苦手な相手はだれにでもあるものですが、そこにこそ愛を注いで付き合ってください。
裏切られても愛をもって応えること。
これこそ人のできるもっとも美しい行為と言えるのではないでしょうか。
善い業ははすべて天の宝となるものです。
バレンタイン・デ・スーザ著 「そよ風のように生きる-旅ゆくあなたに」より
苦手な相手はだれにでもあるものですが、そこにこそ愛を注いで付き合ってください。
裏切られても愛をもって応えること。
これこそ人のできるもっとも美しい行為と言えるのではないでしょうか。
善い業ははすべて天の宝となるものです。
バレンタイン・デ・スーザ著 「そよ風のように生きる-旅ゆくあなたに」より
感情は生まれながらにしてだれにも備わっているものですが、
上手にコントロールすることによって死の瞬間まで役に立つものにすることができます。
ひとには優しくしてください。私たちの優しさは人々のくつろぎとなります。
バレンタイン・デ・スーザ著 「そよ風のように生きる-旅ゆくあなたに」より
神様が私たちに期待しておられることは、ひとりひとりに対して違っています。
ですから、ひとのまねをしないようにしましょう。
私たちの手、足、耳、口などが、それ自体のために存在しているのではなく、
互いに支え合って体全体として機能しているように、私たちひとりひとりはお互いのために存在しているのです。
バレンタイン・デ・スーザ著 「そよ風のように生きる-旅ゆくあなたに」より
もし嫌いな人に出会ったら、主から試されていると思いなさい。
その時こそ愛をこめて接してください。必ず愛が生まれます。
バレンタイン・デ・スーザ著 「そよ風のように生きる-旅ゆくあなたに」より
お金というものは必要なだけあればよいもので、必要以上に持つと不安が生じ、争いを招きます。
お金に頼らず主に頼る人は、いつも心が穏やかです。
一方、お金に頼る人は常に不安や心配にさいなまれます。
主に頼る人がお金をなくしても銀杏の木が葉を落としたようなもので、また時が来れば葉を茂らせます。
お金だけが頼りな人はお金をなくすと失望落胆のあまり幹まで枯らして、自殺しようとしたりします。
主により頼む人は幸せです。どんなときにも動揺することがありません。
これが信仰を持つ者の強みです。
バレンタイン・デ・スーザ著 「そよ風のように生きる-旅ゆくあなたに」より
金銭のためにだけ働いているなら、それは貧しい人生です。稼いだ額で、その人の働きを測ることができてしまうからです。しかしいのちの値は限りなく、ひとに与えた愛の行為は金銭などでは測れません。それゆえに、天に宝を積むことをキリストは勧めたのです。
そよ風のように生きるー旅ゆくあなたへ バレンタイン・デ・スーザ著より
昨日のラジオ深夜便の「明日への言葉」は、特集・昭和史を味わう太平洋戦争の日々「特攻隊員とその遺書」と題してノンフィクション作家保阪正康氏の話。
特攻隊員の話は、父親が兵隊だったことや、死を目前にどういう心境であったかなど以前から興味があった。
特攻隊員の多くは、学徒兵、少年兵の若い人が多かったとのこと。悲惨な70年前の出来事。
この番組では二人の遺書が紹介されていた。その中の一人はクリスチャンで林市造という人。
福岡県出身の学徒兵で父は早く亡くなられ、母の手で育てられたらしい。
以下「きけわだつみのこえ・日本戦没者学生の手記」より
林市造 京大経済学部学生。昭和二十年四月十二日特別攻撃隊員として沖縄にて戦死。二十三歳
元山より母へ最後の手紙
お母さん、とうとう悲しい便りを出さねばならないときがきました。
親思う心にまさる親心 今日のおとずれ何ときくらん、この歌がしみじみと思われます。
ほんとに私は幸福だったのです。わがままばかりとおしましたね。
けれどもあれも私の甘え心だと思って許して下さいね。
