芽室町議会議員 正村紀美子のブログ 「つぶやきをかたちに」

いつも市民派ずっと無党派!
芽室町議会議員まさむらきみこのブログです。

山梨市/上野千鶴子さん講演会開催!

2014年03月17日 | インポート
山梨市長の判断で中止になってしまった上野千鶴子さんの講演会ですが、一転して予定通り開催されることになりました!よかったですね。開催を求める申し入れ書には、全国の自治体議員の有志33名が名前を列ねました。わたしも道内の知り合いの議員に呼びかけを行い、2名の方が応じてくれました。思いを同じくする仲間と深くつながることができた今回の出来事。普段はそれぞれの持ち場で頑張りながら、いざと言うときには駆けつけて、すっと立ち上がってくれる仲間がいることに感謝、感謝。

さて芽室町議会ですが、今日で予算審査は終わりました。明日は予算審査特別委員会の討論、採決です。予算については委員会で質疑をしましたが、さて明日の採決をどうしようかと思案中。明後日は一般質問&不適切会計調査特別委員会です。




上野千鶴子さん山梨市講演会中止事件への申し入れ

2014年03月16日 | インポート
すでに新聞報道されているので、ご存知の方も多いと思いますが、首長の恣意的な判断で予定していた講演会が中止になった事件が山梨市で起きました。行政手続にはなんら問題はなく、当日までの準備は進められていたにもかかわらずの出来事です。特定の意見を排除した首長の対応は、言論の自由を侵害するものであると考え、わたしも申し入れに賛同しました。

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上野千鶴子さんの「山梨市講演会の開催を求める」申し入れ人の呼びかけ

18日に山梨市で開催予定の上野千鶴子さんの「山梨市主催講演会」が当選した
ばかりの市長の横やりで中止になっている事件に対して強い憤りを感じています。
急きょ、市民派議員の連名で市長あての申し入れを出すことにしました。

議員の方(元職でも可)で、以下の呼びかけを読んで賛同していただけるようでした
ら、申し入れ人に名を連ねていただけないでしょうか。
なお、お知り合いに議員がいらっしゃいましたら、転送して広げていただければ幸い
です。

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(返信用)申し入れ人になっていただける方は、

〇表記の氏名:
〇所属議会名:

を寺町みどり midori@ccy.ne.jp まで返送してください。

とりあえずの締め切りは、「きょう3月16日午後8時」。
8時までに届いた分を、本文とともに今夜中に山梨市にfaxします。
同時にブログにアップして公開する予定。正本は市長あて郵送します。
取りまとめた申し入れ書は、報道関係にも送る予定です。
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新市長の望月清賢氏は前山梨県議で、日本会議のメンバー。
構図は、福井県や堺市立図書館での図書排除事件とおなじです。

昨日関連の記事と一緒に講演会中止事件のことをブログにアップしましたので参考に
してください。
〇山梨市で上野千鶴子さんの講演会中止に/山梨市講演会中止について ちづこのブ
ログNo.64
http://blog.goo.ne.jp/midorinet002/e/3a27d566f7e550978eb2f77a57a4286b

以下は、申し入れの文案です。
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                    2014年 3月16日 
山梨市長 望月清賢 様

「ひとりでも最期まで在宅で」講演会の開催を求める申し入れ(案)
                      
