森の時間 SINCE 2002

Le Temps Du Bois

( ̄^ ̄) y-~~

2007年10月29日 | 随想・雑文

ごきげんよう。
語り合いたいことは山ほどあるけど、心のポケットにしまってあるんだ。昨日は3週間ぶりに佐口の空気を全身で吸ってきたよ。いつまでも暖かい秋だと思っていたら、いつの間にか八ヶ岳の南嶺と浅間山の頂は雪に覆われていたよ。秋の陽に輝く佐口湖の湖面に北からの旅人、鴨がだいぶ増えていた。「のらくら農場」前の堤の桜は秋の陽に真っ赤に染まり、湖面を赤くしていた。人口の音は全く聞こえない里奥。風の音だけに包まれ、無人の風景を暫くボーと見ていた。実は一年ぶりにオクサンが同行してくれたんだよ。森の時間の仕事は二人だとすごく捗るね。夫婦の力、強さ、自然の中では夫婦の協力に勝るものはないと思った。幸せな秋の一日だった。
今、お昼休み。靖国の茶店で、5百円の月見そば( ̄^ ̄)<br />  y-~~を食べて、昨日の佐口の余韻を楽しみながら自動販売機のお茶を口に運んでいた。そしたら、突然に風が吹いて、黄色の手帳の上に黄葉した桜の葉が舞い落ちた。それで、五感が敏感になって、君と話がしたくなってしまった。( ̄^ ̄)<br />  y-~~先程の風が雲を運んできたみたいだ。
太陽が雲にかくれてしまったから、風が冷たくなってきたぞ。もっと君と話をしたいけど、そろそろ仕事に戻らなくちゃ。直ぐに帰ってくるから、どこにも行かないで待ってておくれ( ̄^ ̄)<br />  y-~~

<靖国神社の茶店から携帯で投稿>

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入力不足

2007年10月27日 | 随想・雑文

しばらく振りだね。いつも君の事を思っているんだけど、じっくり向かい合う時間がなくなってしまったね。あっという間に一日が終わり、一週間が過ぎる。週末は色々な行事が続いていた。時間がない、忙しい、なんて全く不本意だし、自分に似つかない生き方なんだ。

どうしてこんなことになってしまったか、って? 考えてみたことはあるよ。でも、自分で選Dsc00007 んだ道なんだし、人に役に立っていると思っているから、つい流れの中で頑張ってしまう。だけど、日々に余裕がないなんてのは性には合わないね。えげつない実業、資本主義的活動に没頭していると、おぼろげながら固まってきた自分のライフテーマからだんだん外れて行きそうだし、その気持ちが薄れてゆく自分を感じるようになり、少し不安になっている。

日本の郷土愛に目覚め、自然、四季、風土、森林、動植物に興味を抱き始めて、五感が反応を始めていたのに、リアリティーが薄れてきて、刺激を感じなくなってきた。いまのわが身は明らかなる入力不足。なんとかせねば。

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荒雲

2007年10月14日 | 随想・雑文

河川敷のゴルフ場の芝の上に大の字になって横たわって、忙しそうに動き回る雲を見ていた。幾重にも重なった暗灰色の塊りが、荒海のうねる波と岩礁に砕け散る飛沫のように刻々と変化する。アメーバーのように激しく蠢きながら荒川の上流から下流方向に移動している。押し寄せる雲の色が先程より濃くなり、アメーバーの動きがより活発になっていた。風に雨の匂いがしたと思ったら、雲から雨が落ち始めた。雨滴を受けながら、暫く雲を見続けた。

今日は、数ヶ月ぶりに大きな予定のない週末だった。職場で風邪をうつされたようで喉が痛く、少しハナが出る。外出は控えて、じっくりと机に向かうことにした。ひとつやらねばならないことがあった。2年毎に更新が必要なFPの継続教育期間が今月末で切れてしまう。仕事に忙殺されているこの頃、とても平日に一日講座等を受講する時間はないので、WEBの教育講座で不足単位を取得ることにした。受講・講演に参加したりで9単位は確保していたので、6単位だけ取得すればよい。タックスとライフプラニング各3単位を選んだ。 数時間程PCに向かい、俄か学習でサイト上で簡単な試験を受け70点以上獲得で合格。俄勉強、土壇場更新には大変便利だが簡易過ぎる気がする。でも、年金制度・税制の最近の改正点の知識が少し身についた気がした。FPジャーナルやWEBサイトで継続教育のセミナー・講座が年々増えている。継続教育制度というのは、FP制度を支える周辺業界にもお金が流れるようにしている制度なのだと思う。色々なサイトを検索しているうちに、つい「キャシュフロー分析」という追加講座を申し込んでしまった。それは次回の更新単位の一部に使える。が、そんな経済・企業・利潤、実業の世界から身を引き、違う方向に舵をとったはずだったのに、最近舵の具合がおかしい。

家でゆったりしていたら、体調も回復してきた。そう感じ出すと、じっとしていられない性分が目覚める。まだ外は明るい。荒川の土手をひと走りすることにした。川口神社にもご無沙汰している。祭壇に向かいかしわ手を打ってから、土手に向かった。30分程軽く走った。一月ぶりの荒川。厚着をしてきたので、汗ぐっしょり。

ひと月前に来たときは台風9号の直後で、河川敷は悲惨な状態だった。ゴルフ場は泥沼となり、流されたてきた木々・ごみが土手の同じ高さに一列に積みあがり、干からびた大きな鯉がゴロゴロしていた。

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荒川は昔から「暴れ川」で江戸の町を水害で苦しめた。かつての本流は川口にある岩淵水門を境に隅田川となって残り、荒れる水流を分散するために現在の荒川を人工的に作った。川を掘る技術はパナパ運河の工事に参加した人が持帰った、等、荒川に関する様々な資料が、北区側の旧岩淵水門の前の資料館に置かれている。この荒れる川の源流は甲武信岳山頂の下にある。本当の源流点は立ち入り禁止らしいが、いつか家から源流まで歩いてみようと思っている。

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