馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

蠢動は去った。春の雨がやって来た。

2023-05-08 08:35:18 | 日記
ゴールデンウイークは、日本列島は人が蠢動した。
昨日までショッピングセンター道路は車列渋滞。
5月8日(月)未明、春の雨が道路を覆い
春光はなき道路に雨飛沫を跳ねて
時折スピードあげて車が通る。
大規模改修工事が再開される。
未明から工事現場入口に佇む警備員。
警備員はおしなべて老人だ。



入口から次々と入る職人は若者だ。
コロナは去ったのあろうか?
南洋樹の扇葉は、雫が風に揺れ舞う

春雨に打たれる南洋樹  

植栽の花々
五月雨に落花
老いた警備員は何を想っているのだろうか
連休中前に妻と仕上げたトランスが
数量不足の知らせを受け
昨夜、作業。
今日の昼までに桜上水事務所に届けねばならない。
カラスが一羽
南洋樹から鳴きながら飛び立った。

RAINDROPS KEEP FALLING ON MY HEAD 「雨にぬれても」 by B.J. Thomas ビージェイ・トーマス【洋楽和訳】





映画レスラーと自分の半生 娘、孫娘

2023-05-07 06:43:08 | 日記

5月6日(土)早朝
ブログ編集画面を開く
いつも応援してくれるシャアさんから
多くのリアクションボタンがある。
今から、11年前の日記。







映画 レスラー 深夜見ながら内職仕事。
https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/7624ba926e91c630a3773ea06703d032

レスラー (映画) - Wikipedia

レスラー(字幕版)  


レスラー  

映画 レスラー  




サラリーマンをドロップアウトして
波乱の半生であった。
https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/9bb74fbb1f454331f2b050901b48f7b9


娘とも対立。
本日、娘夫婦と息子と孫娘で夕食。
ゴールデンウイークなので、事前に7名で予約を
申し込むが、3店舗からゴールデンウイーク中なので断られる。
やっと予約が取れた店は、女性向きであり
昭島からやって来た娘の夫は車を使わず
電車で2時間半かけて来たのだ。
酒を呑むためだ。
息子、も私も、居酒屋が良かったのだが
飲兵衛3人は仕方ない。
娘と孫娘は姉と妹のように寄り添っている。


2人を見詰める私にとっては、何よりのご馳走なのだ。

NHK連続テレビ小説 第一作「娘と私」テーマ音楽

歩こう歩こう 老人は元気だ❣

2023-05-06 08:43:40 | 日記
5月5日こどもの日
午前9時 ショッピングセンター前
道路は既に渋滞。

ショッピングセンター前道路  


私は、遊歩道を歩き一路コストコへ向かう。
車道はガラガラ。
途中、県警機動隊本部を通る
門前で見守る隊員に、意識せず敬礼
隊員も敬礼。
コストコに到着。
コストコへの道  



倉庫内は、カートを押す購入者で見動き出来ない。
こんな状況で火事地震が生じたらどうする?
早々に目的食品を買って支払い。
その時、マスターカードの作成を依頼される。
アメリカカードなど、日本では、余り使われない。
まあ~いいかと申し込む。
書面作成に時間がかかる。
急いで幕張豊砂駅に向かう。
2つ目の南船橋駅に下りる。
ショッピングセンターへ向かう家族連れが
歩道エスカレーターに続々向かう。

南船橋駅  


明日、息子と孫娘と娘夫婦がやって来る。
何故 コストコで買物したかと言えば
孫娘のアイスクリームを必要だから。
ついでに、自宅でネット作業する息子用の
昼飯用のベーグルとチーズを購入する。



ダラダラウオーキングより
目的ウオーキングは気持ちに意欲が生じて
足取りも軽やかだ。
古い漫画を思い出した。
渋滞で車が動かず、妻がハンドルを握る。
亭主が買い物をして車に戻るが
車はずっと動かず
亭主が運転してUターンして自宅に戻る。
健康とコスト軽減を求めて歩こう。


♪さんぽ - あるこう あるこう わたしはげんき〜♪〈振り付き〉【スタジオジブリ作品 映画「となりのトトロ」オープニングテーマ】

エピローグ 黄昏ゆく人生の山道に向かう、⓷

2023-05-05 06:53:29 | 日記
 死にたくなった。黄昏ゆく人生の山道に向かう。②

続きです。
奴は私が酔いでフラフラしていたので
その晩、心配して電話をかけて来た。
「大丈夫だよ」
30年位前、友人の父親は離婚して一人暮らししていたが
愛人がいて帰途、半蔵門線のとある駅ホームで
倒れてそのまま冥途へ。
大騒ぎになった。
いつも、証明用免許証とマイナンバーを携行している。
男ってのは老いて一人暮らしは難しい。
丹沢で富士を眺めていた時、
スマホにデザイナー女性から写真が送信された。

富士 河口湖 山中湖周遊
今、本栖湖リゾートの芝桜を見ています。
千円札に描かれた富士山の場所にいます。



彼氏と一緒なのかとは問いかけなかった。
翌日は、疲労で終日自宅で過ごす。
5月4日は、缶ビールとウイスキーが切れたので
午前 陽射し眩しい遊歩道を通り市場へ。
軽快な足取りで歩道橋も上がる、
腰痛気味であるが、気にならない。
登山は、足腰の動きが、平地での歩行と異なり
上下動を繰り返し、背骨はしっかり下半身を支える。
鍛えられる。
但し、筋肉は劣化しているので
長くは保てない。
夏には、丹沢で再会して
擦り減る心身の劣化を確かめながら
呑もう!



