上野広小路亭は狭く、換気の悪そうなイメージがあった。今回、ソーシャルディスタンスに気をつけての開催です。
体温測定、料金もパンフレットも受付の人の手を触れないよう細心の注意。スリッパも無く、上履きを持参した。会場内は驚くほど空気の流れがあった。天井近くに大きな窓があったのだ。よく通った会場であるが、大きな窓があったことを初めて知った。
「桂米紫ひとり会」
一 桂米紫「東の旅 発端」喜六・清八の伊勢参りの道中の噺である。米朝一門ではまずこの噺を覚えるらしい。柳家で言うところの「道灌」のようなもの。張り扇と小拍子を覚えるにも丁度よい。面白くない噺とハードルを下げ、大いに笑わせた。軽妙な味わいと、間の取り方のうまさで笑う。
一 瀧川鯉舟「壺算」東の旅の鳴り物担当として、緊張感が大きかったらしい。落ち着きを取り戻して、わかりやすい壺算であった。くどさのない、いい感じの軽さはまた聴きたくなる。
一 桂米紫「ぜんざい公社」昔昔亭桃太郎師匠を聴いたことがある。米紫師匠は導入のマクラもうまい。何でもありの役人を見ていると、現実味を帯びる。
仲入
一 桂米紫「たちぎれ線香」ネタ出しの演目である。前半部分で大いに笑わせ、後半でしんみりと。あっという間に終わった感じである。マクラも無駄がない。米朝一門では、米團治師匠の同演目を聴くが、演者によって味わいの違いが面白いです。
次回の「桂米紫ひとり会」は、11月7日(土)18:00~、上野広小路亭です。予約受付開始は9月下旬を予定。コロナの関係で予約受付が遅めになっています。
コロナウィルスの猛威が収まることを祈りたい。
体温測定、料金もパンフレットも受付の人の手を触れないよう細心の注意。スリッパも無く、上履きを持参した。会場内は驚くほど空気の流れがあった。天井近くに大きな窓があったのだ。よく通った会場であるが、大きな窓があったことを初めて知った。
「桂米紫ひとり会」
一 桂米紫「東の旅 発端」喜六・清八の伊勢参りの道中の噺である。米朝一門ではまずこの噺を覚えるらしい。柳家で言うところの「道灌」のようなもの。張り扇と小拍子を覚えるにも丁度よい。面白くない噺とハードルを下げ、大いに笑わせた。軽妙な味わいと、間の取り方のうまさで笑う。
一 瀧川鯉舟「壺算」東の旅の鳴り物担当として、緊張感が大きかったらしい。落ち着きを取り戻して、わかりやすい壺算であった。くどさのない、いい感じの軽さはまた聴きたくなる。
一 桂米紫「ぜんざい公社」昔昔亭桃太郎師匠を聴いたことがある。米紫師匠は導入のマクラもうまい。何でもありの役人を見ていると、現実味を帯びる。
仲入
一 桂米紫「たちぎれ線香」ネタ出しの演目である。前半部分で大いに笑わせ、後半でしんみりと。あっという間に終わった感じである。マクラも無駄がない。米朝一門では、米團治師匠の同演目を聴くが、演者によって味わいの違いが面白いです。
次回の「桂米紫ひとり会」は、11月7日(土)18:00~、上野広小路亭です。予約受付開始は9月下旬を予定。コロナの関係で予約受付が遅めになっています。
コロナウィルスの猛威が収まることを祈りたい。
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