二月だったか、ワイフの実家を訪ねた時、近所の人の畑を通りすがりに見ると、茎元のところで切ったダイコンがそのまま畑に立っていました。
“あれも保存の一種か! ” と思ったものです。でも、“根先は生きているので生長は続けるのではないかな!?” との疑問も持ちました。
私も真似して同じようにして畑にそのままにしておいたのですが、案の定、切った部分から芽が出て茎に育ち始めてしまいました。
買ってきた野菜のヘタを小皿に置いておくとそこから育ち出すことがありますよね。
これを「再生野菜」と言うのだそうです。
トマトの芽かきをした茎を土に挿しておくと、苗として育てられるのも、この「再生野菜」としての生かし方なのですね。
植物は強い! 再生能力が高いので、一部が残っていれば再生するのですね。
我が家のダイコンも、まさにこれだったのです!
“ダイコンとしては薹(とう)がたっているだろうし… ” と判断したのですが、そのまま残して花を咲かせることにしました。
だって、『ほんの小さな出来事が~♫』と歌詞とメロディーが浮かんできて、これは私の勘違いでこの曲は『サボテンの花』という「チューリップ」の歌なのですが、なぜか、私の頭の中では “だいこんの花” と結びついてしまっているのです。
そして、さらに、テレビドラマの『だいこんの花』が思い出されたのです。森繫久彌さんや竹脇無我さんの声や顔もよみがえってきました。
さらには、森繫久彌さんの名調子の『知床旅情』を森繫さんのマネをして歌ってしまいました。
ところで、この『知床旅情』がどんな時に生まれたのかも感動ものですよ。ネットで調べてみてくださいね。
もちろん加藤登紀子さんが歌う『知床旅情』も顔や声も浮かんできましたよ。
というのも、加藤登紀子さんは滋賀県の『琵琶湖周航の歌』を歌っておられて、私にとってはとても身近な歌手なのですから。
『だいこんの花』は<https://youtu.be/WD9rksaqCoo?t=9>こちらで、『知床旅情』は<https://youtu.be/tfjKZD03Ox8>で聴いてみてください。どちらも、いい歌ですよ。
さてさて、そのダイコンの花なのですが、ちいさくて可憐(かれん)ですよ。見てくださいね!!
次の赤いのもダイコンの花なのですよ。
さて、その根元を見れば、ご覧の通り “ダイコンの切り株” なのです。花からすれば、ちょっと驚きの姿ですね。
でも、これが “生きる” ということなのですよね!?
蕾(つぼみ)が沢山ありますから、もう少しの間、花を楽しむつもりです。
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