木下寄席 きおろしよせ

生で落語を聴く会

1/24 本「芝浜謎噺」

2019-01-24 17:47:23 | 日記
最近ちょっと、気楽な本を読みました。これが、落語好きには喜ばれそうに思って紹介します。
神田紅梅亭寄席物帳シリーズ二作目 「芝浜謎噺」 著:愛川晶
推理小説の作家ですが、落語ファンとして読んで面白いです。落語家がどういう風に噺をいじるのか。素人には分からない部分で一門や口述の系譜が分かる。落語通の一握りには当たり前のことでしょうが、にわかファンには面白かったです。
同じ作家の「黄金餅殺人事件」は、文末に平成30年8月に八代目林家正蔵師匠の長女藤澤多加子さん、正雀師匠、作家の愛川晶氏の特別鼎談が掲載されている。いい話だ。
落語家にも商売人と落語家さんがいると、誰かが言っていた。サークル活動の落語会でもそうした二種類の師匠に会うことがある。有り難い師匠方が印西に足を運んでくださる。口下手で、対面すると、肝心の挨拶が出来ない。いつもの軽口が出ない。自己嫌悪に陥ります。師匠方お許しを。