to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

ディック&ジェーン 復讐は最高!

2007-09-10 21:20:33 | the cinema (タ行)
原題 FUN WITH DICK AND JANE
製作年度 2005年
監督 ディーン・パリソット
出演 ジム・キャリー/ティア・レオーニ/アレック・ボールドウィン/リチャード・ジェンキンス

77年のジョージ・シーガル、ジェーン・フォンダ共演『おかしな泥棒ディック&ジェーン』のリメイク作品。

IT企業・グローバダイン社で働くディック(ジム・キャリー)は、妻ジェーン(ティア・レオーニ)と息子とのリッチな家庭生活に満足していた。
だが昇進したばかりのある日突然、同社のCEO(最高経営責任者)であるマカリスターは自社株のほとんどを売り払って自分だけ大儲けした後、会社を破綻させるてしまう。
失業し、生活費にすら困ったディックとジェーンは思わずコンビニ強盗に手を染めてしまい、味をしめたふたりは強盗を繰り返すように
やがて嘗ての同僚たちの悲惨な現実をみて、ディックはマカリスターから大金を奪い、復讐しようと計画する。

久しぶりのジム・キャリー作品はやっぱり楽しい
楽しいけど、笑っちゃったけど、なにか心からスカッとしない。

それは日本でも多く見られた、サラリーマンの悲哀があまりにもストーリーとシンクロするから。
マイホーム購入直後の倒産―
「若干名採用」に列を成す就職希望者―
それらのニュースや特集などの記憶が甦り、「・・そうそう、そぅなのよねぇ~」
と、シミジミしちゃったりして

ビビリながらの勢いコンビニ強盗
夫をたき付ける訳でも、諌めるでもなく只一緒に行動する妻のティア・レオーニ、最高
成功しちゃったから、今度は変装して成功し調子付いていく辺りは素直に可笑しかったけど
そのまま、最後の「復讐成功」~で、なんか誤魔化されちゃった感じ?
ここで一緒に観ていた子供がツッコミ~「終りかよっ」

オリジナル版、ジェーン.Fも、ジョージ・シーガルも好きだったのになぜかこれ、(たぶん)観ていない。
若い時のほうが何も深く考えないで、楽しめたかも知れないのに、残念
コメント (12)
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