「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ブログ開始のご挨拶

2023-04-01 20:06:00 | 日記

私は、今趣味人倶楽部でのんびり日記を書いています。

でも、趣味人会員さん以外からの閲覧が非常に多いです。

10年くらい前になりますが、Goo ブログで脱原発ブログを書いていた時代がありました。

その活動もだいぶ前に止めて、その後ブログは、削除しました。

私が、ブログを書くきっかけは趣味人の日記です。だから、今は自分の生まれ故郷に帰りました。

脱原発ブログに時代は、多くのサイトでブログをアップしました。それも、全部削除して今残っているのは、はてなブログだけです。そんな昔の記事が多く残っているのは、はてなブログです。

もし、私の昔のGoo ブログの記事を読んだことがある古い方は、それを見ると懐かしいかもしれません。

このブログは、趣味人倶楽部の私の日記の転載です。全部は転載できませんので近い過去の分から転載しています。まだ、遅れていますがやがて現在の日付けに近くなると思います。

私が、昔ブログを書いていたころの印象は、Goo ブログの読者は、「本当にまじめだな」と思いました。私も真面目人間ですから、Goo ブログの読者の印象は、非常に好感が持てます。

 

趣味人の日記に外部からの閲覧が多いので、Goo ブログで転載と言う形ではありますが、ブログを再開しようと思いました。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。


ウクライナ軍に最も不足しているもの<2023・2・23ウクライナ紛争

2023-04-01 20:05:00 | ウクライナ紛争
 

去年から、それは重火器です。
1月に大型武器支援が、決定してそれは、ほぼ解決できたと思います。
ところが、もっと足りないものがあります。
それは、砲弾です。

ウクライナの砲弾不足鮮明に 東部苦戦の主因と米側分析 
2022/6/14 10:38
https://www.sankei.com/article/20220614-HLMKWKXJBNPY7C7PEO7S7WKSWU/

今も、実は砲弾に関しては、同じ状況が続いています。
ロシアの方は、去年の段階で武器製造に関しては、戦時体制に移行しています。だから、砲弾は3交代制で製造しているようで、十分な量が補給されています。

ところが、欧米の方は平時のままなのです。
だから、ウクライナ軍が消費する分量の砲弾が供給できません。だから、ウクライナ軍の前線では常に砲弾が不足しています。
長いこと軍縮の流れが続いてきたので、生産ラインが少ないのです。武器メーカーだって、購入量が少なければ、それに合わせてしか製造しないでしょう。

ウクライナ紛争程度の局地戦でも、膨大な量の砲弾やミサイルを消費します。第二次世界大戦の後、大型の局地戦は、朝鮮戦争とベトナム戦争位です。
だから、韓国の武器メーカーにはかなりの量の武器を製造する能力が残っています。いつ、北朝鮮軍が38度線を越えて攻めてくるか分かりません。それに対する備えです。

だから、仮に欧米の武器メーカーが、生産ラインの増強に動くにしても、将来にわたる安定した受注がなければ、増産に踏み切れません。
その問題を先延ばしにしてきた結果、重大な事実に気が付きました。
今回、膨大な分量の重火器を供与します。
今でさえ不足している砲弾は、まるで足りなくなります。

そこでやっと、欧米諸国も砲弾に関しては、戦時体制に移行することが決まりました。
大砲を送りました!戦車送りました!
砲弾がありません!

「戦時の準備が必要だ」欧米が弾薬・砲弾を増産…コロナで実施した「共同調達」を適用へ
2023/02/23 02:48
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230222-OYT1T50211/

つまり、これまですべての国が「平和ボケ」にすぎたのですね?
「キ印が、1人現れれば戦争は、簡単に起こる」と言う単純な事実に、泥縄式に気が付かざるを得なかったということです。

そう言えば?
と、世界を見渡すと危なそうなのは、何か国かあります。
そこで、やっと増産体制の構築と備蓄に動き始めました。
ロシア10発~ウクライナ1発の比率は、今も同じようです。
そこを解決しないと、中々ウクライナ軍は勝利できません。ロシア軍が、頭数を増やして攻勢をかけていますから砲弾不足は、深刻化しているようです。

☆ヨーロッパの田舎の戦争だから、これで済んでいますが?
太平洋の戦争になると、大変なことになります。
戦闘艦の能力と数。
戦闘機の数。
何より、各種ミサイルの備蓄。
そして、特に各種ミサイルの生産能力。
ミサイルがなくなれば、すぐに戦争に負けます。
太平洋の戦争は、第二次世界大戦のころから時代の最先端の兵器を装備しないと戦えないのです。
太平洋戦争を思い出しても、分かるでしょう。
物量と生産力の戦いになります。

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


(ウクライナ)ドネツク州ブフレダールを探してみました<2023年2月23日

2023-04-01 20:00:00 | ウクライナ紛争
今までで、一番探しにくかったです。

記事を探して、場所の当たりを付けました。
ドネツク州の西部と書いている記事もあり、南部と書いている記事もありました。だから、ドネツク州の南西方向を探しました。
探すこと2時間。
やっと、それらしき地名が見つかりました。
日本語に直訳すると、「石炭労働者」
ブフレダールは、石炭の炭鉱の町です。

当たりかな?
ウクライナ語→Вугледар
英語→Vuhledar
しかし、グーグル翻訳は?→ヴーレダー

ついには、確認を取るために直接英文を探しました。
見つかった記事が・・
Ukraine holds defence as battles rage in Donetsk region, top commander says
https://www-reuters-com.translate.goog/world/europe/ukraine-holds-defence-battles-rage-donetsk-region-top-commander-says-2023-02-11/?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=sc

この中に(インチキ日本語訳)ブフレダールの単語が出てきます。Vuhledar
グーグル翻訳の適当さ→ヴフレダル
と、訳していました。

ともあれ、英文の文字が一致してやっと場所にたどり着くことが出来ました。これは、普通なら探せないと思います。探して確認するまで3時間かかりました。

ブフレダールの場所
ドネツク市のすぐ西に、ウクライナが支配するマリンカがあります。(Mar'inka)ルートM-15沿いを探せば、すぐ見つかります。
そこから南西に20~25kmほど下ると、ブフレダールが、あります。地図を拡大しないと道路が出てきませんが
ルート00532を、マリンカから南西に下ると・
Vuhledar(Вугледар)が、あります。そこが、ブフレダールです。

ウクライナの地名探しは、いつも苦労しますがこんなに苦労したのは、初めてです。最後は、英文を探して地名を確認しました。カタカナから、探すのは不可能です。
バフムートも探しにくかったです。これは地図上の表記が違っていて、詳細を表示すると別の地名で、バフムト・バフムートで説明があったので分かりました。

今回は、「石炭労働者」をヒントに当たりを付けましたが、確認するまでが大変でした。

ほんとの?暇潰し・・
午前中、これで終わってしまいました。

ちなみに、この戦争の最大の激戦地になりつつある
バフムート
地図上では、「アルチェモフスク=Бахмут」と表示されています。

ドネツク市の北に「ゴルロフカ=Горлівка」があります。
その更に北20km位の位置に、「アルチェモフスク」があります。そこが、「バフムート」です。


NATOの意思決定システムの変化<2023年2月23日 6:30

2023-04-01 19:30:00 | NATOとアメリカ

これまでは、主にフランスとドイツの決めたことに他の国も従うような仕組みでした。
ところが、これらの国はロシアのウクライナ軍事侵略では、何の役にも立ちませんでした。それどころか、NATOの足を引っ張ったと言えます。プーチンと接触するフランス。ウクライナ支援を渋るドイツ。

ロシアのウクライナ軍事侵略に脅威を感じる国々が、NATOの意思決定を主導するようになりました。
「明日は我が身」を皮膚感覚で実感できる国々の団結は、素早かったです。そして、ウクライナへの軍事支援の実行も早かったです。最後まで、戦車を出し渋ったドイツとは正反対でした。

米、中東欧の防衛強化で合意 ポーランドで首脳会合
2023年2月23日 5:45 発信地:ワルシャワ/ポーランド [ ポーランド ヨーロッパ 米国 北米 ウクライナ ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3452590?cx_part=top_topstory&cx_position=2

会合に参加したのは・・
ジョー・バイデン米大統領
NATOのイエンス・ストルテンベルグ(Jens Stoltenberg)事務総長
ブルガリア、チェコ、エストニア、ハンガリー、ラトビア、リトアニア、ポーランド、ルーマニア、スロバキア

全部、鉄のカーテンの時代に東側にいた国々です。
ドイツやフランスには、それが分からないのですね。
それどころか、まだロシアビジネスに未練を持っているでしょう。
お金の問題ではなく!命の問題だ!
参加していませんが、イギリスも同じ考えです。

