森の時間 SINCE 2002

Le Temps Du Bois

熱海桜

2008年02月28日 | 随想・雑文

強い季節風にコートの襟を立てる日々が続いた。しかし、陽光は日々着実に眩しくなり春を予感させる。例年になく寒気が停滞した冬の終わりが近い。

昼休み時、太陽に誘われて北の公園に足を延ばした。 Dsc00003

寒桜が二本。八分咲き。河津桜が寒桜としては名高い。熱海桜というのもある。何が違うのだろう。

お正月から、葬儀が続いた。私の誕生日とともに喪が明けた。56歳。若いころの思い描いた将来像では、完全引退している年齢に到達した。でも、まだ社会に深く竿を差し働いている。まあ良いじゃないか。

それより、「森の時間」の今年の作業計画を立てよう。昨年やり残したこと、最後の日に構想した今年のテーマが待っている。仕事に深く引きずり込まされつつあるが、巧く両立させよう。気力、知力そして体力。2月に入ってからは、ほぼ毎週末走っている。通勤はふた駅手前で降りて歩くようにしている。一日一万歩。来月は数年ぶりに「42Km徒歩き」に挑戦するつもりだ。腰、膝のお皿の骨折等の下半身の古怪我が治りきっていないのか、時々疼く。電車の中で長時間立っていると左足が痺れ出す。自分の体の機能が以前とは違っている。何が変わったか確認してみたい。

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初富士

2008年02月15日 | 随想・雑文

Img_0067 突然、富士山の全身が目に飛び込んできた。N700系「のぞみ」の富士山窓側の席を確保していた。強い季節風に霞と湿気が吹き飛ばされ、期待通りの澄んだ大気に堂々と横たわる富士山。裾野の端まで全容が手に取るようにくっきり見える。雄大な景観だ。神の国の神の山。日本国のシンボル。

9合目からの最後の1合の辛さ。登頂した時の達成感。ガタついてきた体を調整して、是非あの頂に、また登りたい。

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