この週末も晴天、抜けるような青空だった。日本中が寒気に包まれている。先週に続き、荒川土手ジョッギング。河川敷のビオトープのため池の表面には、昼下がりの太陽光にも解けずに薄氷。
週末の一日は必ず母の居る実家に行くようにしているので、週末の天気の良い日を選んで出来るだけ屋外に出る。この日は出発前にヨガもどきの柔軟体操をしてから家を出た。なんとなく筋を伸ばしすぎたような気がしつつ、ゆっくりといつものコースを巡る。農業公園前の斜面を思いっきり駆け上げようとした時、左ふくらはぎがビリとし、突然膝が曲げられなくなった。あれれ、何だこの痛さは。う~ん、たぶん筋を切ったのか。でもなんとなく歩ける。農業公園を一回りして、休憩していたらふくらはぎが固まってきた。つっぱて歩けない。何とか家まで戻らねば。走っても30分かかる地点に居る。足を引きずりながら歩き出すと、なんとなく楽になってきた。軽く走ってみた。行ける。そのまま、ゆっくりと走り続けた。帰宅後、無茶して、馬鹿な事をしたと叱責、ひんしゅくを買わぬように、家族には内緒にして平静を装った。今まで、無理した日程の運動、山歩き、小屋の作業で転倒、転落して、怪我、骨折、入院、自業自得と言える事故を何度となく起こしている。こんな穏やかな日、軽いジョッギングしていただけで、まさかの怪我? その日は何食わぬ顔で終えた。翌日、ふくらはぎが更に腫れていた。痛い。歩けない。その日の夜、急遽、「T整骨院」に行った。我が家の困ったときの万能医。予約取るのは容易でないが、家族が予約入れていたのでそれに便乗できた。
不思議な装置で診察してもらった。装置が当てられている10-15分間の静寂。やはり靭帯が切れていると。7mm程、つまり筋の数で70本ほど切断されていて、僅かな筋がかろうじて繋がっている。全部切断されていないので、治りは早いだろうと。これだけの靭帯裂傷だと、通常はギブスで固めて、完治するのには一年半程度はかかるだろうと言う。え~っ!