日々徒然なるままに

日々感じたことを書いていきます、よろしくお願いします

新年のお祓いに参らせて頂きました  ひょっこり出て来られそう

2021-01-17 21:25:44 | お祓い
こんばんは。
今日もお祓いへ参らせて頂きました。



                            
                             (暗くて何が何やら;)


                             



                             
(バス停へ行くまでの空 今日は撮れました 日の出が美しかったです)


                             



今日は二軒伺ったのですが、一軒目はマンションにお住まいの方でして新築当時から入居されており20数年経たれます。
ご自宅ではなく上の階の方が2年程前にリフォームしたらしいのですが、その際に水回りから水漏れがあったらしくこの2年の間に
知らぬうちに上から漏れていた水で此方のお宅の押入れや天井にしみが出来ていたようでした。
しかし此方のお宅では目だたぬ場所でもあり言われるまで気付かなかったそうなのですが、業者さんに見てもらった所、結構な
範囲でそのようになっていたようでした。
結局は上の階の方が費用を持つ形で此方のお宅も修繕しますとのことで、天井等を直すのにその部屋の箪笥等も動かすとの事でした。
ついてはその部屋に置いてある洋服ダンスの上に祀っておられる神棚を動かすのはどうすれば良いですか?というのが話した
かったことです。(毎度ながらの長ったらしい説明、お付き合い頂きありがとうございます;)
いわゆる動座(どうざ)と言われるものでして、お坐り頂いております神様のその場所を動かすことですね。(まんまですが)
本来は鄭重に扱うべきですが、それをしているとまたもや大変ですので(神様、ごめんなさいです;)今日は新年のお祓いを
させて頂いた後にしばしの間このお社から元のところ、つまりは出雲へおかえり下さいと申し上げ、一声警蹕(けいひつ)の
おーーーーの声と共にお社から離れて頂きました。
後日修繕が終わられてまた此方のお宅へ足を運び、再び神様にお越し頂くように致したいと思います。
ですのでその間は、神様のお世話(というとまた怒られそうですが;)は結構ですよと申し上げておきました。
今回の警蹕、当然ながら自分が声を出す訳ですが、おーーーと声を張りながらも、あれ?いつまで経っても終わらないぞ;と
感じておりました。
自分が声を出すなら好きにすればいいじゃんと思いますが、不思議と神様の大きさというのかそのお力が大きいほど警蹕の声も
長さもかなりなボリュームになるようです。
このところのコロナ禍であまり声は出さぬように祝詞も奏上致しておりますが何故かしら警蹕だけはそうもいかないようでした。
それだけ此方のお宅ではしっかりと神様を拝んでおられるのだろうなろいうことが分かります。
そのようにしてお祭を終え、今回はこれから業者さんが家具を動かしに来られることもありいつもは大抵いらっしゃらないご主人
も交えて奥様と3人でしばし直会(なおらい)でもあるお茶をしながら話しておりました。
ご主人の名誉のために申しますと少年サッカーに携わっておられ土日は割と出掛けておられることが多いからですね。
自動車メーカーへお勤めでして、そうなるとつい車関係の話をしたりしておりました。
といっても専門的な事など分かろうはずもなく;自分の興味のあることのお話を聞かせて頂いた程度ですけれど;。
無口な方ですがご自身の専門となられると饒舌になる楽しいご主人です。
午前中はそんな感じで終わらせて頂きました。



                            




午後からは門藤(もんどう)さんのお宅を訪ねました。
昨年9月にご逝去されましたがお祓いは引き続きお願いしますと此方の次女さんから依頼されました。
以前からお伝えしておりますように主人の頃からするとおそらく40年近く参らせて頂いておろうかと思います。
変わらず参らせて頂けますことに感謝致す思いですね。
ところで奥様を亡くされた直後のご主人は至極当然でもありますがかなり憔悴しておられました。
長年連れ添われたご夫婦ですし、これまでこれといったご病気もなく過ごしておられた方が突然のようにしてお亡くなりに
なれらたというのは計り知れない悲しみやむなしさがおありになることでしょう。
それでも日々がめまぐるしい程ご多忙な身でもあり、今日参らせて頂いた折にもご主人はマイカーである軽トラを駆ってお仕事
へ出掛けておられました。
ですのでこれまでそうであったように、今回はお母さんである門藤さんに変わり娘さんが全て準備をして待って下さっておられました。
座敷へ上がらせて頂き、まだ仏壇ではなく祭壇(でいいのかな;)に遺影を置かれ手前にはお花をお供えしてありましたので
ご本人のお好きであったお饅頭をお供えしてそちらへと手を合わさせて頂きました。
こうしている間にも奥の襖を開けて、まぁまぁようこそお越しくださいました、とにこやかな笑顔と共にご本人が出て来られ
そうな気がしてなりません。
それは私以上に此方のご家族の皆さんがそうであられようなと思うところですよね。
ご逝去されてまだ4か月。
御遺影の笑顔がいつもの門藤さんだよなぁと感じるばかりです。
ひとしきり次女さんとそんな話をしておりましたが、話せば話す程出て来そうですし、まずは新年のお祓いをさせて頂きましょう
と始めさせて頂きました。
最初にご用意されている太鼓を叩いてお祭りを始めるのですが、太鼓の正しい叩き方?を知らぬうちに主人が倒れたので;未だに
どのように叩いて良いのか恥ずかしながら存じません。
全くの我流の下手くそな太鼓をひとしきり打ち鳴らした後、お祭りを始めます。
此方の神様、また門藤さんのお里の神様、それに長女さんが嫁がれたお宅の神様をそれぞれ警蹕にてお招きし祝詞奏上させて
頂きます。
お里もまた長女さんのお宅も此処からまた奥に入るところでもあり、なかなか足を運べません。
殊に長女さんのお宅は此方同様、手広く農業をなさっており年中時間が取れない程お忙しいとのことで、余計参るのも憚られます。
そのようなこともあり、大抵毎回こうして二か所の神様はお招き致しておる次第です。
無事お祭も終え、お茶をよばれながらお話をするのは先程同様、お母さんである門藤さんの事ばかり。
出来たらお酒でも飲みながら(って飲めないくちですけど;)一晩中でも語り明かしたいくらいです。
名残惜しいなと感じつつもきりのよいところでお暇させて頂くことと致しました。
来しなにはまた雪が風に舞っていましたが、帰り際にはお日様も顔をのぞかせてくれました。
またいつでもどうぞ、そんなことを仰る門藤さんのお顔と声が聞こえるような気がしていた帰り道でした。



                           



                            



                            



こんな風にして今日は終えました。
明日は自宅で居る予定です。



                              



                               



                              



                              



本日もこのブログへのお付き合い、真に有難うございました。
感謝申し上げます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする