「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

「ハクトウワシの背中でくつろぐカラス」どうして?<2017年3月

2023-04-20 20:34:05 | 動物と植物と自然

ワシの背中にカラスが! なぜこんなことに?
カラスのねらいを鳥類の専門家に聞いた
2015.07.03
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/070300171/

URLに写真が数枚あります。

鳥は、自分より大きな鳥を攻撃するときがあります。
巣を襲われて怒り狂った「オナガ」がカラスを追いかけまわしたりします。

専門家によると
最初は、カラスはハクトウワシを攻撃しようとしたようです。ところがハクトウワシの背中に乗ったら、どうしてよいか分からなくなった。

「楽ちんだから、このまま乗って居よう!
乗り心地は、いいじゃないか!」
こんなことみたいです。

一方、ハクトウワシのほうは?
「カラスが何もしないなら、ほっとこう」
こういう事みたいです。

他にも、こんな例があるそうです。
「クジラに乗ったイルカの写真が話題
研究者が原因を推定、ほかの動物おんぶ写真も一挙掲載」
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/a/090600055/


ふぞろいの野菜たち(=本来これが普通です)<2023・4・20

2023-04-20 20:29:59 | 社会問題

「廃棄される野菜は全体の40%」──規格外野菜を有効利用する、女性起業家の挑戦について
2023年4月19日(水)14時59分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2023/04/post-101436.php

記事はアメリカの起業家の例を取り上げています。日本でも同じです。工業製品的規格を作りそれに合わない農作物は商品にもならず多くが破棄されます。

野菜は、本来ふぞろいで虫食いなどがあって普通です。それがダメだから大きさのそろわない農作物は破棄され、虫食いを防ぐために農薬が使われます。農薬は人間の健康には良くはありません。

大きさがどうあろうと少々虫食いがあろうと野菜の価値は同じと考えれば、全部有効に消費できます。しかし、見た目や売りやすさを基準に、基準に合わない農作物は破棄される現状があります。

魚もそうです。スーパーで販売される以外の魚種や小さい魚は、やはり破棄されます。日本では、それを加工して商品化する試みがされています。

九州では、クロダイが放置されています。理由は獲ってもスーパーが買い付けないからだそうです。その結果、クロダイがアサリを食い尽くし漁業被害となり、クロダイの駆除に乗り出したそうです。漁船の燃料の高騰の問題もありますが、クロダイは食用になると思います。今、細々と駆除するために捕獲されたクロダイを加工食品にしようという試みもあるそうです。タイの仲間なんだから、食べて不味いことではないと思います。

クロダイ
https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%80%E3%82%A4

スーパーが買付しないと言う理由で、どっちかと言うと高級魚が漁獲されず放置されて、アサリを食べて困っています?
ほぼ、笑い話みたいな話です。

もっと、有効活用を考えるべき食材は沢山あるのではないかと思います。


(アメリカ)FOXニュースに見る言論の自由問題<2023・4・20

2023-04-20 20:27:53 | アメリカ合衆国

米FOXが1000億円超で和解 大統領選報道の名誉毀損訴訟
https://www.47news.jp/world/9216184.html

一部引用>
東部デラウェア州の裁判所は18日、和解が成立したと発表した。米メディアによると、和解金は7億8750万ドル(約1055億円)。CNNテレビは米メディアが関わる名誉毀損訴訟で過去最高の和解金額だと伝えた。

 また訴訟を通じ、FOXニュースは前大統領の言い分を視聴率維持のために取り上げ、幹部や出演者が不正があったとは信じていなかった実態が明るみに出ていた。

 原告はドミニオン・ボーティング・システムズ社。前大統領が負けるよう集計機をプログラムしたなどとFOXニュースが報じたことで「誤情報の無責任な拡散に加担した」と訴え、約16億ドルの賠償を求めていた。
<引用終わり

米FOX、投票システムのドミニオンと1060億円で和解 大統領選報道めぐる名誉棄損訴訟
2023年4月19日
https://www.bbc.com/japanese/65320121

FOXニュースは、右派寄りのテレビ局でトランプ政権時代は、政権擁護の姿勢が鮮明でした。その中には陰謀論を擁護する姿勢もありました。簡単に言うとトランプ派のプロパガンダを拡大して煽り立てたと言うことです。

「選挙は盗まれた」と言う主張には、根拠も証拠もありませんでした。ロシアのプロパガンダと全く同じです。根拠も証拠もなく一方的に自分の主張を繰り返すだけです。

言論の自由と嘘や捏造を報道することは、違うと思います。公共放送がないアメリカの大きな欠点です。全てが放送局や関係者の利益や目的のために報道内容が決められているケースもあります。良心や正義を失ったマスメデイアの例を分かりやすく示しました。

こんなメデイアが、アメリカ社会では大きな影響力を持っています。フェイクニュースを野放しにしたSNSと同じ構造です。


ロシアの兵器・事情<2023・4・19ウクライナ紛争

2023-04-20 13:04:31 | ウクライナ紛争

新型兵器の製造に困難抱えるロシア、旧型投入で継戦能力維持か CSIS報告書
2023.04.19 Wed posted at 19:50 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35202827.html

ロシアの装備は「過去に後退」と西側当局者 第2次大戦後世代の戦車も投入
2023.04.19 Wed posted at 13:06 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35202810.html

