谷間の泉 カウマン夫人著より
高慢にならないように、わたしの肉体に一つのとげが与えられた。
Ⅱコリント一二7
あなたの道には刺があってつらいですか。
踏みつけて行きなさい。あなたの足を刺の上に置くと、
他のお方の足がすでにそこを通っていて、刺の先は丸まっているのに気づくでしょう。
本当に特別な賜物!チクリと刺すとげ。
それは身に突き刺さり、長く続く痛みを起こす。
特別な賜物!しかし、それはわたしたちの益のために与えられた。
歓迎もしないのに来てとどまり、
祈ってもこの刺を抜き去ることはできない。
それは神のご計画を満たすために来たのだ。
わたしたちの人生を豊かにする恵みの手段なのだ。
神の恵みの刺!
ああ、それはどんな形を取り、
どんなに刺し通すような激しい痛みを引き起こすことだろう。
けれども、それは愛のうちに送られてくる。
いつも確かにわたしたちに祝福をもたらす。
だからあなたの刺が何であったとしても、
神からのものは喜んで受け取れ。
キリストを覚えよ。
その生涯、その力は、あなたの最も苦しい試みの時、あなたを支える。
そして確かに、あなたの生涯はさらに豊かに成長する。
主の充分な恵みが授けられ、そして天の夜明けにあなたの喜びがある。
主の刺によって、主はあなたを強められるのだ。
J・ダンソン・スミス