芽室町議会議員 正村紀美子のブログ 「つぶやきをかたちに」

いつも市民派ずっと無党派!
芽室町議会議員まさむらきみこのブログです。

政策討論会開催へ

2020年07月31日 | 議会/委員会
昨日の議会運営委員会において政策討論会の日程が決定しました。

日 時 8月5日(水) 臨時議会終了後

場 所 本会議場

テーマ 新嵐山スカイパーク活用計画について

総務経済常任委員会ではこれまで新嵐山スカイパーク活用計画について調査を進めてきました。
調査を進めていく中で「新嵐山スカイパークは町民の財産であり、町民が利用したいと思える施設としての再整備であるか」「計画を実施していく上で関係法令等との整合性は図られているのか」などの問題点が浮かび上がりました。
委員からは「他の常任委員会からも意見を聞き、調査に反映すべき」という意見が出され、協議の結果、すべての議員から意見を聞くべきとの考えで一致しました。

このため、議会基本条例に規定する政策形成過程の7項目にもとづいて活用計画の事実関係、問題点の洗い出し、課題、論点、争点を明確にする作業に取り組み、このたび一定の整理ができたことから活用計画をテーマに全議員による政策討論会を開催し、議論を深め今後の委員会調査活動に反映させていきたいと考えています。

当日は傍聴も可能、インターネットによる中継も行います。
議会は議論の場。活発な意見が出され、実りある討論会になることをわたしも期待しています。
どうぞご期待ください。

政策討論会 次第


新嵐山スカイパーク活用計画

芽室町雇用促進住宅 

2020年07月28日 | 議会/委員会
今年度はもっと深まった議論ができる議員になりたいとスキルアップを目的に数年ぶりに市民派議員塾への参加を決めました。
初回の講座は2月に開催され、そのときは講師から「正村さんも講師になってみませんか」と声を掛けていただきました。
「わたしにできるのだろか?」と戸惑いもありましたが、自分の勉強だと思いやってみることにしました。

テーマは会計年度任用職員制度。
今年度から会計年度任用職員制度が導入されることが決まっていたので、予算議会の前に制度の理解と問題点などを整理して説明することがわたしに与えられたお仕事でした。自治体で働く臨時・非常勤職員(法改正があり、いまは会計年度任用職員)は年々増加しています。とくに直接住民と接する職場に多くの臨時・非常勤職員がいることから処遇改善は必要だと思っていました。
調べていくとさまざまなことがわかってきて、自分が一番勉強したかもしれません。
資料づくりは講師のアドバイスを頂きながら完成させました。

講座当日は時間との勝負で必死にしゃべりました。資料が多すぎたんですよね。
後日参加者から「予算議会でとても役に立った」と言っていただきました。
その感想を聞いてとてもうれしかった。
わたしにとっては市民派議員塾は議員活動の理念を学び、今の活動の原点をつくってきたところ。
だからこそその言葉に感動したのだと思います。

失敗を恐れずチャレンジするって思っている以上にたくさんのことを受け取ることができる。
講師から声を掛けて頂いた時、お受けしてよかったです。

毎回多くのことを学ぶ議員塾ですが、8月に開催予定だった講座は新型コロナウイルス感染症拡大により中止になりました。
残念ではありますが、感染が拡大している状況では適切な判断だと思います。

======================================
さて、雇用促進住宅の活用企業募集について

昨年度町は旧国立農業試験場住宅を国から購入しました。
労働者住宅として改修し、町内企業の労働力不足に対応しようとするものです。
8月1日から供用を開始しますが、すでに8月中旬から12戸の活用が決まっているとのこと。
先日の総務経済常任委員会で報告がありました。
http://mgikai.memuro.net/upload/file/g_committee/file11_1595397057.pdf

芽室町雇用促進住宅
*所在地 芽室町東2条南5丁目1−2
*募集戸数 24戸
*家賃 27,000円/月
*駐車場 1台1000円/月
*入居期間 原則12ヶ月以内
*入居できる方 町内企業(法人・個人)に勤務する町外在住者、その家族
*問い合わせ 芽室町役場商工観光課商工振興係 0155−62−9736

総務経済常任委員会では8月5日に現地調査を実施する予定です。

政策討論会の打ち合わせをしました

2020年07月27日 | 議会/委員会
今日は午後から議会事務局へ。
政策討論会開催について副委員長、事務局長と当日の流れを確認しながら打ち合わせを行いました。

開催の目的をきちんと伝えること、目的に沿った議論を行うためにはあらたに資料も作成しなくてはならないことに気が付きました。
資料づくりは明日の仕事にしよう。
だれがなにを説明するのか、発言はどうするのか、など流れを想定しながら考え方も整理。
せっかく議論をする機会なので大いに盛り上がってほしいと思っていますが、「敢えて自分の考えを表明しない議員もいるかも」というような話もあり、ちょっと驚きました。
それはないでしょ、議員なんだからとわたしはとっさに反応してしまうけど、そうじゃない人もいるということですね。

