


こちらは、2013年6月5~8日まで2号とふたりで
韓国へ行ってきたときの記録になります。
後にも先にも2号と2人きりで出掛けたのは、これ1回のみ!
少し古いですが、何らかの参考になれば嬉しいです!
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「徳寿宮美術館」 にやって来ました。
この日は、美術館の入場が午後6時まででした。
「CLOSED」 の札が下げられるぎりぎりの時間で入場しました。
黒いスーツを着ているお兄さんが、まさに 「CLOSED」 の札を立て掛けようとしているところです。

このときは、ちょうど 「柳宗悦展」が開催中でした。
柳宗悦氏と言えば、言わずと知れた大正時代の「民芸運動」の中心となった人物。
大学で、その関連の勉強をしてる2号が強い関心を持ち、
私も東京まで行かなければ観られないものを、偶然にもここソウルで観られるということで行ってきました。
柳宗悦氏の朝鮮の芸術に対する思いと、
彼の工芸論が形成された過程を理解する目的の展覧会だったそうですが、
朝鮮の民芸はほんの一部で、彼が影響を受けた西洋の文芸思想における宗教画や、
交流のあったイギリス人陶芸家バーナード・リーチの作品、
日本のアイヌや琉球の民芸など展示が目を引きました。
この展覧会では日本民藝館所蔵の工芸品や絵画139点が展示されているそうです。

展覧会場での撮影は禁止とのことでしたが、
入り口入ってすぐの正面にあった特大パネルを記念に撮りたくて係の方にお聞きしたら
「どうぞ、ここは撮ってくださっても大丈夫ですよ」 と教えてくれました。
喜んで何枚か撮影をしていると
「お二人いっしょに撮りましょうか?」 と声を掛けてくださり
2号とパネルの前に並び、写真を撮ってもらいました。
にっこり笑う母娘、とてもいい記念になりました。

ぎりぎりに入場したため、ずーっと立ちっぱなしで鑑賞し、
足も疲れて喉も渇いたと、飲み物を求めて公園の自販機へ。
それにしても、ソウルはこういった美術館や博物館の入場料が驚くほど安くて羨ましいです。
無料のところもたくさんあるので訪韓前に調べるのが習慣になりつつあります。

紙コップのコーヒーは、どれもホットしかなく、

冷たいドリンクがよかったので、缶ジュースを購入。

スプライト 800ウォン (71円)

徳寿宮公園の木陰のベンチに腰をおろして、休憩。
すると日本ではあまり見掛けない鳥が登場。
2本足で、ぴょんこぴょんこと地面を飛び跳ねる姿がかわいらしく、名前を聞いてみたら
韓国では「カチ」 と呼ばれる鳥だということが分かりました。

カチカチ鳴くから 「カチ」 だそうで、日本でいう 「カササギ」 だとか。

この 「カチ」 は、韓国では幸福と作物の豊穣をもたらす鳥とされていて、
カチが鳴くのを聞くと何かいいことがある、
家の近くでカチが鳴けば 「待ち人が来る」 という知らせだと言われているとか。
私たちにもいいことあるかな~
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