「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ウサギに壊滅的な侵略を受けたオーストラリア

2023-04-22 18:57:07 | 動物と植物と自然

豪州を「侵略」したウサギの大繁殖、英国から輸入の24匹が発端
2022.08.26 Fri posted at 06:56 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35192352.html

(一部引用)
一見何の罪もないクリスマスプレゼントとして1859年、英国から持ち込まれた24匹のウサギ。それがオーストラリアに「最も壊滅的な生物学的侵略」をもたらしたとする研究が、米科学アカデミー紀要に発表された。
(引用終わり)

他にもオーストラリアに持ち込まれたウサギは、いたようです。でも、他のはほぼ死に絶えたようです。

この偶然持ち込まれた、24匹がその後大繁殖して?
「その1回の出来事が、外来種の哺乳類による史上最速の植民地化という、とてつもない惨事をオーストラリアにもたらした」

ウサギの大集団の写真

https://www.cnn.co.jp/storage/2022/08/25/7f2b70e5596899a9db89973549573a30/t/768/432/d/220823000340-01-australia-wild-rabbit-invasion-super-169.jpg

https://www.cnn.co.jp/storage/2022/08/25/84ddceec612b35786aafea369aa9fd9a/t/768/432/d/220823001602-02-australia-wild-rabbit-invasion-super-169.jpg

ウサギたちには、何の罪もありませんがオーストラリアに大変な被害をもたらしました。何しろ面積が広大ですから駆除する方法もなく、現在に至っているようです。

でも、これだけ数がいれば何か食用にする方法を考えて?
オーストラリア名産ウサギ燻製肉とか開発して売り出せば売れるかもしれません。

豪で野生ラクダの殺処分終了、5000頭超を駆除
2020年1月14日 21:45 発信地:シドニー/オーストラリア [ オーストラリア アジア・オセアニア ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3263475

ラクダもオーストラリアで、大繁殖した動物です。
元は、運搬用動物として持ち込まれました。
鉄道が出来て不要になり殺処分しようとしたところ?
ラクダ使いが、2000頭くらいのラクダを野に放してしまったんだそうです。
ラクダ使いは、ラクダに愛情がありますから・・・
「お前ら殺されるくらいなら、逃げろ」
気持ちは、良く分かります。

オーストラリアの砂漠がラクダの住む環境として最高だったようで、気が付いたらラクダの大群が住んでいたという話です。砂漠の真ん中で何が起きようと気にする人はいません。だから、ラクダたちは「わが世の春」を謳歌し、今ではあまりに数が増えすぎて、毎年駆除しなければ、ならなくなりました。
最盛期には、約70万頭以上に増えてしまったようです。
2018年時点で約30万頭が残っているそうです。
ラクダは、何も悪くないのに気の毒な話です。


フランスの二枚舌外交?<2023・4・21

2023-04-22 18:54:35 | ヨーロッパ

こないだ、フランスの大統領は訪中して「これでもか!」と言うほどに中国に愛想を振りまくりでした。フランスの同行したカメラマンが、また出来が良くって?まるで、中国旦那に媚びを売る(男娼)フランス大統領の構図に見えました。

おまけに、フランスはアメリカの手下じゃない!と、啖呵を切りました。

しかし、それで物事が治まるはずもなく?
部下が、襤褸の取り繕いに奔走しています。

英との訓練、日本招待へ インド太平洋で25年以降―仏海軍大将
2023年03月16日07時09分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023031500762&g=int

「フランスは太平洋国家」 横須賀寄港の司令官会見
2023年04月21日19時48分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023042101034&g=pol

一応、アメリカの太平洋における仲間だと言っています。本当かどうかは、怪しいものです。中国の国家主席とフランスの大統領の、「あつあつ」ぶりを見た後では、まあお話は伺っておこうか?と、こんな印象があります。

トップが馬鹿だと部下が苦労するの典型です。辻褄を合わすのに結構、苦労している構図が透けて見えます。

だから、結局フランスはどこに行っても信頼度に欠けます。当てになるんだか?ならないんだか?分からないと言うことになります。

ウクライナ問題でも、そうでしょう?
NATOの主要国で、イケイケになっていないのはフランスだけです。まだ、ロシアの顔色を窺っている気配が見えます。

大体、どんな場面でも似たような行動を取ります。だから軽く見られて、フランスを信用する国は少ないでしょう。ちょこちょこ、出張ってきてはすぐいなくなる。そういう印象を持たれてしまいます。

フランスが戦争に弱いのが、致命的です。


大谷翔平君3勝目<2023・4・22

2023-04-22 18:52:46 | スポーツ

大谷翔平3勝目、6連続奪三振など7回11K無失点 初の中3日も102球力投/詳細
[2023年4月22日14時56分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202304220000165.html