 死にたくなった。黄昏ゆく人生の山道に向かう。②

2023-05-04 09:28:35 | 日記
黄昏ゆく人生の山道に向かう。①

続きです。
峠の下り山道は左にカーブ、樹林の緑に囲まれた
食事処、下に見えた。


車も通れる砂利道を下る。
朽ちかけたベンチで軍手を外し
杖代わりの枯れ枝をベンチに立て掛けた。


駐車場から来たらしい老夫婦が
すれ違いに私を呼び止めた。
「杖を忘れてますよ」
ここからは必要無しので、登る人のため置きました。
「それは、ご親切なことですね」
木里館の入口に入る、
階段に腰掛けてスマホで
「今着いた」
待つがなかなか車は来ない。
再度連絡するとその下の冨士見の湯と間違えていた。

白の軽自動車がゆっくりと上がって来た。






久しぶりの再会。
丹沢の麓 秦野盆地に棲む?高校時代の友人。
館内ではなく野外飲食をする。
僕は生ビール、友人 「奴と呼ぼう」。
ノンアルコールビールだ。
ジンギスカン料理を頼む。
もやしを鉄板にまんべんなく拡げ
羊肉が乗せる。
羊肉の煙が空に上がる。
ついでに、臭みをも大空に消える。

ジンギスカン料理  




樹林の葉陰で富士は見えず。
木里館の名は
王維の詩からとったのであろうか?


竹里館 王維
独り坐す幽篁(ゆうこう)の裏(うち)
琴を弾じて復(また)長嘯(ちょうしょう)す
深林人知らず
明月来たりて相照らす


現代語訳


一人ひっそりとした竹林の中に座り、
琴を弾いたり声をのばして歌ったりする。


深い林の中なので知る人はいない。
明月の光が降り注ぎ私を照らす。


ビール、酒 しらささつづみ が喉 胃袋 大腸を洗浄して
脳がぐるぐる回りだす。

奴は77歳になっていた。
僕も貧しかったが
奴も貧しかった。
長男で下の弟が二人、末は妹。
奴の父親は農家の分家出身 私鉄の保線の仕事。
高校時代、奴の親父の関係で
関東の私鉄無料家族定期証明書があり
切符無しで私鉄沿線を回った。
父親は50半ばで死去。
下の兄弟姉妹を進学させるため
高校卒業後地方公務員となり
都心の大学二部に入った。
片道2時間余を掛けて卒業。
中年になり公務員を退職
自営業の赤帽の仕事をする。
経営は上手くいかず
妹の旦那が経営する建築業に転職。
しかし堅実な男で戸建てを買い
息子二人にも、戸建てを買ってあげた。
私のような破滅型生き方はせず
地味に生き丹沢山麓で一生を終えると言う。
午後3時 食事処は昼の部は閉じた。
僕達は山道を上がりミカンの斜面の腰をおろした。




緑なす山々と相模湾、霞む江の島
高校時代の青春を過ごしたパノラマを回想するのだった。


高校時代
飲兵衛の教師と仲間で丹沢渓谷に行った。
鳥の囀りの下、渓流音が岩をなびかせ下る。
弱ってしまった精神を入り込み癒すのだ。
帰りの山道で飲兵衛先生は僕を呼び止めた。
「おい!あいつのリュックにウイスキーが入っているから持って来い」
飲兵衛教師は酔いでフラフラ抱きかかえて下った。
夏休み、単位が取れず夜 補講があった。
飲兵衛教師は僕を途中、呼び出し
「待ってろ」と言った。
藤沢の飲み屋街の居酒屋に入った。
そこには、教師が数人酒を呑んでいた。
実は、夜の補導と称して夜回り先生であるはずが
酔っ払い先生に変わっていた。


僕たちは燦々と降り注ぐ陽光の眼下の街並を見詰めた。
奴は突然呟いた。



「最近 死にたくなる」
奥さんとは、別居生活。
けして仲が悪い訳ではなく
実母と3人暮らししていたが
嫁姑の折り合いが悪く
奥さんは別にアパートを借りて
掃除洗濯、料理する通い妻になった。
実母が98歳でなくなったが、以後も
口喧嘩を生じさせないように別居生活を継続中。
奴の幼馴染も死去、転居で去った。
孫4人がいて、今日は子供の日であるので
お小遣いをあげに回った。
息子達の嫁さんとも折り合いが悪い。
日がな一日、誰とも会わず、電話会話もない。
「何にもすることない」
僕は黙っていた。
強い陽射しと酔いで眼下の街並みが揺れていた。
車に乗り込む。
直ぐに
寝入った。
「おい!着いたぞ」
秦野駅だ。
駅階段をヨロヨロ上がる。
振り返ると、奴は車のドアを開け
僕を見て、手を挙げた。



続く