わたしたちは、3月18日に予定されていた山梨市主催の講演会「ひとりでも最期ま
で在宅で」が直前になって中止と決定されたことを知りました。
新聞報道等によると、中止を判断したのは市長自身とのことです。中止の理由は、講
師に依頼した上野千鶴子さんについて、過去の発言を挙げて「公費を使うのはいかが
か」という苦情が市民から届き、市長が「性に関する発言や著書タイトルを見て、市
が主催する講演会の講師としてふさわしくないと考えた。」とのこと。
市長が講演会の中止を決めたことにより、講演会に申し込んだ164人の市民の方た
ちは、講演を聞く機会を失うことになります。
自治体の事業は、市民の税金で市民の利益ためにおこなうものです。一部の偏見に満
ちた苦情に同調し、特定意図によって講師を排除する市長の行為は、市民の権利を侵
害し、かつ、講演会を聴きたいと申し込んだ市民を差別するものです。講師に対して
も非礼です。
このような、特定の講師を、発言や著作を理由に排除する行為は、憲法に定められた
思想の自由、表現の自由、基本的人権を侵害しています。
この講演会は山梨市主催で、計画立案も意思決定も正当な手続きを経てなされ、今年
度事業として予算も決定しているものです。その財源は市民の税金です。とうぜん、
市側が講師に上野千鶴子さんを選び、講師依頼も済んでいますから、市と講師との間
で契約が成立しています。地方公共団体が他者と契約した場合、事業の実施直前に
なって、正当な理由もなく一方的に契約破棄をすることは、許されることではありま
せん。
「地方自治法」第一条の2は、地方公共団体の目的として「住民の福祉の増進を図る
ことを基本として」と規定しています。また、第一条の14で「地方公共団体は、そ
の事務を処理するに当たっては、住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で
最大の効果を挙げるようにしなければならない」、同16 で「地方公共団体は、法
令に違反してその事務を処理してはならない」、同17で「前項の規定に違反して
行った地方公共団体の行為は、これを無効とする」と定めています。市長の判断は、
このいずれの規定にも違反するものです。正当な手続きを経て決定した事業を、市長
の一存でやめさせるということは、あってはならないことです。この事業に尽力した
職員の働きをも無に帰するものです。
行政は定められたルールに則って政策や事業を実施しています。今回、市長が一部市
民の苦情に起因して思いつきの中止決定をしたことは、行政のルールから逸脱してい
ます。   
今回の一連の市長の行為は恣意的で、長に許された裁量を著しく逸脱した違法な行為
であり、権力の乱用です。
以上のように、市長が、上野千鶴子さんを講師としてふさわしくないと考え講演会を
中止したことは、違法な行為ですから、とうてい容認することはできません。
わたしたちは貴職に対し、すみやかに中止を撤回し、現状復帰されるように求めま
す。 
同時に、わたしたちは自治体議員として、このような行政の長による講演会事業への
著しい不当、違法な関与を看過することはできず、強く抗議します。      
  以 上
○○市議会議員  ○○○○
    外(別紙)  名
 
3/16 12時時点(申し入れ人・50音)  
池渕佐知子  大阪府吹田市議会議員
小川満美   三重県桑名市議会議員
海住恒幸   三重県松阪市議会議員 
呉羽真由美  京都府木津川市議会議員
小林純子   長野県安曇野市議会議員
今大地晴美  福井県敦賀市議会議員
島村紀代美  愛知県日進市議会議員
寺町知正   岐阜県山県市議会議員
正村紀美子  北海道芽室町議会議員

(連絡先) 
「女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク」事務局・寺町みどり 
岐阜県山県市西深瀬208 
T/F:0581-22-4989
(申し入れ人筆頭) ○○○○
T/F 

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以下は関連の新聞記事です。
なお、WANサイトおよび上野さんのブログがアクセス集中で開きにくいので、
全文を読みたい方はご連絡ください。

「山梨市、上野千鶴子さんの講演会中止 反対意見寄せられ」@朝日新聞デジタル
http://digital.asahi.com/articles/ASG3G3FZ5G3GUZOB002.html
2014年3月14日19時52分

 山梨県山梨市が、18日に予定していた社会学者の上野千鶴子さんの講演会を中止
したことがわかった。介護や、最期までひとりで生きる心構えを語る予定だったが、上
野さんの別のテーマでの発言を問題視する人から反対が寄せられ、市長が中止を決め
た。

市によると、講演は昨秋、依頼。今年2月に広報し、164人の参加希望があった
一方、上野さんのツイッターやコラムでの発言を例に「公費で催す講演会の講師として
ふさわしくない」という意見が約10件メールなどで寄せられた。
例示されたのは、読者の悩みに答える朝日新聞のコラム「悩みのるつぼ」で、少年
の性欲の悩みに対し、異性とのつきあいについて上野さんが答えた2012年12月8
日付の回や、「セクシィ・ギャルの大研究」「スカートの下の劇場」などの著書タイト
ル。 今年2月の市長選で初当選した望月清賢(せいき)市長が問題視し、市は3月5日
に中止を決め、参加希望者に連絡した。市のサイトでも「諸事情により中止」と説明し
ている。 望月市長は14日、取材に対して「寄せられた資料を見て、市の講師としてはふさ
わしくないと判断した。会場が混乱するようなことがあると上野さんにも迷惑がかか
る」と説明した。
 上野さんは「5日に市の担当者から講演中止のメールが来た。市長名の公文書を要
求し、12日、担当者が持参し説明に来た。講演テーマとは関係ない話で反対がいくつ
かあったというが、164人と多くの人が申し込んで楽しみにしていてくれたもので、
納得いかない」と話している。