政策討論会は全員協議会の中で開催されるので、議長にもお伝えしなければ…とはなしていたら偶然にも議長の姿が…
その後は議長も加わっていただき、それまで議論していた内容とはまた違う点について指摘がありました。
16人議員がいれば物の見方はそれぞれです。
それを踏まえて問題点としてこんな点があるんじゃないのかとか、こういう考え方もあるのでは、という前向きな議論ができたらいいと思っています。

今日の打ち合わせが早く終わったら久しぶりに訪ねたかったお店があったのですが、すでに5時になっていたので諦めました。
議会事務局から出てから職員と少し話をしていたらあっという間に6時。
慌ただしく家に戻りました。

政策討論会の準備(新嵐山活用計画)

2020年07月24日 | 議会/委員会
定例会議が終わると委員会ごとに振り返り事項を委員が出し合い、今後の調査事項や委員会または議会運営に反映させる仕組みが芽室町議会にはあります。
6月定例会議の振り返りでは、わたしの行った新嵐山スカイパークに関する一般質問についての意見が多く出されました。

所管委員会としては新嵐山スカイパーク活用計画について調査を継続することを決定。
そして、今後新嵐山スカイパークについて議決を要する案件が予想されることから他委員会の委員との情報共有と課題の整理は必要であり、全議員で新嵐山活用計画について議論する場の設置してはどうか、という意見が出されました。

これを受けて、7月2日開催の議運において政策討論会の開催を要望したところです。

***********************************
芽室町議会基本条例では議員間討議が規定され、その具体的な方策として政策討論会が明記されています。

芽室町議会基本条例
第17条 議会は、町政に関する重要な政策及び課題等について、議会としての共通認識を深めるとともに、政策形成能力の向上を図るため、議員政策
討論会を開催します。
2 議員政策討論会について必要な事項は、議長が別に定めます。

**********************************

しばらくぶりの政策討論会です。
テーマは新嵐山活用計画。
議員が主体になって積み上げていかなくては意味がありませんので、7月に入ってから副委員長とは何度も打ち合わせをしながら進めてきました。
政策討論会の準備としてこれまで3回総務経済常任委員会を開催し、議会基本条例にある政策形成過程7項目について委員間で議論をしてきましたが、先日(7月22日)の委員会をもって所管委員会としての課題整理、論点、争点の明確化の議論を終えました。(現在、政策討論会用資料の最終確認の段階)
今後議運において政策討論会の開催日程が決定することになっています。

芽室町議会は議会改革に取り組んで何年にもなりますが、町民参加という項目を掲げて多くの町民、団体と意見交換をしてきました。
その中には観光や新嵐山についての意見も多くあり、いままで頂いた意見も考慮して議員が発言することは町民の声を政策に反映すること、そのものです。
計画の良し悪しだけにとどまらず、ワイナリー建設とキャンプ場整備の先にどんな新嵐山像を描いたらよいのか、もしも町の描く新嵐山の未来像が曖昧なら不足していることを補う、またはより具体的なものとして提示することができたら…とも考えます。
今はあまり言われなくなりましたが、これって機関競争というのかな
ムズカシイことばはよくわからないけどよりよい方向へ導いていきたい。

議員個人で動くのとは違って議会全体で議論することや理解してもらうことは時間が掛かりますが、その成果を考えるとこうした手法を用いることも必要な場合があります。なんといっても新嵐山スカイパークは町の財産ですから。


大雪山系めぐり

2020年07月24日 | 
お天気の良い日を選んで山歩きをしました。
今回は大雪山系をめぐる縦走です。ガイドブックや山をみてはいいなぁ、行ってみたいなぁと思っていましたがやっと実現!

始発のロープウェイに乗り姿見駅へ。
「あと10人です」との声、人数制限しているので通常の半分程度しか乗れません。

朝日を浴びた神々しい旭岳を登り、間宮岳、北鎮岳へ。



旭岳山頂は雲ひとつない晴天。トムラウシもよく見えました。
これからめぐる山々(比布岳、安足間岳、当麻岳)がよく見えます。



大雪渓を滑り、花を愛で、次々と変わる山並みに感動。
あっという間の10時間でした。


黒岳から北海岳、白雲岳を目指します。
北鎮岳の残雪、白鳥ですね。



白雲岳からはみごとなゼブラ模様が。
高根ヶ原の登山道や忠別岳、その奥のトムラウシ山がどーんとみえます。
ああ、きれい




14年ぶりに復活したという松仙園もめぐってきました。
雲が低くて永山岳や当麻岳はのぞめませんでしたが、ワタスゲが咲いていて幻想的でした。



選択的夫婦別姓制度の法制化を求める意見書

2020年07月24日 | 議会/委員会
6月議会では厚生文教常任委員会に選択的夫婦別姓制度の法制化を求める陳情の審査が付託されました。

わたしは付託された委員会に所属していませんが、陳情審査にあたっては、今回の陳情を提出された方を参考人として委員会に招致し、陳情趣旨について説明していただきました。参考人はご自身の言葉で夫婦別姓制度の必要性を丁寧に語られ、委員からの質疑については多様性が認められる社会にしていきたいという思いの答弁をされていました。
わたしも陳情者の思いに賛同するなぁと思いながら聞いていましたが、委員会ではこの陳情を「不採択とすべきもの」と決定。
とても残念な結果となりました。

