日々の彩り、日々色直し

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奥永源寺で『匠の祭』がありました

2019-10-20 18:42:34 | 暮らし

新聞の地域の情報欄で、今月11~14日にかけて奥永源寺の筒井神社周辺で、木地師や木工作家さんらが『匠の祭』と題して制作実演や作品の展示・販売をされることを知りました。食のブースがあることも。
ちょうど台風19号が通過する時でしたので実施されるかどうか不安でしたが、台風が通り過ぎた13日にネットを見ると “中止” の文字はありませんでしたので、14日にワイフと愛犬モモとで向かいました。
永源寺ダムを越えて道の駅「奥永源寺渓流の里」の手前からの道は対向ができない細いほそい道でした。
すべての道程の1/4がこの細いほそい道だったのです。ですから “対向車が来ませんように!!” と願いながら、結構デンジャラスな運転をすることになりました。

神社前の5会場で、陶芸家、能面作家、彫刻家、漆芸作家、版画家、革職人、ガラス作家、日野椀作家さんたちが作品の展示と販売、いくつかの実演に目を見張りました。
5会場はお寺の本堂や民家などでした。

第一会場の入り口の門のところにはこの写真の「足踏みろくろ」の展示がありました。

この台の下にペダルが2本あって、左右の足で交互に踏みます。すると写真の奥に写っている筒が、その筒に巻きつけられているロープで回転するのです。
一踏みで、例えば右回転をすると、次の一踏みで左回転をすることになります。
今使われている電動ろくろはスイッチを入れると、一方方向に回り続けます。私も使い始めたばかりですが、作業が続けやすいです。
ですから、この「足踏みろくろ」の使い方のむつかしさは優(ゆう)に想像できます。技術も時間も雲泥の差だと想像できます。
とてもいいものを見ることができました。

5か所を回って、ワイフは友だちたちに小物を買って、私は何人もの作者さんと話ができて、この『匠の祭』に来てよかった、勉強になったとつくづく思いました。

それから、作者さんの一人は私の元同僚でした。定年前に退職して木工の技を学んだそうです。本人曰く『今は奥さんに食べさせてもらいながら制作に励んでいる』とのことでした。昔話にも花を咲かせて、思い出深いひと時ともなりました。

実は今日(20日)、高島市朽木の「源流の駅 山帰来(さんきらい)」で行わていた「第8回 栃(とち)の木祭」に行ってきました。次回のブログに書きますね。


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