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「山梨)「学ぶ自由を侵害」と批判も 上野さん講演中止」@同上山梨版
http://digital.asahi.com/articles/ASG3G61RXG3GUZOB00V.html
2014年3月15日03時00分

 社会学者の上野千鶴子さんによる在宅介護をテーマにした講演会を山梨市が中止し
た。介護とは関係のない、上野さんの過去のコラムなどを問題視したものだが、識者か
らは「市民が学ぶ自由を侵害する」と批判の声も上がっている。
講演会は「ひとりでも最期まで在宅で」のタイトルで、18日夜に山梨市民会館で
開催される予定だった。市介護保険課は「上野さんは在宅介護や訪問診療の実情に詳し
い。病院や施設ではなく、住み慣れた家で最期まで暮らすにはどうすればよいか話して
もらう予定だった」と説明する。

 2月下旬発行の市広報誌3月号で参加者を募集したところ、上野さんの過去の発言
を挙げて「公費を使うのはいかがか」という苦情がメールなどで約10件寄せられた。
2012年12月に朝日新聞に掲載された男子中学生の性欲に関するコラムのほか、沖
縄問題に関するツイッターのつぶやきなども例示されていたという。

 望月清賢市長は「性に関する発言や著書タイトルを見て、市が主催する講演会の講
師としてふさわしくないと考えた。会場で混乱が起きると上野さんに迷惑がかかるし、
市民からも『市は何をやっているんだ』と批判を受ける。今回はお断りしたほうがいい
と判断した」と話す。

 これに対し、山梨学院大の山内幸雄教授(憲法学)は「市長の権力行使にも制限が
あり、中止にするならば合理的な理由が必要。事実ならば、市長は明確に理由を説明す
る責任がある」と話す。山梨大の石塚迅准教授(憲法学)も「中立であるべき行政が特
定の思想信条を認めないように受け止められる。上野さんの思想の自由だけでなく、学
びたいという市民の学問の自由を侵害することにもつながる」と指摘する。

 3月5日の中止決定までに参加を申し込んでいた164人には、市がはがきで中止
を連絡した。介護保険課には「講演を聴きたかったのに、本当に残念」という声が複数
寄せられているという。(谷口哲雄、渡辺嘉三、松本千聖)

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・・・
「上野千鶴子さん講演会 過去の発言理由に中止 山梨市 識者「思想選別」と指
摘」
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2014/03/14/2.html
2014年03月14日(金)山梨日日新聞

 山梨市は13日までに、18日に市内で予定していた社会学者上野千鶴子さんの講
演会を中止することを決めた。市が昨年10月に講演を依頼し、上野さんは介護をテー
マに講演する予定だったが、望月清賢市長が就任後、中止を決めたという。

 望月市長は取材に「少年の性をめぐる過去の発言などから、講師にふさわしくない
と判断した」と説明した。上野さんは「講演内容とは関係なく、納得できない」と反
発。専門家からは「思想信条を選別するような行為だ」との指摘が出ている。

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「過去の発言理由…上野千鶴子さん講演、中止に 山梨市」
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140314/trd14031419010019-n1.htm
2014.3.14 18:58産経新聞

 山梨県山梨市が、18日に予定していた社会学者上野千鶴子さんの講演会を急きょ
中止にしていたことが14日、分かった。「過去の発言などから、講演会の運営に支障
を来す恐れがある」と判断したという。
 上野さんは共同通信の取材に「筋の通らない決定だ。中止の理由には納得していな
い」とコメントした。
 山梨市によると、昨年10月、上野さんに在宅医療や介護をテーマにした講演を依
頼。2月から市のホームページなどで参加者を募集し、164人が申し込んだ。しかし
市民から「問題発言の多い上野さんを公費で呼ぶことはおかしい」などの意見が複数寄
せられ、望月清賢市長が中止を決めた。
 市は5日、講演会を中止することを上野さんにメールで連絡。12日には市長名の
文書を、職員が上野さんに手渡した。

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・・・
「「過激な言論ある」上野千鶴子さんの講演会中止」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140314-OYT1T01189.htm
(2014年3月15日 読売新聞)

 18日に山梨市で開催予定だった社会学者の上野千鶴子さんの講演会について、主
催する同市が「上野さんの過去の言動が講師としてふさわしくない」として、中止を決
めたことが14日、わかった。

 市介護保険課によると、昨年10月、「おひとりさまの老後」などの著書がある上
野さんに在宅医療や介護をテーマに講演を依頼。聴講希望の募集には164人の申し込
みがあった。だが、市に対し「性について過激な言論のある上野さんを呼ぶのはどう
か」などの意見が複数寄せられたため、市は今月5日、中止を決めたという。

