わたしたちの推薦状は、あなたがたなのである 。それは、わたしたちの心にしるされていて、すべての人に知られ、かつ読まれている。(第二コリント三・二)
最も価値ある生涯
この世を最も益するのは、結局のところ、落ち着いた静かな生涯である。彼らは恒星のようである。定められた場所にとどまり、神の与えて下さる光をもって輝いているのである。流星は、すばらしい輝きをもって大空を流れ下り、私たちは叫び声をあげて驚嘆する。しかし、流星が消えうせてしまったのちも、長く、恒星はなお輝き続け、私たちを導くのである。
自分の信仰を大声で叫ぶ必要はない。
静かな木、耳を澄ましている緑の芝ふ、
このほうが、私よりはるかに雄弁だ。
星は静かで、決して力を消費しない。
丘は沈黙を守っている。
しかし、なんとすばらしく、
神を語っていることだろうか。 チャールズ・ハンソン・タウネ
L・B・カウマン著 「山頂をめざして」より