ロシア軍は、これまで比較的型式の新しい戦車のTー72、Tー80、Tー90などをほとんど失っていると推測されます。今、ウクライナ領に配備されている分以外は在庫がないと思われます。新規の製造は、部品不足で困難です。

不足している部品は、砲撃のための光学システム、ボールベアリング、高級工作機械などです。中でもボールベアリングは致命的で品質が低いと耐久性や品質の劣った製品しか作れません。ボールベアリングは、あらゆる種類の車両に必要です。陸上の特殊車両の製造は、困難であることになります。加えて半導体不足があります。だから、旧式の在庫のある武器を使うしかありません。
航空機や無人機、ミサイル、電子戦の装備についても同じです。だから、イランから無人機を輸入しています。

しかし、旧式のT-55シリーズは膨大に数があるので、既に前線に送られているようです。

陸上の戦闘用の特殊車両については、全部同じです。トラックを考えても、旧式の古い性能の劣った製品しか作れないでしょう。乗用車の製造を見ていると、良く分かります。部品一式中国の部品メーカーに全部、依存しています。民生用なら出来るかもしれませんが、軍用の部品は中国も部品の提供には、慎重になると思います。

戦闘機やミサイル、高度な電子戦の装備、通信機器全部、新規の製造は、難しいと思います。

去年のように圧倒的な火力と戦車を投入して、兵器の数で押しまくる戦術を取るのは、難しいでしょう。

だから、冬の戦いの後半では、戦車や歩兵戦闘車は少なかったようです。破壊されると次を送れないことになります。在庫を送ればいいと言う簡単な問題ではありません。旧式でも戦車は精密機械です。1回ばらしてメンテナンスして組み立てなおす手順が必要です。やらないで送り出すと戦場ですぐ故障すると思います。

そのためロシア軍の戦術は、大砲や旧式の多連装ロケット弾を撃ち込んで、歩兵が突撃するようなことになります。そのため歩兵部隊の損害が攻めるほどに多くなります。

今、ウクライナ軍の主力戦車はTー64かTー72です。Tー72は分捕り品とポーランドからの供与分を合計すると結構、数があると思います。Tー64もTー72と比較すると一時代前の戦車です。Tー55と比較するとその次の新型戦車なわけです。

しかも、Tー64ですら故障が多くてウクライナの戦車兵が困っていました。それより古いロシアのTー55は故障だらけになると思います。

☆ウクライナの主力戦車を、Tー62と表記しました。T-64の誤りです。訂正いたします。 古い順に、Tー55~T62~Tー64~Tー72です。


ウクライナ軍は、西側の新型戦車で補強されますから、戦車戦に関しては、ロシア軍は敗北必死です。しかもTー55だと戦車兵が1台4人必要です。1000両投入したら4000人の戦車兵が必要になります。戦車兵の訓練は、6か月から12か月は期間が欲しいというのが、フィンランド陸軍の関係者の話でした。

記事だけ読むと旧式の戦車が膨大に出てきそうですけれど?実際には、それをメンテナンスする手間暇と時間。そして必要な戦車兵の訓練まで考えると、1000両の数を戦場に投入できるのは、かなり先の話になります。それすら、兵器としては格段に劣っているシロモノです。

更に言うなら、ロシア国内には戦争用の特殊車両を整備する人員が不足していると思います。戦車兵を訓練する教官は、当然に足りませんし、訓練施設もほとんどないと思います。一般の兵士の訓練ですら、ベラルーシの訓練施設や教官を頼っているくらいです。

究極の官僚主義的形式主義的ロシア軍は、戦闘の継続にはかなりの困難があると思います。人員や装備を失うほどに訓練不足の兵士や旧式の武器を補給するしかなくなります。

だから、今・南部ではロシア軍は防御施設を建設し防衛陣地を構築して、取り敢えずウクライナ軍が攻めてくるのを待っている状態です。かなり大規模攻勢をかけた東部とハルキウ州の戦いは、ほぼ失敗に終わりそうです。

春になってロシア軍を待ち受けているのは、このような戦いです。

(ロシアの超旧式戦車)T-54とT-55!いざ、出陣か?<2023・3・24>


ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


(遊牧民の帝国)匈奴の謎が蘇る・<2023年4月

2023-04-20 13:02:23 | 歴史

古代の遊牧民が築いた帝国の秘密、DNAで解明
2023.04.19 Wed posted at 18:07 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35202772.html

古い時代には、記録に残っていない帝国は沢山あります。
特に中央アジアは、東西どちらにも記録が少なく蛮族扱いされています。

社会の上層にいた人たちの墓の発掘や遺伝子解析により、これまでとは異なる研究がされるようになりました。

「実際のところ匈奴が残した影響は強大で、ユーラシア大陸の平原を起源とする後世の遊牧民族の王国も彼らに感化されていると、ミラー氏は語る。チンギスハンを初代皇帝とするモンゴル帝国もその一つだという。」

つまり、中央アジアの最初の遊牧民帝国である可能性が示唆されています。

古代中国や古代ギリシャの文献による記録しかありませんでした。だから、中央アジアの蛮族の扱いになります。
匈奴
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%88%E5%A5%B4

ほぼ中国の史書に記されたとおりに理解されていましたが新しい事が判明するかもしれません。