 望月清賢市長は「混乱を招くおそれがあるため」と中止の理由を説明。上野さんは
「過去の発言と今回の講演内容は無関係で、筋が通らない。納得できない」と話してい
る。
(2014年3月15日07時35分 読売新聞)

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「「過去の発言問題」と山梨市 上野千鶴子さん講演中止」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014031502000108.html
2014年3月15日 東京新聞

 山梨県山梨市が、十八日に予定していた社会学者上野千鶴子さんの講演会を急きょ
中止にしていたことが十四日、分かった。「過去の発言などから、講演会の運営に支障
を来す恐れがある」と判断したという。
上野さんは共同通信の取材に「筋の通らない決定だ。中止の理由には納得していな
い」とコメントした。
 山梨市によると、昨年十月、上野さんに在宅医療や介護をテーマにした講演を依
頼。二月から市のホームページなどで参加者を募集し、百六十四人が申し込んだ。しかし
市民から「問題発言の多い上野さんを公費で呼ぶことはおかしい」などの意見が複数寄
せられ、望月清賢(せいき)市長が中止を決めた。
 市は五日、講演会を中止することを上野さんにメールで連絡。十二日には市長名の
文書を、職員が上野さんに手渡した。
 望月市長は取材に、少年の性をめぐる上野さんの過去の発言などに問題があったと
して「講演会での発言によっては、会場で混乱を招く恐れがあり、講師として公費で呼
ぶことはふさわしくないと判断した」と話した。
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一般質問の通告をしました

2014年03月07日 | インポート
3月定例会議での一般質問を通告しました。今回は2項目について行ないます。

1放課後の子どもの居場所づくりについて
1) 平成24年8月に「子ども・子育て関連3法」が公布され、すべての市町村に「子ども・子育て支援事業計画」の策定が義務づけられました。本町においては、平成25年9月定例会議で子ども・子育て支援事業計画ニーズ調査等業務委託料189万円が補正予算として計上されている。ニーズ調査の進捗状況および子ども・子育て会議の設置状況について伺います。
2) 「子ども・子育て関連3法」の中の「児童福祉法」の改正により、放課後児童クラブは対象児童が「概ね10歳未満」から「小学校に通学している児童」に拡大した。法改正に関して、町の今後の取り組みはどのようか。
3) 農村地区における放課後の子どもの居場所づくりについて伺います。
上美生小学校区は、保護者を中心とする運営委員会が運営し、南小学校区は放課後子ども教室を実施し対応している。地域の特性は尊重すべきであるが、省令が示す運営基準に沿った事業内容の確保は必要だと考える。農村地区における放課後の子どもの居場所づくりについて町の考えを伺います。
4)「芽室町放課後子どもプラン」(平成25年3月策定)では、児童クラブの運営を民営化や指定管理者制度の導入も視野に入れ検証するとある。検証状況と今後の見通しについて伺います。

2通学路の道路整備について
町道芽室北西通りは、JR根室本線と芽室中学校サッカー場の間に位置し、芽室小学校および芽室中学校に通学する児童・生徒の多くが利用する通学路である。芽室北西通りは車両通行禁止であるが、ひび割れ、陥没など道路の傷みが激しく、芽室栄通橋トンネル付近は傾斜もあり、見通しが悪い。小学生は徒歩、中学生は自転車で通学しているが、登校時間が重なるため大変混雑している。幸い大きな接触事故にはつながっていないが、早急に道路整備を行なう必要があると考えるが、次の点について町長に伺います。
1) 町は、芽中北西通りを利用する児童・生徒数はどれほどいると認識しているか。
2) 芽中北西通りの現状の認識と今後の修繕計画はどのように考えるのか。
3) 通学路の安全を確保するため、都市計画にもとづく宅地開発の状況や宅地開発による児童生徒数推移などの情報を教育委員会と共有してはどうかと考えるが、通学路の道路整備に関して、今後町はどのように取り組むのか、うかがいます。

一般質問は3月19日の3番目、予定からいくと午後の一番目の予定です。

工事費の不適切会計についての特別委員会ですが、前回(2月26日)の特別委員会では、コンサルの瑕疵、口頭契約のこと、不足額として町が説明している515万円は正しいのか、について質疑を行ないました。町は「検討していく」との答弁にとどまり、検討結果については次回の委員会に持ち越しとなっています。「随時監査報告」の資料についても質疑したいと思っています。第3回特別委員会は3月12日9時30分からの予定です。