to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

虹の女神 Rainbow Song

2007-09-26 12:14:46 | the cinema (ナ行)
  いつも近くにいた―
製作年度 2006年
製作国・地域 日本
上映時間 118分
監督 熊澤尚人
脚本 桜井亜美/齊藤美如/網野酸
音楽 山下宏明
出演 市原隼人/上野樹里/蒼井優/酒井若菜/相田翔子/小日向文世/佐々木蔵之介/尾上寛之/田中圭/田島令子

映像制作会社に入社したての岸田智也(市原隼人)は、ドジな性格が災いして上司の罵声を浴びる毎日を送っていた。そんなある日、智也の大学時代の親友、佐藤あおい(上野樹里)が、アメリカで命を落としてしまう。智也はあおいの家族を空港まで送るが、目の不自由な妹のかな(蒼井優)が渡米しないと言い出す。 (シネマトゥデイ)


単純で脳天気、でも目の前の事にいつも一生懸命。
受身でひとりでは何も出来ない、キミが居たから輝いていた―智也の青春。

最悪の印象のストーカー青年だった智也が
夢に向かって積極的に進むあおいの人生にかかわっていく―虹を見たあの日から

あおいにどつかれ主演俳優としてキスシーンも演じた
妹と3人でお祭りにも行った
スピード恋愛もした、、、あおいと一緒に。

いつも先を歩いているあおい。
そんなあおいがアメリカ行きを前に、オンナ心を垣間見せたのに
大切な時に、大事なものに気がつかず
いつもの明るい友達のまま、背中を押してしまう。。。

きらきらと輝いていた青春時代のほろ苦い終焉

代筆の手紙、虹を見た日の紙幣のリング・・・
秘めた想いを胸に、傷ついたまま帰らぬ人となったあおい・・・

幼すぎる25歳の智也と、不器用すぎるあおいを
市原隼人くんと上野樹里ちゃんが、爽やかに、鮮やかに演じていました
もどかしく、切ない、帰りこぬ青春の痛みを思い出させる1本。