今日の落語会は演者も観客も楽しく、幸せな時間を共有できた。
終演が10時を回っても、お祝いの心待ちが、その場を去りがたくしていた。
立川志の八、2017年11月をもって立川志の輔一門の2番目の真打ちの誕生である。名前はそのままで真打ちとなる。
ポスターでお分かりのように、志の八師匠の真打ちがスタートだという思いの強さは、尋常ではく強い。楽しみだ。
午後6時半開演。
一席目 立川晴の輔「寿限無」晴の輔師匠の寿限無はちょっと違うのだ。他がサゲるところから始まる感じである。先輩としての祝いの気持ちが出ている。
二席目 立川生志「看板のピン」
三席目 立川左談次「長短」マスクに✖を見た時、談志家元を思い出した。まくし立てはなくとも、まさしく長短だ。左談次師匠の心意気を見た。
四席目 柳家花緑「親子酒」五代目小さん師匠からの縁を改めて感じるマクラを聞きながら、おぉおぉと納得する。
五席目 立川志の輔「バールのようなもの」
仲入
口上 温かく和やかな雰囲気の口上は、本人はもとよりお客も嬉しい。緊張が少しはとれたろうか。
ダメじゃん小出「ジャグリング漫談」
六席目 立川志の八「竹の水仙」演者によって色合いが違うものだ。宿屋の夫婦のやりとりが面白い。所作も工夫していていいね。
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