今月から来年7月まで月1回のペースで、白老の森に通い、
森の診断・測量に始まり、樹木の四季の変化を実地に見つめながら
実践的な育林専門技術を身につけられる機会です。
講師は、「森づくりの明暗」「森を育てる技術」の著者として知られる
黒松内町在住の内田健一さん。
所属団体の推薦状を添えての申込となります。
申込〆切は連休明け、10/12(火)。ふるってご応募ください。
[目的]
森林ボランティア活動に関係する者を対象に、科学的な知識と現場経験を兼ね
備えた専門家の指導による実践的な育林技術研修会を開催し、森林ボランティア
の体系的な技術向上と森林ボランティアの中核となる指導者の育成を目指す。
[開講期間と日程]
(1)期間 2010年10月~2011年7月 毎月1回(土日の2日間) 計10回
(2)日程 土曜日 13時~16時半
日曜日 9時~16時 (終了時間は天候により、早まる場合あり)
[会場] 白老町字石山 トラストの森及び周辺
(カラマツ人工林、放置人工林、無立木地など)
[講師] 内田健一氏(黒松内在住)
1967年神奈川県生まれ。信州大学農学部林学科卒。
森林開発公団職員を辞め、信州大学大学院修士課程修了。
伐採業者、森林組合の作業員を経て信州伊那谷で林業の親方として独立。
2001年岐阜県立森林文化アカデミー講師、同助教授を経て2005年退職。
以後フリーの立場で森林林業問題の研究執筆活動を行なう。
2009年北海道黒松内町に移住。森と木の技術と文化研究所代表。
著書「森づくりの明暗」、「森を育てる技術」(ともに川辺書林発行)
[参加料] 10,000円(全10回分の受講料、保険料を含む)
そのほかに、教材費(「森を育てる技術」川辺書林)として
2,940円を負担のこと。教材は、初回時に販売斡旋します。
[募集人数] 15名 (定員を上回る場合、選考のうえ決定します。)
[受講者の応募条件]
応募できる者は、次のいずれかの条件を満たしていることとする。
(1)現在活動している森林ボランティア指導者 (関係団体の推薦状提出)
(2)指導者を目指す森林ボランティア活動経験者 (関係団体の推薦状提出)
(3)大学、試験研究機関等で森林ボランティアの指導を目指す者
(所属機関の推薦状提出)
[募集期間] 2010年10月1日(金)~10月12日(火)
[受講者の選考]
応募申込書をもとに審査のうえ、NPO法人ウヨロ環境トラストの理事会で
採択を決定し、応募申込者に通知する。
[主催] NPO法人ウヨロ環境トラスト、社団法人国土緑化推進機構
[後援] 白老町、NPO法人北海道市民環境ネットワーク
[研修プログラム] 講師の著書「森を育てる技術」(川辺書林)を使用し、
講義及び実習により行う。
●第1回 10月30日(土)~31日(日)
・開校式、森を育てるということ ・安全な作業のために
●第2回 11月27日(土)~28日(日)
・森の測量・森の診断(森林調査)と施業計画
●第3回 12月18日(土)~19日(日)
・チェーンソーを使う・刃物の仕立てと取り扱い
●第4回 1月22日(土)~23日(日)
・間伐作業
●第5回 2月19日(土)~20日(日)
・つる切り・除伐、枝打ち、木登りの技術
●第6回 3月19日(土)~20日(日)
・樹木と木材、樹木の名前、尺貫法、木材(素材)の計量
●第7回 4月23日(土)~24日(日)
・造林作業・刈払機を使う、地拵え
●第8回 5月28日(土)~29日(日)
・植林・広葉樹林を育てる
●第9回 6月25日(土)~26日(日)
・下刈り ・木材の収穫技術
●第10回 7月16日(土)~17日(日)
・まとめ、振り返り ・森で働くということ、閉校式
※ 第7回以降の日程は変更の可能性があります。
一部のプログラムの順序が変更の場合もあります。
[連絡先] NPO法人ウヨロ環境トラスト
〒053-0018 苫小牧市旭町4-3-14 齊藤司法書士事務所気付
TEL 0144-36-5753(夜間 0144-32-6727)
FAX 0144-32-6747
E-mail trust[at]shiraoi.org ※[at]を@に変えて送信してください。
[申込書及び推薦状] ホームページからダウンロードできます。
http://www.shiraoi.org/trust/
※ この事業は、(社)国土緑化推進機構から「緑の募金」の助成を受けて
実施するものです。
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