日々徒然なるままに

日々感じたことを書いていきます、よろしくお願いします

三篠神社の宮司さま

2017-07-04 21:32:02 | 神様等について
こんばんは。
昨日から、台風来るといわれておりましたが、朝起きたときは雨も降っておらず、どうなんだろうと思っていたら、じきにサーからザーの振り方に
なってきました。
とはいえ、今回はほとんどというほど風が無く、この辺りでは普段の雨とさほど変わらぬような降り方でした。
台風被害が出た地域の皆さんは大変であられたかと思いますけれど、この辺りに関してはそのようなことで済んでおりますので、ある意味恵みの雨と
なり良かったのではと思います。
そんな日の朝は、こちら。
なんとも言えず、ムシムシ(毎回ですけれど;)な始まりでした。

                                    

昨日、あのハンドマッサージを受けた後、何があったのか?
まぁ、そんな衝撃的なことなど起ころうはずはないのですけれど;。

横川ということもあり、バスで帰るには自分の場合は、三篠のバス停からとなります。
そのバス停でバスを待つ間、たまにそのバスの時間までに余裕があるときは、そのすぐ近くの三篠神社さんへ参拝して来たりします。
昨日はスーパーの帰り道でもあるため、そこに立ち寄り、拝礼させて頂いて帰ろうとしておりました。
ちょうどその拝礼が終わり帰ろうかとしていると、あるお歳を召した上品な感じの男性が、別の方と話を終えられたところでした。
どうも、この神社の方であられるようで、なんとなく会釈をしその場を去ろうとしたのですが、どうしたわけか(ほら、また出ました、得意な「ふと」
が)その方と自分も少しお話させて頂きたいなと感じておりますと、やぁ、ようこそお参り下さいまして、とお声掛け頂いたのでした。

                              

最初は、御神紋についてお尋ねしたような気がします。
「二重亀甲花剣菱」という紋が三つ重ねられており、あれ、これはもしかすると厳島神社の御神紋と同じでは、と思いましたので、その旨をお伺い
しましたところ、ほとんど一緒ですよとお答え頂いたかと思います(ここのところ、おそらくそうであったと思います、もし間違っておりましたらば
後ほど訂正させて頂きます)
またこの神社に祀られておられる御祭神、神様を伺うと、元々この神社自体が明治期に三つの村が合併して安佐郡三篠町となり全町の総氏神となられた
とのことで、祀られる神様も数多く、大国主大神を始め、大年神、猿田彦神、伊弉諾神、伊弉冉神、天照大神、市杵島姫命、田心姫命、湍津姫命、天満
天神、保食命、事代主命等々、他にも何柱かの大神様が併せ祀られております。
(なお、表記の漢字はなかなか出てこない字もあり、代表的な文字を使いましたことをお許し願いたく存じます)

神様の名前からもわかるようの、元々この辺りは深い入り江であったとも話して下さいました。
はぁ、そうなんですね、と色々とお話をうかがっておりますと、どうやらその方は此処の宮司さんであられるらしく(!)、それは当然にもこの神社の事についてはお詳しいわけなのでした。
そのような方と全くもって気さくに話をさせて頂く自分もどんだけな奴;と思いつつも、なんともお話がお上手で尚且つ楽しく、いくらでも話が続いていくのでした。

                                                              

その中で、この神社の敷地は元々、千坪以上あったものが、昭和の都市計画で削られることとなり今は七百坪になったという話もして下さいました。
また今は周りにビルも建ってしまったけれど、横川駅のホームでくしゃみをしたら、それも聞こえてくるほどであったとか、俄かには信じられませんが、その昔ならそうであったのかも、とも感じられたのでした。
境内には、大きな楠をはじめ、様々な木々が枝を広げ、気持ちの良い緑陰を作り出しております。
ですが、その分落ち葉も相当な量が出るとの事ですけれど、その落ち葉がこれもまた役に立つのだとおっしゃいます。
「人間は、毎日、アカが出ますな、でもこれは一つも役に立たん。だけど、この落ち葉は一つところへ置いておくと、やがてこれが肥料になるんです
 よ。この落ち葉で作った肥料は何にも混じりっけがないので、農家の人らがこれを持って帰って野菜を育てると、美味しい野菜がしっかり出来る。まぁ、神様のところで育った木の落ち葉じゃから、ここのご神気も吸うとるし余計にええんかもしれませんな」
そんな風におっしゃってもおられました。
確かに、そうだなぁ、と感じたのでした。
また、この楠は一日に二十人分の酸素を作り出すとも言われておりました。
境内に居るだけで、どことなく清々しく感じられるのも、そんな木々が作り出す清浄な空気がそのようにさせるのでしょうね。
神社の鎮守の森には、そのようなお役目もあるのかもしれない、とこれもまた改めて認識させて頂いた思いでした。