アメリカは、バルト3国への派兵している兵力を増やすでしょう。当然、この地域に優先的に武器の売却も進めると思います。

ブッシュJr元アメリカ大統領の言ったことを、覚えていますか?
頭の弱いカウボーイでした。
しかし、本質は理解していました。
西ヨーロッパを古いヨーロッパと切り捨て・
東ヨーロッパを新しいヨーロッパと持ち上げました。
今、ヨーロッパの危機に際して、正にその通りになりました。古いヨーロッパと切り捨てられた代表は、ドイツの前首相のメルケルです。その時代の対ロシア外交が、今回のロシアの軍事侵略を招いたことに対し、半分は責任があると思います。今思い返すと、半分ロシアの工作員だったようにも見えます。

ポーランドは、NATOの合意を前提にF-16戦闘機のウクライナへの供与を表明しています。
イギリスは、ウクライナ空軍のパイロットの訓練をすでに始めています。やがては、ウクライナへのF-16戦闘機の供与もNATOの合意事項になると思います。

今、モルドバもロシアに内政干渉を受けて、政権が危うくなっています。ロシアをウクライナで止めなければ、東ヨーロッパ全体が、そうなると言うことです。

ワールド
2023年2月23日5:55 午前36分前更新
モルドバ大統領、バイデン氏を招待 ロシアとの関係緊迫下で
https://jp.reuters.com/article/moldova-politics-sandu-biden-idJPKBN2UW1OL

日本政府も、今回の教訓を学ぶべきでしょう。
太平洋にも火種は、あります。
今、協力すれば困ったときに援助を期待できるでしょう。
あるいは、火種のうちに拡大を防ぐことが出来るかもしれません。

火種を放置したから、ヨーロッパでは火災が起きました。
だから、せっせこ消火活動をしているわけです。


ロシア国内の微妙な政治的雰囲気<2023・2・23>

2023-04-01 19:05:00 | ウクライナ紛争

去年から目立ち始めた、ワグネルのオーナー。
今年になり、政権との距離感が出てきました。
囚人兵を使い捨てにして、バフムートの戦場では、一定の成果を出しました。
ロシア軍との距離感が出始めました。と言うよりワグネル潰しを始めました。
かなり、強烈に軍部批判をしてきたからです。
それは、ロシアでは禁止されていますが事実です。
ロシア軍は失敗し、ハルキウ州とヘルソン市から撤退しました。
唯一、前進したのがドネツク州バフムートの戦場です。
ここら辺から、ロシア軍との関係に陰りが出てきました。

政権は、ワグネルを使い捨てにしたいのですね?
ところが、ワグネルのオーナーは自分の配下を持っています。多分、海外での傭兵稼業でかなりの資産も持っているでしょう。元々、傭兵稼業の方が本業ですから。
簡単に暗殺できるような、存在ではありません。
それに、いざとなればアフリカに戻ることもできます。

そこで、ロシア軍はワグネルにプレッシャーをかけるためウクライナにいるワグネルの部隊に砲弾の供給を絞る作戦に出ました。それを暴露されてしまいました。しかし、やはり砲弾の供給は、されないようです。

ロシア国内では、ロシア国防相や参謀総長よりワグネルのオーナーの方が、特に過激右翼や退役軍人に人気があるでしょう。

そこで?
「ロシア正規軍に弾薬供給圧力を ワグネル創設者、国民に要請」
2023年2月22日 22:35 発信地:モスクワ/ロシア [ ロシア ウクライナ ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3452586?cx_part=top_topstory&cx_position=3

国民に訴えかけました。
ほぼ、ロシア国防相と参謀総長に宣戦布告したのと同じです。ロシア国防相と参謀総長が無能であるのは、多分多くのロシア国民は、知っているでしょう。これまでも散々、ロシア軍の無能は、批判されてきました。

ロシア軍にケンカを売って、それでだめならアフリカに行くでしょう。

どっちにしても、ロシア軍の負け戦は、ほぼ決定しています。ワグネルとしては、その時ウクライナから離脱している方が都合がいいんです。
敗戦の責任を、負わなくて済む・・
ケンカを売って、言い分が通らないからアフリカに出ていく・・これなら、ウクライナ紛争から手を引く口実になります。

その後、ロシア軍敗戦の責任を負わされるのは、誰か?
ロシア国防相と参謀総長に決まっています。
だから、ここら辺で手切れにしてロシア国内には、居ない方が無難なのです。

ロシア国内では、随分顔を売りました。
そして、なんだかんだ言ってもロシアの軍事力の中で一番力を発揮したのは、ワグネルの傭兵部隊です。ワグネルの本体だけなら、間違いなく強いです。
囚人兵の残りは、ロシア軍に押し付けて傭兵部隊の本体を引き連れて、多分ロシア国内の政争の圏外にいようという魂胆だと思います。