今日は圧巻の投球で、3勝目を挙げました。
東海岸シリーズは、いまいちでしたね。
レッドソックス戦は、大雨で2回降板勝ち負けなし。
しかし、翔平君は2安打でチャンスを広げ勝利に貢献。
続くヤンキース戦は、第1試合はホームランを打ってエンゼルス勝利。
第2試合は、事故が起きてアーロン・ジャッジが翔平君のホームランを強奪!してしまいました。ジャッジはでかいから(201cm)右中間深いところに際どいホームラン性の当たりを打つと、追走してジャンプ一番捕球してしまいます。今回、2回目。いじわるジャッジに虐められました。

気分を良くしたジャッジがホームランを打ってヤンキース勝利。続く第3戦は、翔平君の打棒振るわず、エンゼルス連敗。

悪い流れで西海岸に来ましたが、今日は翔平君がナイスピッチング!でエンゼルス勝利。3勝目。
これで防御率、0・64で1位。奪三振38で1位。
このまま行けば、サイヤング賞の候補になるでしょう。

今年は、投げる方は抜群の安定感です。

しかし、エンゼルスは翔平君の大活躍にもかかわらず西地区アストロズと同率の地区3位。首位のレンジャーズとはゲーム差2。まだシリーズが始まったばかりですが地区優勝の狙える順位です。

翔平君が投げるかホームランを打たないと勝てないエンゼルスです。翔平君がいなければ、今頃最下位争いです。もうちょっと、頑張ってよね!他のメンバー!

と言うような翔平君のワンマン・チームです。

今年は、やっぱりサイヤング賞とMVP狙いですね?
オフの翔平君争奪戦は、値段が上がると思います。

他の日本人投手も良い成績ですが、翔平君がウルトラすぎて、さっぱり目立ちません。

ブルージェイズ 菊池雄星 3勝0敗
防御率4.29 奪三振25
メッツ 千賀滉大 3勝0敗
防御率3.80 奪三振20
勝星の数は、同じですが中身が全く違います。

ちなみに、NYヤンキースのゲリット・コール 4勝 1位

防御率0.95 4位 奪三振32 3位

翔平君、すごいでしょう!


西側のロシアに対する禁輸政策の疑問<2023・4・21

2023-04-22 10:45:28 | ウクライナ紛争

ビジネス
2023年4月21日10:49 午前11時間前更新
穀物輸出合意、ロシアの懸念対処に何も行われず=外相
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-russia-grain-idJPKBN2WI03T

こう書くと、ロシアの回し者か!と、殴り書きのコメントを書いた無知な人が、1名いました。私は、1年以上ウクライナを支援する日記を書いています。ロシアを支持したことは、全くありません。そのような過去の経緯は無視して簡単に私を批判する人の「無知」には、驚くばかりです。
「そこまで!馬鹿か!」
私のウクライナ関連の過去記事を、10本も読めば簡単に分かるでしょう?

私が、言いたいことはロシアを有利にするための意見ではありません。

ウクライナ紛争が勃発し、一番困っているのが中東やアフリカの貧しい国でありその国の国民です。ウクライナやロシアからの食料品の輸出が途絶えれば、困窮するのはその地域の貧しい人々です。

だから、ロシアはトルコと国連の仲介を受けてウクライナの農作物の黒海経由の輸出を認めました。これは、食糧危機を考えたロシアの妥協です。

ところがロシア産の主に小麦などの農作物は、輸出が阻害されています。

戦争を抜きにして考えれば、ウクライナ産もロシア産も黒海経由の輸出を、妨害するべきではありません。

つまり、この穀物輸出ルートを双方に保障することは、世界の食糧危機の改善に利することです。貧しい国々の食糧危機を回避するという、正義があります。人間の数で言うならウクライナ紛争よりも多いです。

エネルギーも同じです。結局、禁輸したところで迂回して製品に化けて輸出されています。

エネルギーや食糧は、禁輸の対象にするべきではないことは、明らかだと思います。食料は、ルートが黒海経由であるのは、ウクライナもロシアも同じです。人道支援の観点からも、ウクライナ産とロシア産を区別してはならないと思います。

特に食料は、除外するべきですね?
ロシアが不満を持っているのは、ウクライナ産の農作物を黒海経由での輸出をロシアが認めるのであれば、ロシア産も認めて欲しいと言っているだけです。ロシア産の農作物の輸出を保証すれば、食糧危機は改善の方向に向かうでしょう。

ロシアとウクライナの戦争と言う以上に、大切な問題であると思います。

工業製品や部品、金融に関しては禁輸を継続すれば、いいと思います。食料は、その対象にしてはいけないのではないか?と、疑問に思います。

疑問のある部分は、戦争前の状態に戻して考えるべきだと思います。ロシアは、やろうと思えばウクライナ産の食物の海上輸出を海上封鎖することが、簡単にできます。

つまり?食料の海上輸送に関しては、バーターで考えるべきであり戦争とは、切り離して考えるべきだと思います。こうしたからと言って、それほどロシアの収入が増えるわけでもありません。むしろ、海上輸送の安全を保障されて全部輸出できるなら、ウクライナの方にメリットが多いと思います。陸上輸送を使わなければならないので、格安のウクライナの穀物が東欧に流れて摩擦が起きています。

