芽室町議会議員 正村紀美子のブログ 「つぶやきをかたちに」

いつも市民派ずっと無党派!
芽室町議会議員まさむらきみこのブログです。

文書質問を提出しました

2021年07月05日 | 質問
芽室町議会では文書質問という制度があります。

文書質問とは、町の行財政全般について文書で質問することができる制度。
芽室町議会は定例会が開催される月、つまり3月、6月、9月、12月は「できない」としています。

そのため7月1日に議長に提出、7月2日の議運に追加議案(回答の期限を決める)となりました。

今回の文書質問は通信NO43でお伝えしたとおり、地球温暖化は全世界的な課題です。
この課題についてはわたしもまだまだ勉強中で、答えがでないものもあります。
とはいえ、次の世代になにを残していくのか。

国も動き出している‥
では町は?



芽室町はこれまでも新エネルギーの活用について進めてきており、
2020年度は計画の見直しの年であったので、その計画についての総括と今後のありかたをどう考えていくのか、
また、来年度策定予定の総合計画後期計画にどのように反映させていこうとするのか、
脱炭素社会にむけて、町民や事業者との協力はどうしていくのか、
この大きな課題解決のために踏み出すため、脱炭素社会にむけて町の基本的姿勢について質問しました。

回答は7月16日です。

情報公開請求開示(行政財産使用許可書)

2020年06月12日 | 質問
来週の一般質問に向けて準備中。
行政内部の手続きのこと、町民への説明、そして合意など大まかなところはイメージしつつ資料集めをしています。

今日は新嵐山スカイパークの行政財産(運動広場東側)を民間事業者が使うことを許可した「行政財産使用許可書」が開示されました。
こうして許可書を見ると、ワイナリーという堅固な建物を建てることを許可したことにあらためて違和感を感じます。

使用許可する物件 新嵐山スカイパーク用地(グラウンド)3,528㎡
使用許可期間   令和2年5月8日から令和3年3月31日まで
使用料      1,346円
用途       新嵐山活用計画ビジョンに基づくテーマに沿って(略)観光振興に寄与する事業の用に供さなければならない

そのほか町が公用または公共用に使用するために使用許可を取り消すことができる条項もあり。


本日発行の広報誌「すまいる6月号」には、新嵐山改革をテーマに未来ミーティング開催のお知らせがあります。

https://www.memuro.net/administration/kouhou/smile/2020/smile_r206.html

ワイナリーの是非に対する意見だけでなく、今の嵐山が変わっていくことについて意見を述べる機会でもありますね。
わたしも参加しようと思っています。




文書質問の回答

2020年06月05日 | 質問
文書質問の回答を受け取りました。
以下、その内容です。

「民間事業者への行政財産の目的外使用許可が及ぼす影響について」

まず、1点目の「行政財産の目的外使用を許可した根拠となる法令または条例について」であります。
根拠となる法令については、地方自治法第238条の4第7項で、条例は芽室町財務規則第169条に規定する行政財産の目的外使用として、土地の使用を許可したものであります。

次に、2点目の「行政財産の目的外使用許可は一時的なもの、直ちに撤去できるものを前提とすべきであり、ワイナリー建設は法の趣旨との整合性が図られているのか」であります。
今回の行政財産である土地の使用については、行政財産本来の目的を効果的に達成することができると判断し、使用許可にあたっては、観光振興に寄与する事業の用に供さなければならない用途指定や公用または公共用のため必要が生じた場合に使用許可を取り消すことなどを条件に付していることから、法の趣旨との整合性は図られていると考えるものであります。

次に、3点目の「これまでの行政財産使用許可の事例と今回の使用許可に関する判断基準に一貫性があると考えているか」であります。
行政財産使用許可にあたっては、事案ごとに根拠法令との適合を精査し、許可もしくは貸付をすべきものであり、判断基準は法令/例規となることから一貫性は確保されていると考えています。
また、同様の事案が発生した際の許可については、具体的な条件設定が明確でない中での回答はできませんが、一般論としては、その時々のケースを十分踏まえた上で、法令/例規との適合を慎重に判断し、対応を決定していく考えであります。

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回答は想定内のものでしたので、驚きはありませんが
町は都合の良いように法の趣旨を解釈してつじつまを合わせているとしか思えません。

6月議会初日の行政報告で町長は、新嵐山スカイパークの活用計画について「町民への全体像や具体的な説明が不足し、議会に対しても進捗状況の説明が不足していたにもかかわらず、許可した土地の動きがあるなど不透明感や唐突感を町民に抱かせたことを反省する」と述べましたが、全体像の具体的な説明もなく何を伝えようとしているのかがわかりませんでしたし、行政財産の許可をしたのは町長なのにどこか他人事のようにも聞こえました。

一般質問で町長の真意を問いたいと思います。