to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

奇跡のシンフォニー

2008-06-26 01:09:46 | the cinema (カ行)
きっと会える。
この音の先に、愛が聞こえるから。
原題 AUGUST RUSH
上映時間 114分
脚本 ニック・キャッスル
監督 カーステン・シェリダン
音楽 マーク・マンシーナ
テーマ曲 ハンス・ジマー
出演 フレディ・ハイモア/ケリー・ラッセル/ジョナサン・リス=マイヤーズ/テレンス・ハワード/ロビン・ウィリアムズ/ウィリアム・サドラー/レオン・トマス三世

ニューヨークの養護施設で育った11歳の少年エヴァン。生まれつき類い希な音感を持つ彼は、音楽を通じていつか両親に出逢えると信じていた。だが、その実の親であるライラとルイスは息子が生きていることをまだ知らない。11年前、新進チェリストのライラとロック・ミュージシャンのルイスは運命的に出会うもライラの父によって仲を引き裂かれ、その後妊娠した彼女は交通事故に遭い、死産したことを知らされた。以来、ライラは傷心の日々を過ごし、彼女を失ったルイスは音楽への情熱も失い息子の存在も知らないまま金融業界へ身を投じていた。そんな両親への思いが募るエヴァンは、ある時ふとしたことから施設を抜け出し、マンハッタンに辿り着く。やがて、ウィザードと呼ばれる元ストリート・ミュージシャンにギターの才能を見出され、両親探しのきっかけを掴むエヴァンだが…。allcinema ONLINEより

この夏一番観たかったフレディ・ハイモアくんの感動作ということで、楽しみにしてました♪
なにしろ予告がよかったもの!

個人的にはチェロの音が大好きなのと、これまた好きなケリー・ラッセル
何と言っても『マッチ・ポイント』以来のジョナサン・リス=マイヤーズ!
2人のミュージシャンぶりも楽しみでした

一応、、11年後のふたり・・

何度もみた予告でもううるうる状態だったので、ハンカチ2枚用意して号泣に備えましたが、
あらっ??涙はこぼれませんでした~

ストーリーも劇場予告で全部予習済みだし
予告以上のものというと、やはりジョナサンのライブシーンの素敵さ
キケンを含んだどこか哀しげな、あの眼がいいです~
そして、三者三様の音楽をひとつにして聴かせるシーンは好きだったなぁ

テレンス・ハワード扮する児童福祉員を始め、
孤児院を出たエヴァン(フレディ・ハイモア)をニューヨークまで乗せてってくれて
お金までくれた運転手や、アーサー、ウィザード(ロビン・ウィリアムズ)さえも
全て無駄な出会いなどない、
エヴァンが奇跡の天才音楽家だとしても、
その純粋な両親への思いがいい出会いを生んでいったように思う。

ハンス・ジマーのテーマ曲を始め、力強く幸せに向かうゴスペルなど
最後まで素敵な曲を堪能できますよ
予告から受ける印象とは違って、そんなに感動作って程でもないし、
どちらかというとお伽噺のような展開で、重くもないので
デート・ムービーとしてはいいかもしれません。
コチラもまた"寸止め"っていうんでしょうか、ハッピー・エンドのお約束シーンはなく
そこはちょっと寂しい。。。
ベタでも私はもう一歩近づいたラストが良かったな~