晴れて特攻隊員と選ばれて出陣するのは嬉しいですが、お母さんのことを思うと泣けてきます。
母チャンが私をたのみと必死でそだててくれたことを思うと、何も喜ばせることができずに、安心させることもできず死んでゆくのがつらいのです。
私は至らぬものですが、私を母チャンに諦めてくれ、と言うことは、立派に死んだと喜んでください、と言うことはとてもできません。
けどあまり こんなことは言いますまい。母チャンは私の気持をよくしっておられるのですから。・・・・・・・・・・・・・・・・
この手紙は出撃を明後日にひかえてかいています。・・・・・・・・・・・・・・
私は技量抜群として選ばれるのですからよろこんで下さい。私達ぐらいの飛行時間で第一線に出るなんてほんとは出来ないのです。・・・・・・
お母さんが楽しまれることは私が楽しむことです。お母さんが悲しまれると私 も悲しくなります。みんなと一緒に楽しく暮らしてください。・・・・・・
洗礼をうけた時、私は「死ね」といわれましたね。アメリカの弾にあたって死ぬより前に汝を救うものの御手によりて殺すのだといわれましたが、これを私は思い出しております。
すべてが神様の御手にあるのです。神様の下にある私達には、この世の生死は問題になりませんね。
エス様もみこころのままになしたまえとお祈りになったのですね。
私はこの頃毎日聖書をよんでいます。よんでいると、お母さんの近くにいる気持がするからです。私は聖書と賛美歌と飛行機につんでつっこみます。・・・・・
私はお母さんに祈ってつっこみます。お母さんの祈りは、いつも神様はみそなわして下さいますから。・・・・・・
私は賛美歌をうたいながら敵艦につっこみます。・・・・・・
ひとに褒められることを目的に何かをしてはいけません。いくらひとに認められたといったところで、それはあなたの周囲のほんのわずかな人々だけです。そしてまた、すぐに忘れられてしまうのです。
そよ風のように生きるー旅ゆくあなたへ バレンタイン・デ・スーザ著より
明日があると思ってはなりません。今日一日が大切であり、今が大事なのです。生きていることが習慣になってはなりません。朝の目覚めは奇跡です。今日一日、いのちをいただいたことに感謝しましょう。
そよ風のように生きるー旅ゆくあなたへ バレンタイン・デ・スーザ著より
毎日あなたが出会う人は神様からの贈り物です。
「今日一日、どうぞ私を愛される人、愛する人にしてください。」
朝ごとに、こう祈りたいものです。
バレンタイン・デ・スーザ著 「そよ風のように生きる-旅ゆくあなたに」より
先日、ヤフーのオークションで本を1円で落札。
送料が164円で合計165円の買い物。
こちらは、嬉しい買い物だが、出品者には、いささか同情。
出品から発送までの仕事の成果が1円だったことになる。
秋の夕べ
秋が来た
涼しき心地よき秋が来た
ああ愛すべき秋よ
老いが来た
静かなる黙示(しめし)に富める老が来た
ああ楽しき老いよ
この後に冬が来る
冷たき死と墓とが来る
しかる後に、復活の春が来る
しかして最後(いやはて)に、永久変わらざる
清き涼しき、神のパラダイスの夏が来る
ああ感謝に充(み)てる生涯よ
続「一日一生」内村鑑三より
力はすべて恵みです。
自分の力など一つもありません。
ですから、主に信頼して、すべてをお任せしましょう。
乳飲み子が母を信頼するように、み摂理任せることができるなら、よけいな心配はしなくてもすみます。
バレンタイン・デ・スーザ著 「そよ風のように生きる-旅ゆくあなたに」より
弱い人間だからといって、悲観することはありません。
足りない部分にこそ、神様に来ていただく場所があるのではないでしょうか。
強い人間の中には、神様の恵みを素直に受けつけない人がいます。
自分の力を過信しているからです。
バレンタイン・デ・スーザ著 「そよ風のように生きる-旅ゆくあなたに」より