親は人間として大切なことを子供に伝えたいと感じています。
親にとって大切な信条であるだけに、大人は子供に向かって必死で
説きます。
とくに子供が思いに反するとき、力をこめて、この大切な親の考えを説くのです。
親が真剣であればあるほど、子供は圧力を感じ、自己防衛が働いて、耳をかたむける
「余裕」などありません。
大切は価値観は、清水が湧きあふれ出し、大地をうるおすように、
あたたかい雰囲気の中で、親が自分にとって本物であることを自然にあふれさせるときに、
子供に伝わってゆくのです。
シスター鈴木秀子の愛と癒しの366日より