先月、大谷翔平君の食事内容が主にプロの投手の間で話題になっていました。大谷翔平君は、メジャーに行ったころに比べると随分、体が大きくなりました。肘や膝の手術を経て身体作りの大切さを知ったのでしょうね。その後、地道なトレーニングを積み重ねて今の逞しい体があります。
見た目分かります。太もも回り・尻周り・腹回り・胸回り・腕・首・全部、均等に太くなっています。今、大谷君が練習の時、トレーニングウエアを着ているのを見ると壁が歩いているように見えます。
そうやってけがの予防やプレーにおけるパワーの増加、そして回復力の早い筋肉を付ける努力をしています。
そこで、誰かが聞いてみた訳です。
その中身とは?
ご飯・ゆで卵5~6個・ブロッコリーとサラダなどです。
パスタは、ゆでたのに塩で味を付けて食べるそうです。塩しか使わない理由は、調味料や余計な物を食べない工夫でしょう。あくまで炭水化物でしかないわけです。もちろん何を食べるべきか栄養士に指導してもらい食事内容を決めていると思います。
つまり炭水化物・たんぱく質・ビタミン・ミネラルをバランスよく食べている様子が分かります。ゆで卵5~6個と言うのは大谷君の1回の食事に必要なたんぱく質の分量であることになります。
実は、これは運動選手だけではなく普通の人も同じです。
<一日に必要なたんぱく質量>
日本人の食事摂取基準によると、一日に必要なたんぱく質は、18~49歳は、摂取エネルギーの13~20%、50~64歳は14~20%、65歳以上は15~20%が理想とされており、推奨量は、18~64歳の男性は一日65g、65歳以上の男性は60g、18歳以上の女性は一日50gとなっています(表1)。2022/07/22
健康長寿ネット
三大栄養素のたんぱく質の働きと1日の摂取量
公開日:2016年7月25日 21時59分
更新日:2022年7月22日 10時41分
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/tanpaku-amino.html
これを、知っているでしょうか?
<タンパク質が不足すると、どうなるか>
体づくりに必要なタンパク質が不足すると、筋肉内のタンパク質を使わざるを得ません。 エネルギー源が筋肉になるため、結果的に筋肉量や筋力の低下につながります。 運動機能や活動量が低下し、階段の登り降りがきつい、食べ物を噛む力が弱まるなど、日常生活にも支障が出る恐れがあります。2021/11/08
以上、ざっと資料を上げてみました。タンパク質の不足は健康に害をもたらすと言うことです。1日に必要なたんぱく質量は、老後も同じです。それどころか、カロリー全体に占めるタンパク質の量は、加齢とともに増えます。
そして骨を作る栄養素・
カルシウム
ビタミンD
ビタミンK
ビタミンB
加えて・タンパク質
つまり、タンパク質不足は筋肉の低下や筋力の衰えを招くだけでなく骨を形成する栄養素の不足も同時に招いています。
カルシウムだけを摂取しても骨粗しょう症の防止にはなりません。
「+ビタミンD+ビタミンK+ビタミンB+タンパク質」
これを全部、加えなければなりません。
そしてタンパク質を摂取する大切なポイントがあります。3食均等に食べること。特に朝食のタンパク質不足が厳禁!です。
夜寝ているうちに人間の体内では、アミノ酸を消費して日中の補修をしています。足りなければ骨や筋肉からその分を取り出しています。
つまり、朝起きた段階でタンパク質不足の状態が起こっています。だから、朝食でタンパク質を補うことは非常に大切なことです。
どの食品にタンパク質が何グラム含まれているかは、調べればすぐ分かります。
簡単な例では、卵1個6.2gグラム(50g)
納豆1パック 6.6g~8.3g(40g)
女性なら卵2個に納豆1パックで少し多いくらいです。
男性ならいいぐらいの分量ですね。
そこで大谷翔平君のお食事に戻ります。
タンパク質を摂取する理想的な食べ物が卵です。だから1回の食事でゆで卵5~6個を食べている訳です。
高齢者に骨粗しょう症の多い、一番の理由は私の個人的な考えでは、タンパク質不足が大きな原因であろうと思います。
介護食を考えてみて下さい。
3食に毎回20gのタンパク質が含まれていますか?
全然、足りないと思います。
病院食だって同じです。
食事制限のある人以外は、タンパク質が極端に不足しています。病人を作り出すために病院食を提供してるのではないか!と言いたくなります。塩気の足りない食事。
タンパク質や塩分制限のある病気は、あります。
それ以外は、必要ない患者も制限のある人と同じ食事をしていれば、それだけで体が衰えていきます。
普段54~55kgある私が、1か月入院していたら体重が44kgまで急激に減少しました。私の場合、骨折して手術入院ですから、逆にタンパク質やカロリーの多い食事が必要です。そうでしょう?骨や筋肉の損傷を回復するために体内では大量のタンパク質が消費されています。そんな時にタンパク質不足の状態に置かれれば、どんどん体内の骨や筋肉からタンパク質を取り出して消費します。それが急激な体重の減少の説明です。
つまり毎日の食事の中で、タンパク質はこれほどに大切な栄養素であることを、理解しているかどうか?