6月議会最終日。
委員会の審査報告があり、陳情の採決が行われました。
「採択すべき」とする議員が8人、委員会報告を覆して陳情は採択されることとなりました!

選択的夫婦別姓は結婚後も夫婦が望めば結婚前の姓を名乗ることを選択できる制度です。
わたしがOLをしていた頃(30年以上前)は寿退社が当たり前でした。結婚が決まったら仕事を辞める、そして家庭に入って専業主婦になることに疑問を持たずにいました。
まだまだ不十分とはいえ、30年前よりも女性の社会進出は進み、女性の生き方も多様になってきました。
生き方の選択のひとつだったり、自分というidentityを大切にしたいと考えるれば夫婦別姓という選択肢も当然だと思います。

しかし夫婦別姓を選択することは法律上認められていないので事実婚となり、公的なサービス(主に税金関係の)が適用されなかったり、戸籍上の夫婦として認められない、子どもが生まれても父親の欄は空欄になり未婚の母として扱われてしまうなど不利益を被ることが多くあります。

内閣府が行った調査では結婚する人がもっとも多い30代の8割が選択的夫婦別姓制度導入に賛成・容認しています。
芽室町においても夫婦別姓を選択している家族がおり、一日でも早く法改正をしこの不平等を改善すべきだと考えます。

意見書は6月議会最終日に提出できなかったので7月臨時議会で提出、原案のとおり可決となりました。
良かった、よかった。

意見書の提案者としてわたしは質疑を受けていました。
困っている人がいるのだから現状をよりよい方向へ改善していく、そのために議論をする、そして法改正を求めていく、この流れは至極当然のことと思います。
「趣旨は理解する」「まずは議論をすべき」と主張される方と同じことなのに…と思いましたが、ご理解いただけず残念でした。



制限付き一般競争入札

2020年07月23日 | 議会/委員会
今年度から芽室町の入札制度に制限付き一般競争入札が導入されました。
入札制度についてまとめておきます。

町が売買、委託、請負契約を行う場合には、競争入札によることが基本とされています。
競争入札には一般競争入札と指名競争入札があり、制限付き一般競争入札は一般競争入札に含まれ、
制限付き一般競争入札は参加資格に条件を設けた入札方式です。

芽室町では近年公共工事が増加したことや議決を要する契約が増加したことが背景にあり、
工事の品質確保と入札事務の効率性を目的に設計金額が5000万円以上の建設工事、電気工事等が対象となります。

6月定例会議最終日の哺育育成施設にかかわる工事案件や7月臨時議会の小中学校情報通信ネットワーク環境整備工事は制限付き一般競争入札でした。
入札の基本は競争入札とはいえ、地域事情を考慮すれば大型工事等については入札制度の透明性が担保され、工事の品質確保と地元事業者の育成が図られるこの入札のあり方は芽室町にとってメリットがあります。

******************************************************

入札・契約制度について(総務省)
https://www.soumu.go.jp/main_content/000025877.pdf

同様の特性を持った企業による競争促進(総務省)
地方公共団体の契約締結方法は、前記のとおり地方自治法第234条の規定に基 づき一般競争入札、指名競争入札、随意契約及びせり売りの4つの方法が認められ ています。
このうち、一般競争入札は、不特定多数の者の参加を求め、地方公共団体に最も 有利な価格で申込みをした者を契約の相手方とする方式であって、国・地方問わず 従前からこの方式が契約締結の際の基本原則とされています。
一般競争入札は、広く門戸を開放し、多数の者を競争に参加させることにより、 公正な競争を維持するとともに経済的に有利な者を選択できるという利点はあるが、 不信用、不誠実な者等の契約の相手として適当でない者が一般競争入札に参加した 場合には、契約の適正な履行の確保が得られないおそれがあります。
このため、地方公共団体の入札契約手続を規定する地方自治法においては競争入札に参加しようとする者に対して、必要な資格等を定めることができるとされています。

旭岳・お花畑

2020年07月12日 | 
7月は山の花たちが開花する時期。
議会日程とお天気をみながらいつにしようかなと考えるのも楽しい。
いま旭岳ロープウェイは道民割期間中だし、お得感あってうれしいし。

今年のお花は開花したばかり!


こぼれ落ちそうなエゾツガザクラ






大好きなミネズオウ



裾合平はキバナシャクナゲが満開でした。