き鳥ねぎま1本¥80円
豚カルビ¥380円、かけそば¥380円
一瞬目がおかしくなったのかと見つめた
一番左の品書き
バニラアイス1本¥20円
親父に聞き返した。
「これ本当」!
「そうだよ、酒の後に口さっぱりするために食べたくなるんだよ」
あいつがいたら、いかなる反応しただろうか?

柳橋芸者

2010-07-01 16:02:21 | 日記
6月29日(火)夕刻 弊社真向かいの料亭
芸者さんが窓辺に見える。
大江戸の頃、柳橋芸者は誇り高い日本一の芸妓と言われ料亭は賑わっていたという。
柳橋欄干には簪(かんざし)のレリーフがある。
芸者の上半身が見え踊りが始まった。
どのようなお客なのだろうか
最近の新聞コラムに野球賭博より政治家の賭け麻雀で野党議員に
わざと負け官房機密費を浅草の料亭で渡したと書かれていた。
確かこのコラム書いた方は浅草にある料亭の息子ではなかったかな?
私など
大不況で安居酒屋も行けなくなり事務所で飲むことになった。
酒の安売りの店で発泡酒、安日本酒、焼酎、ホッピー
それと賞味期限ギリギリの刺身等を割引で買い
焼き鳥も生で買い魚焼き器で焼く
会費千円~二千円を徴収
スカイツリーが見え屋形船が漕ぎ出でる風情
料亭の窓辺より外の景色は優る。
しかし、こちら側の岸辺の壁にはホームレスが
ダンボールと工事シートで寝床を作って寝ている。
日本は10年の歳月を経て格差社会になってしまった。
あの世に逝ってしまった友
私は今宵、焼酎にホッピーを入れ
一人窓辺に向かって飲んだ。