お金というものは必要なだけあればよいもので、必要以上に持つと不安が生じ、争いを招きます。
お金に頼らず主に頼る人は、いつも心が穏やかです。
一方、お金に頼る人は常に不安や心配にさいなまれます。
主に頼る人がお金をなくしても銀杏の木が葉を落としたようなもので、また時が来れば葉を茂らせます。
お金だけが頼りな人はお金をなくすと失望落胆のあまり幹まで枯らして、自殺しようとしたりします。
主により頼む人は幸せです。どんなときにも動揺することがありません。
これが信仰を持つ者の強みです。
バレンタイン・デ・スーザ著 「そよ風のように生きる-旅ゆくあなたに」より