だから?
そのような込み入った問題の解決には、バーター取引が利用されます。

ロシアの黒海経由の穀物輸出を認めたって、メリットの方が多くデメリットは、ほとんどありません。それを仲介するのが外交であると思います。

ヒステリックに喚いたところで戦争は、終わりません。戦争は戦争で、別途考えるべきでしょう。

そうやってロシアから譲歩を引き出しながら、ロシアを妥当な交渉の場に引き出すのが外交です。妥当の意味は、ロシアとウクライナが話し合って決めるべきことです。それ以外の国が、とやかく言うべきことではありません。戦争を継続するうちに、やがて妥協点が見えてくるかもしれません。


ウクライナ紛争のゆくえ<2023・4・20

2023-04-22 10:43:38 | ウクライナ紛争

前の日記では、おおまかな推移を考えました。
今回は、兵器と戦術の面からもう少し具体的に考えてみます。

去年2022年は、旧式の兵器を用いた旧式の戦闘でした。今年は、新しい武器を活用する戦闘になると思います。理由は、ウクライナ軍には西側の戦闘機が供与されません。このためウクライナ軍は航空戦において弱いのは、去年と同じです。

ウクライナ軍は、それを補うための戦術と兵器を考えています。ないから新しく(あるもので)作ろうと言う発想です。去年から部分的には、戦場に登場しています。ドローン=無人機です。

ロシアはイランから大量のドローンを買い付け、ウクライナのインフラ破壊に使用しました。

ウクライナ軍は、違うことを考えているようです。今年のロシアの大攻勢の期間にウクライナ軍は、ドローンを活用した攻撃の予行演習的テストを繰り返しています。概ね成功のようです。ドローン攻撃で有効な戦果を得られたという意味です。

ロシア関連記事<2023・4・20
https://kitanoyamajirou.hatenablog.com/entry/2023/04/20/220632

ウクライナ、新設「ドローン軍」の圧巻動画を公開──「これはドローンの戦争だ」
Ukraine Official Reveals 'Drone Army' With Video of Massive Stockpile
2023年4月6日(木)19時24分
マシュー・インペッリ
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/04/post-101320.php

ウクライナ軍兵士の凄技!自爆型ドローンがロシア戦車の開いたハッチに命中
Video Shows Ukraine Drone Fly Directly Into Open Hatch of Russian Tank
2023年3月7日(火)20時24分
トーマス・キカ
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/03/post-101040.php

つまり、記事にある通りです。ドローン部隊を独立した兵科として新設しました。ドローンのオペレーター(操縦者)を7000人訓練したと言う報道がありました。当然、それを戦場で活用するべくドローンの蓄積も行っています。

ウクライナ軍が航空戦力に劣るから、このような戦術を考えだしました。試験段階での成果を見るなら有効な兵器として活用できると思います。

多方面の戦場で一度に7000機のドローン攻撃が可能だと言うことです。ドローンの蓄積が多ければ1日、複数回の攻撃も可能です。ドローン自体は安価な製品です。偵察用に使っている民生品のドローンなら1機数万円の安さです。自爆型ドローンでも小型なら大して高くないでしょう。155ミリりゅう弾砲弾1発より安いと思います。しかも人間が操作するのですから、命中率は高いです。

一番興味深かったのは、偵察用の小型ドローンに小さな火薬を詰めた袋を取り付けて爆撃実験をしていました。小さなドローンだって超小型爆弾を数発搭載できます。これを空から投下すれば、塹壕にいる兵士を殺傷することが可能です。

もちろん戦車や歩兵戦闘車には、自爆型ドローンが攻撃を仕掛けます。

数が多い分だけ、非常に厄介な兵器になるでしょう。

今年は、ロシア軍はウクライナ軍のドローン部隊に攻撃されるでしょう。これは、去年は無かった兵器です。値段は安いし数が多いのは、攻撃される方は大変です。安くてそこらへんで売っていますから補充も容易です。構造が簡単ですから、部品だけ輸入すればウクライナ国内でも簡単に製造できます。

一番、ユニークなのはラジコンカー攻撃です。少し土台の頑丈なラジコンカーを作りました。小型のコンテナ爆弾を積載しています。エッチラオッチラ戦車などの特殊車両の死角から接近します。駆動部分まで近寄って、ドカ~ン!これで駆動部分を破壊します。動けなくなったところを大砲でゆっくり攻撃する訳です。動けない戦車は大砲の的です。その他、色々な特殊兵器を開発していると思います。

おそらく戦場の優劣に大きな影響をもたらすと思います。

最終的には、この戦争でステルス・ドローンが開発され戦場に投入されると思います。素材をプラスチック製にして金属部分を可能な限り少なくしたドローンです。こうするとレーダーに映りにくくなります。ステルス・ドローンは人間が目で発見するしかないでしょう。私が考え付くぐらいですから、誰かが既に考えていると思います。人間の悪知恵に限界は、ありません。

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/