人はパンだけで生きるにあらず、神の言葉により生きる

イエス・キリストの福音をぜひ知って頂きたい

私たちはみな、孤独の道をひとりで歩いているのです。

2013年04月25日 | お気に入りの言葉

  人の心は不思議なものです。
私たちを愛する人々や、私たちと親しい人々に取り囲まれて過ごしている時、
そのような時でも、私たちは時々、ひどく孤独感に襲われることがあります。
私たちの親しい友と、本当の喜びを分かち合えないのです。
ましてや、私たちの苦しみを理解してもらえないのです。
「私を本当に理解してくれる人、私が感じるように感じてくれる人など、ひとりもいない。」
これが、私たちの本音ではないでしょうか。私たちはみな、孤独の道をひとりで歩いているのです。
私たちの人生に対する神のご計画が、どこで、どのようになされようと、私たちの心は不思議な存在であり、
めいめいは孤立した独自の内なる生活を送らねばなりません。
これはなぜでしょうか。あなたはお分りですか。
それは主が、私たちの愛を求められるからです。
どの人の心の中でも、主は第一人者でありたいのです。
だから主は、ご自分の方に来る霊魂に、全き同情ときよい平安をもって祝福を与えるために、
全ての部屋を開ける鍵を用意しておられます。
私たちが、このように孤独を感じる時は、それは主が「私のところへ来なさい」とお呼びになっているみ声なのです。
「だれも、私を理解してくれない。」と私たちが思う時があるならば、それは同じように、私たちを主が招いておられる時なのです。
キリストだけが、私たちの霊魂に満足を与えてくださいます。そして、主と共に日々歩む人は、決して『孤独の道』を歩むことはありません。
  荒野の泉 カウマン夫人著より