芽室町議会議員 正村紀美子のブログ 「つぶやきをかたちに」

いつも市民派ずっと無党派!
芽室町議会議員まさむらきみこのブログです。

議会改革は第3ステージへ

2021年08月04日 | 議会/委員会
芽室町議会が、議会基本条例を制定して議会改革に本格的に取組みはじめたのが、平成24年のこと。あれから10年が経とうとしています。

わたしは平成23年の町議会選挙で当選し議員になったので、議会改革の歩みの元で議員としての経験を積んできました。
1期目の1年目は、町民として感じてきた課題を質問として組み立てることができませんでした。まずは議会で仕事をするために力を付けなくては‥という自分自身の課題があったので、議会改革という言葉はまったく響いていませんでした。

町民との意見交換会や議会モニター制度が議会改革の一環だと理解できたのは、もっとあとのことです。

芽室町議会の住民参加は、6月定例会議が終わる頃に議会モニター会議、秋になると意見交換会、住民から頂いた意見等をどのように取り扱うのかを協議して、町の担当者に事業の現状を聞きを確認、そうこうしているうちにまた議会モニター会議‥というサイクルでまわっています。その間に本会議があり、決算審査、一般質問、委員会があります。

各事業は議運で詳細な内容を詰めていくので、準備のため会議の回数は増えていきます。
期数を重ね、議運委員になると一気に忙しさに拍車がかかり、次第に気持ちの余裕がなくなっていきました。
町民の方の意見を伺うことはとても有意義なのに、気持ちがついていかないという状況です。

議会は「町民意見から政策へ」という大きな目標を掲げているのですが、その達成ができず「できない」という状況が自己嫌悪になり、議会改革NO1だと評価を頂いてもとても素直に受け入れることはできないな、とわたしは思っていました。
外部評価と内部にいる自分自身のギャップがとてもつらかった。

芽室町議会は議会改革を進めていくために、毎年活性化策を作成し、その目標に向かって1年間協議・運営していくという手法をとっています。5月から議運副委員長になり、今年度の目標を「これまで取り組んできた取組みをさらに一歩進めてより良いものにしていく」と定め、議運で本格的に議論をはじめました。

委員の皆さんと「芽室町議会はどんな議会を目指すのか?」と本音で語り合うことができ、わたしは気持ちの整理ができるようになってきました。たぶん自分の中に押し込めていた「つらい」とか「忙しすぎる」という気持ちを、少しずつ吐き出して、頷いてくれる委員がいたことで気持ちが楽になり、これまでを客観的に振り返る余裕ができたんだと思います。

だから芽室町議会は「改革のデパートだ」と揶揄されることもあるけれど、住民参加も情報公開も議会機能強化もほんとによくやっている、とようやく肯定できるようになりました。
議会改革は、議会全体として機能するための制度(住民参加や情報公開、議会機能)と議員個々の議員力を起点とする行政監視と政策提案の両輪があってこそ進んでいくもの。
芽室町議会が今後力点を置くとすれば、当然後半の部分でしょう。
これまでの改革の素地があるからこそ、次の段階へ進んでいけるのだと今は思えるようになりました。

芽室町議会は平成24年から議会改革をスタートさせ、第1ステージ導入期を経て、第2ステージである成長期と進んできました。いま成熟期の第3ステージ(議運メンバーはそういう意識です。)に立っているというイメージでこれからの各制度を議運の皆さんと協議しながら再構築していきます。



今年のゼブラは素晴らしかった緑岳〜白雲岳

2021年08月01日 | 
山のお花探しに緑岳へ。
わたしが登った頃はまだ雪渓が残っていて、第1,第2花園は雪の中。
緑岳山頂から稜線歩きではたくさんの花に出会えました。

ウルップソウもまだ咲いてた!



かわいいアズマギク!嬉しすぎてカメラが曇ってます笑






今日の目的はゼブラに会うこと。
どうかなーと登ったら今まで一番の景色が待ってました。



トムラウシもくっきりみえました。