わたしは小さなすずめです。
いやしい、小さなすずめです。
この命はわずかな価値しかないのに、
主はわたしを顧みてくださいます。
数えきれないすずめです。
世界のどこにでもいるすずめです。
でもわたしたちの一羽が地に落ちても、
天のお父さまは知っておられます。
小さくても決して忘れられません、
弱くても少しも恐れません。
主は造られたものを知っておられ、
その命を守り支えてくださいます。
夕暮に、どこにいようと、
その所で羽根を休めます。
絶えずお父さまが見守っておられ、
お許しなくば災もきませんから。
わたしは小さなすずめです。
いやしい、小さなすずめです。
お父さまはわたしは愛しておられます。
また、あなたをも愛しておられるのをご存知ですか。
荒野の泉 カウマン夫人著より