久々に所有する楽器の話です。最近はアコギばかりでキーボードへの興味がなくなってきた感があります。 昔から僕を支えてきてくれた古いキーボードを紹介します。
moog プロディジィ (1980)
当時世界中のキーボディストの憧れだったミニムーグの廉価版として登場したシンセです。現代のシンセと比べると 驚くほど単純な機能、キーボードなのにチューニングが曖昧・・などマイナス面はあるものの、それを補えるだけの音の存在感があります。太く粘りのある音はこのシンセでしか出せません。僕のCM音楽やCDの曲でもかなり登場しています。ルックスもGood!ですね。壊れても修理して使う大事なキーボードです。
コルグCX-3 (1979)
これもまた古いオルガンです。元々ハモンドオルガンをベースに設計されていますが、持ち運びの便利さ、音の太さではこちらに軍配が上がり、世界中のキーボーディストが使っています。ロックっぽい曲をやるときには欠かせないアイテムです。moogもそうなんですが、木枠はプリントではなく本物の木です。音には関係ないでしょうがルックスの渋さがたまらないですね。
ローランド JUNO106 (1984)
1984年はすでにDX7などのデジタルシンセが発表されていましたから、アナログシンセはメーカーも多機能で安くする必要があったみたいです。したがってこのシンセは比較的安価で登場しました。当時は音も安っぽい感じがしましたが、そのチープさが良い!と90年代に入って再評価されたシンセです。テクノが流行った頃の「ピコピコ」音などはこれにまかせるといい感じです。 今でも一から音を作ろうと思う時はこれ使います。 いい音で鳴ってくれます。
●どうぞアコギの部屋もご覧ください。http://blog.goo.ne.jp/kitamuranaoshi/e/5fde0d245c0253a2497db9372134aff4
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