ドラマ「リエゾン ーこどものこころ診療所ー」
児童精神科のクリニックを舞台に、発達障害を抱えるこどもとその保護者に寄り添う、自らも発達障害のあるドクターの物語。
人は誰しも少しは凸凹があると思うんだけれど。
今の社会は特性があるなしに関わらず、こどもに寛容ではないところがあるから、発達障害があるこどもにとって、より生きづらいことであろうと、毎週切ない思いで観ている。
決してお母さんのせいではないのに、「普通に産んであげられなくてごめんなさい」と自分を責めるお母さん。クリニックの帰りのバスの中で、我が子を抱きしめながら、「どうか、この子がいじめられませんように」と祈る姿に一緒に涙した。
皆、幸せになるために生まれて来たのに…。
ドラマではあっても、私も思わず祈ってしまった。
どうか…どうか…と。