ぼやけた明日が、輝きだす――
MEIN BLIND DATE MIT DEM LEBEN
上映時間 111分
原案 サリヤ・カハヴァッテ
監督 マルク・ローテムント
出演 コスティア・ウルマン/ヤコブ・マッチェンツ/アンナ・マリア・ミューエ/ヨハン・フォン・ビューロー
ドイツの一流ホテルで実際にあった感動の実話を映画化した伝記ドラマ。
スリランカ人の父とドイツ人の母を持つ真面目で成績優秀な青年サリヤだったが、先天性の病気で10代で視力の95%を失ってしまう。それでも一流ホテルで働きたいという夢を諦めきれない彼は、弱視であることを隠してミュンヘンにある最高級5つ星ホテルで見習いとして働くチャンスを得る。やがて同じ研修生でお調子者のマックスが良き理解者となって、彼の努力を親身にサポートしてくれるようになる。そんなマックスの助けも借りながら、周囲にハンデを悟られることなくホテルの研修課題を一つひとつクリアしていくサリヤだったが…。
世の中には生まれつき目が見えない人もいる。けれど、、
サリアは突然視力の大半を奪われる。今まさに社会に出ようという年齢で。。。
彼が弱視となってからは、その5%の視界が映し出されるのですが、
その状況を織り込んで観客は彼と共に行動していくので、とても怖いデス。
目の病気になった方なら余計にその恐怖を感じながら、
サクサクと映し出される、ホテルでの研修の現場に立ち会うことになり――
マックスの協力無くしては乗り越えられない様々な課題をクリアしていく様子が
コミカルに、テンポよく展開していくのですが…―
僅か5%の視力を、嗅覚と聴覚でカバー。それでもキケンは至る所に!
キッチンのシーンでは心臓がバクバク
バーの研修では目が痛くなり、、、思わず涙。。。
そして!
観客も予想したであろう恋人の息子との公園での出来事に、胸がつぶれそうに
明るく、前向きで、努力家のサリーの姿に心を掴まれて、胸をアツクするけど、
いかに秀才で努力家であろうと、周囲の善意や協力無くしては叶わなかった夢。
急ぐならひとりで行け
遠くへ行くなら~・・・上手いこと言いますね♪
情熱を持ってひたむきに頑張るヒトを支える、善き人たちとの出会い。
人生は出会いだなあ・・・と、今回も感じたものでした
とても良い作品でした
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