NPO法人アース・ウィンド「リサーチ登山花ボランティア部」では、大雪山赤岳・黒岳に
調査地を設け、高山植物の開花状況を記録する調査を10年継続しています。
今年の調査データ数は、なんと136データ!すごい数の協力が得られ感激です。
この活動地は2010年から環境省モニタリングサイト1000に登録され、ますます充実
した活動になっているのが実感できます。
“人の影響が及ばない高山でどのような変容が起きているか”データを分析している
工藤岳氏(北大地球環境研究院)がその報告を行います。
山の生態系や生物多様性に広く関心を持つ市民、学生、専門家の参加をお待ちしています。
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【シンポジウム「北の山で何が起きているのか:変容の持続的観測」】
[日 時]10月29日(金) 13時~17時
[会 場]北海道大学学術交流会館第一会議室
[テーマ]北海道大学サステイナビリティー・ウィーク2010の公開シンポジウム
「北の山で何が起きているのか:変容の持続的観測」
※北海道大学サステイナビリティー・ウィーク2010については、
http://www.sustain.hokudai.ac.jp/sw/jp/
[内 容]
大雪山など北日本の山では、高山帯のお花畑の消失に象徴される急激な環境
変化が進んでいます。長年の現場観測や衛星観測から明らかになったこれらの変化
を紹介します。
さらに、北方山岳における生態系サービスの持続性を評価するため、そして、昨年
の高齢登山者遭難事故のような気象災害を未然に防ぐためには、どのような「環境
観測・監視ネットワーク」が必要なのかを議論します。
リサーチ登山の活動も紹介する予定です。
[主 催]FES-GCOE グローバルCOEプログラム
「統合フィールド環境科学の教育研究拠点形成」
北海道大学大学院環境科学院/農学院環境資源学専攻
詳しくは、以下のリンクを参照して下さい。
http://www.sustain.hokudai.ac.jp/sw/jp/events/2010/mountains
[事前申込み]不要(直接会場にお越し下さい)
[参加費]無料
[問い合わせ先]北海道大学大学院環境科学院グローバルCOE支援ユニット (担当:近藤)
TEL: 011-706-4862 FAX: 011-706-4867
E-mail: a.kondoh[at]ees.hokudai.ac.jp
※[at]を@に変えて送信してください。
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