名前はちゃんとあるのでしょうけれど。

亡き夫が植えたつつじなので、私達家族は「お父さんのつつじ」と呼んでいると前にもブログに書いた。
夫は樹木が大好きで、家を買った時、所狭しと木を植えた。
夫が亡くなった後、その世話はとっても大変で音をあげた私は、家を建て替える時、このつつじともう一本のつつじを残して、庭に植わっていた木を全て撤去した。
夫亡き後、春は何度も巡り、毎年つつじが咲く。
花が涙でにじんで見えた事も数知れなかったが、随分と時が経った。

昔、何故だか私が住んでいた地域ではこの花を「貧乏草」と呼んで嫌っていた。
家に持ち込みはご法度で、摘んで帰ると祖母に怒られたものだ。
今見ると可愛い花と思うけれど。
我家は貧乏だったからかなぁ?
庭の手入れをサボっていたからね、お休みに草取りします。