それが高齢者に多い病気の主な原因であるとしたら?どうします?
私が見たところ病院食や介護食は、たんぱく質の不足した欠陥食事です。特に病院の朝食のタンパク質不足は、ひどすぎると思います。タンパク質が一番必要なときにタンパク質が、ほとんど含まれていないです。
バフムトでは、相変わらず激戦が続いています。
その他、ロシア軍はドネツク州アウデイーイウカ・同マリンカ・同北部リマンなどを攻撃しています。今のところ、ロシア軍が徐々に進撃しているのは、バフムトだけです。
ウクライナ軍が反撃作戦を開始しないのには、二つの理由があると思います。ウクライナは春に雨が多い天候なのだそうです。ウクライナがヨーロッパの穀倉と呼ばれるのは、この春の雨季が豊穣をもたらすのでしょうね。天候が回復して地面が固まるのを待っていると思います。
二つ目の理由は、西側から供与される武器の集積を待っていたと思います。これは、ある程度の数が集まっていると思います。
作戦計画は、もう策定済みでしょう。その全容を知るのは5人以下の関係者だけのようです。外部の人間がそれを知ることは不可能です。去年のハルキウ州奪還作戦のように始まらないと分からないと思います。
現在、ロシア側から漏れてくる情報では3月ごろに南部サポリージャに7万人のウクライナ軍が集結しているとの情報がありました。真偽も不明ですし現在どうなっているかも不明です。
4月に入ってからの、やはりロシア側の情報では、ハルキウ州クピャンスク郊外にウクライナ軍が集結しているとの情報がありました。
その他では?
ウクライナが「一時奪還」 南部のドニエプル川東岸
2023年04月24日20時30分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023042400685&g=int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
ドニプロ川の渡河作戦の予行演習みたいなのを、今回を含めて2回やっています。
これでウクライナ軍の反撃作戦を推測するのは、ほぼ無理です。
4月末から5月上旬は、怪しそうですね。天候的な要因も武器の蓄積の要因もなくなると思います。
ウクライナの政府関係者は、盛んにクリミアを口にしています。ドニプロ川の渡河作戦の予行演習みたいなのを、今回やりました。じゃあ、ここから行くのか?と言うとそうではないと思います。渡河作戦は大きな軍事行動になりますから、余りやりたくはないでしょう。失敗すると損害は大きなものになります。
南部サポリージャ州、ハルキウ州クピャンスク、ドネツク州バフムト。やはりロシアが疑うべきは、この方面のような気がします。特にバフムトは、北のスラビャンスク方面から機甲部隊と機械化部隊が電撃作戦を仕掛けやすい状況があります。バフムトのロシア軍は、挟撃されます。バフムトにはロシアの大部隊が集結しています。
現実にどうなるかは不明ですが、ウクライナ軍にとって機は熟しつつあると言えるでしょう。いつ来るかよりどこから来るか?の問題です。
ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/
ロイター
2023年 04月 25日 21:29 JST
Top Photos of the Day
https://jp.reuters.com/news/picture/top-photos-of-the-day-idJPRTSIHLUC
写真URL
https://s4.reutersmedia.net/resources/r/?m=02&d=20230425&t=2&i=1631273011&w=780&fh=&fw=&ll=&pl=&sq=&r=2023-04-25T122905Z_22443_MRPRC21L0A5JJJW_RTRMADP_0_SUDAN-POLITICS
People gather as they flee clashes between the paramilitary Rapid Support Forces and the army in Khartoum, Sudmore
サドモアのハルツームでの民兵組織の緊急支援部隊と(国)軍との衝突から逃れるために集まる人々
もう援助して済む話ではないと思います。
先進国が、子供たちを保護して養育する方向で考えないとダメなような気がします。少子高齢化で衰退している先進国は、沢山あります。
そうでなければ、国連軍を編成して介入するしか方法がないでしょう。これで、内政不干渉では「キレイ事」に過ぎるでしょう。そう言う方法を話し合うべきですね。このような無法が許されるのは、国連に軍隊がないからです。
これが、一番詳細に正確に事件の背景を報道していると思います。独裁政権時代から現在に至るまでの経緯を分かりやすく解説しています。詳しくは、記事をお読みください。
BBC
2023・4・24
スーダンで「ワグネル」の影 ロシアの雇い兵組織は何を狙っているのか
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-65370615