さて、それではそろそろ、と帰ろうとすると、
「ところで」
とまたもや話が続きます。
「ちょっとお入りなさいな」
と、とうとう社務所に招じ入れて頂き、最初はその玄関先にて、ガラスの戸棚に飾っておられる様々な貝殻のお話もして下さいました。
これは、どこそこのお宮へお手伝いに参った折にそこで頂戴してきたもの、これはどちらで・・・と本当に話が尽きません。
その話、一つ一つがどれも面白く、ともすれば不思議に自分も存じております神社の宮司さんのお名前なども出てこられ、余計に話が続いていき
ます。

終いには、自分はこういうものでこういう処で小さい神殿を設けて致しております、と申し上げると、それなら、と何やらファイルと地図を持ち出してこられ確認なさろうとされます。
いやいや、そんなにうちは古くないですし、載っておらないと思いますよ、と申し上げたのですが、
「そんなことは関係ないですよ。
 自分でご主人の跡を継いでなさっておられるなら、自分の信念を持ってそれを貫き通しなさい。お札を配って歩くのでも、一度や二度断られた位で
 諦めちゃいけません。
 二度三度、足を運ぶうちに、あんたはあそこの人じゃね、と皆さんにわかってもらえるようになる。
 続けていって覚えてもらうことが大事なんですよ」
ととても大事な事を、このような者に諭すように話して下さったのでした。

また、最近の神社に参拝される方の服装についても
「あなた、今日はそれでお越しになられたんですねぇ。いや、いいんですよ、ただね、あなたのお孫さんの七五三はその程度の格好で済ませるような
 ものなんですねぇ」
とはっきりと言われるそうです。
それって、嫌味にとられませんかとお尋ねすると
「いや、全然。だってそうでしょう?晴れの日のお祝いの席でジーパンで来るような人はそういう人なんですから。それにね、あなたはその格好かも
 しれないけれど、私はこの衣装を夏でもキチッと着て神様拝んでおるんですよ。そう言われた人は、皆さん、カァッと赤くなっておられますよ」
と、こともなげにおっしゃいます。
そう、自分も常々そのように感じておるけれども、この宮司さんのようにはなかなか申せないものです。
ですけれど、やはり堂々とこのようにはっきりと申し上げることのほうが大事なのだとこれもまた改めて感じさせて頂けたことでした。
最近は、ともすればご自身の家を建てる際の地鎮祭でさえも、上記のようなジーパン等の軽装でなさる方もおられます。
そのような方にも
「あなたの家は、こんなジーパンで来て建てる程度の、そんな家なんですね」
と、おっしゃるのだとか。
このことは何事も自分の本分については一歩も譲ることはない、信念を持ちなさいと言われた、先の言葉とも相まってなるほどそうであるなぁと
感じられたことなのでした。

                                                                     

大らかで気さくであられながらその実、凛として一本筋の通っておられる、まるで神様が目の前に現れたなら、このような感じになられるのかな
そんな風に思えるお方でありました。

気づくとおそらく一時間以上楽しくご教授下さいましたが、さすがにバスの時間もあるしと思い、そろそろお暇致します、色々と有難うございましたと御礼申し上げて、今度こそ帰路に着いたのでした。


先にハンドマッサージをいつの間にやら受けていたといいましたが、もしあの時それを受けていなければ、この時間に宮司さんとお会い致して、このような話をさせて頂くことも無かったのではと思います。        
そのように考えると、その一件もやはり神の御計りであられたのかもしれない、そうも感じられたのでした。


                                 


やれやれ、いつにも増しての話のくどい長いブログとなってしまいました、時系列で話すとだらだらとなってしまいました、申し訳ございません。
それでも、お付き合い頂きました皆様、有難うございました。
感謝申し上げます。


ご相談等、承っております。
 
  kimikimiblue13@gmail.com

此方の方へお知らせ頂ければと存じます。
                                
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