時の流れに身を委ね、流されてきた。
年が明け、早々に、春の海と富士山を見たくて三浦半島を歩いた。
フィリッピンのClark市に行き、常夏を味わう。かつて米軍クラーク基地があったので、退役軍人らしき現地化した沢山の米人に遭遇する。![Img01758201201170819 Img01758201201170819](http://oquique3.blog.ocn.ne.jp/partiii_le_temps_du_bois_/images/2012/06/25/img01758201201170819.jpg)
2月にはベラルーシに飛び、マイナス20度の凍てつく陸路200Kmを走りGlobinという町に入る。ウクライナのチェルノブイリに近い放射能汚染の放棄地が散在する地域。![Img02110201202131531 Img02110201202131531](http://oquique3.blog.ocn.ne.jp/partiii_le_temps_du_bois_/images/2012/06/25/img02110201202131531.jpg)
3月に入ると、HoustonからCalgary、お決まりコースの今年初出張。
その間、千葉の成東を歩き、佐倉の古い街並みを散策し、![Img02932201203291218 Img02932201203291218](http://oquique3.blog.ocn.ne.jp/partiii_le_temps_du_bois_/images/2012/06/25/img02932201203291218.jpg)
城山、高尾山にハイキングしたり、初来日した35年来のHoutonの友人と京都観光。外人を京都観光に連れまわるのは、何十年振りだろう。外人と同行する通訳ということで、京都御所に入れた。始めての御所。皇室の重みと歴史を感じる。
2012年の年明け3か月は、何も考えることなく自分を急き立てるように慌ただしく日月を消化した。
![Img03476201204301800 Img03476201204301800](http://oquique3.blog.ocn.ne.jp/partiii_le_temps_du_bois_/images/2012/06/25/img03476201204301800.jpg)
今年の「森の時間」の春は遅く、4月後半まで眠っていたので、野外活動の出足は例年より遅れた。連休過ぎてやっと色づいた佐口湖の堤桜。
張り合いが一つ消えてしまったのか、私の気持ちも「森の時間」から遠ざかっていたかもしれない。![Img03151201204101430 Img03151201204101430](http://oquique3.blog.ocn.ne.jp/partiii_le_temps_du_bois_/images/2012/06/25/img03151201204101430.jpg)
今年の春は、関東地方の見頃な桜情報に気分が落ち着かず、知人に誘われるままに、東京下町や景信山、高尾山一丁平で、残りの人生で数える程になった日本の春景色を満喫した。
私のアウトドア‐ライフに影響を受けたらしい北京在住の中国籍朝鮮族の友人から、![Img03336201204221305 Img03336201204221305](http://oquique3.blog.ocn.ne.jp/partiii_le_temps_du_bois_/images/2012/06/25/img03336201204221305.jpg)
北京郊外の低山ハイキングに以前より誘われていたので、連休前に思い切って行ってきた。2泊3日の予定だったが、月曜日に仕事を兼ねることになり、天津まで足を延ばし4泊5日の遊びと仕事の旅になってしまった。
「森の時間」の活動は連休から本格し、連休以降5月の森の時間滞在日数は11日間。
その間に、息子Hが寮生活送りながら働く新居浜に行き、
一度訪問したかった宇和島城、山に阻まれた黒潮の特有な文化圏を形成している(と私は思う)高知に足を延ばし、岩崎家から高知朝市を漫ろ歩く。
5月最終週はソウルに飛び、プサン近くの町まで日帰り往復、24時間韓国滞在し、
そのまま羽田経由の深夜便でSingaporeに飛んだ。そこからフェリーでBatam島へ移動。一泊して2日目の深夜便で成田に帰国。結構キツイ1週間だった。裏Batamともいうべきところに位置する点在する島々を眺める穏やかな海にせり出した集落に行き、昔ながらの静かな水上生活Kelongの上で肌にしっとりと馴染むSea Breezeに吹かれた。
6月に入ると、定番コースのCalgary-Houston、
今年2度目、12日間の旅。表向きは仕事、それなりの初成果もあるが、慣れたルートに、慣れ親しんだ人々、何とか乗り切った。
気分は半働半休。重い雪でハンドルが取られそうになったBanffの初夏の雪に驚く。
世界各地が予想外の気候に振り回されている。
17日に帰国し、それからほぼ1週間が経過した。
先週の2度の森の時間の作業と、新鮮な野菜で快食快便。なかなか抜けきらなかったJetlagから解放され、今やっと無事に帰国した気分になっている。![Img04569201206201030 Img04569201206201030](http://oquique3.blog.ocn.ne.jp/partiii_le_temps_du_bois_/images/2012/06/25/img04569201206201030.jpg)
あまり考えずに流れに身を任せた半年。取敢えずはこれで良かったのだろうと思う。
まだ時間はある。 これから、立て直せば良いのだ。