要は、ワグネルのオーナーは、この戦争は負けるのを認識しているのですね。だから、早めに離脱したい。しかし、それには口実が必要です。
その口実を、ロシア軍が与えてしまいました。

離脱したのち、ロシアで権力闘争が起きれば?
アフリカからワグネルの傭兵を率いて、戻ってくるでしょう。

ロシア国内での権力闘争は、ほぼ確実に起きると思います。独裁者もそれを制御するのは、難しいと思います。
では、ロシア国防相と参謀総長のラインでどうにかなるか?
ロシア軍が従わないと思います。

ウクライナ戦争の敗北後を見据えての権力闘争が、水面下では始まっていると思います。

チェチェン首長、民間軍事会社の創設を「真剣に」計画
2023.02.20 Mon posted at 11:13 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35200255.html

ロシア・チェチェン共和国のカドイロフ首長
チェチェンの独裁者です。
去年の一時期は、ワグネルのオーナーと一緒に散々、ロシア軍を批判していました。その後、静かになりました。
口を閉じてろ!と警告されたのでしょうね。
要は、法で縛られない自分の部隊を持つことの重要性を学んだのでしょう。
ここにも、軍事会社を持とうとしている者がいます。

ワグネルとは、違う同業者もいます。

ロシア軍とは、違う部隊を持つものは、権力闘争の中で有利な立場に立つことが出来ます。そんなのが、3つくらい組めば?

あるいは、ロシア国内には重武装の民間防衛組織もあります。中央の統制が弱まれば、そんなグループも動き始めるでしょう。合従連合の末に、何が出てくるのか?
民主主義的な政権でないことは、確かです。

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


ロシアの珍妙な新兵器<2023・2・22ウクライナ紛争>

2023-04-01 19:00:00 | ウクライナ紛争
新しく戦場に出てきたから、一応新兵器と言えないこともありません。

既に書いた通り、ロシアのT-72以降の型式の戦車は、ウクライナの戦場にある分しかないと思います。

私が、倉庫の奥から引っ張り出してくるのではないかと思っていた、超旧式のTー62型戦車

ロシア軍、引っ張り出してきた旧式戦車「T-62」をほぼ無傷で戦場に放置
2022.10.29
https://forbesjapan.com/articles/detail/51501

ロシア軍いよいよ限界か? オンボロT-62再整備して前線に投入 旧式戦車に頼らざるを得ないワケ
2022.10.19
https://trafficnews.jp/post/122431

実際には、去年の8月ぐらいから主にヘルソン州のウクライナ戦線に投入されていたようです。ロシア兵は、その超旧式戦車で戦うのが、いやだったようでほとんど、放棄して逃げたようです。破壊されたのは、わずか6両で・
無傷でウクライナ軍が捕獲したのが、37両のようです。
これは、流石に前線には、送らないと思います。
砲塔の主砲の口径が違うので、別の戦車砲弾を用意する必要があり、まず砲弾がすぐなくなるでしょう。
その他、スロべニアから超旧式の戦車M-55も受け取っています。
「スロベニアがウクライナに28両のM-55S(T-55)戦車を提供することを決定」
2022年9月21日
https://worldtanknews.info/tank/slovakia-decides-to-provide-ukraine-with-28-m-55s-t-55-tanks/

極寒の中で身を潜める狙撃手 ウクライナ東部
2023年2月20日 11:00 発信地:バフムート/ウクライナ [ ウクライナ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3451328

国家国境庁の国境警備部隊が、国境の守備に就いています。これは、準軍事組織ですが正規軍のような重装備ではありません。つまり、この部隊には戦車などありません。
超旧式の戦車と言えども、国境警備部隊の火力を強化するには、十分役に立ちます。超古くたって、戦車砲はついていますからね、撃つことは出来ます。小型の自走砲の代わりには、十分使用できるんです。
しかも、この戦車はロシアの戦車の共通の弱点がありません。砲塔内に砲弾を置かないシステムです。砲塔に直撃弾を受けても、瞬間全部壊れることはありません。

つまり、去年の8月くらいから全部の前線に送る補充用の戦車は、なくなっていたことになります。さすがに、東部の激戦地には、送らなかったようです。

しかし、稼働台数から逆算するとT-72以降の型式の在庫は、ないと思います。
つまり?
これからは、超旧式のオンボロT-62を補給するしか補給のしようがありません。
やがて、激戦の東部戦線にも、T-62が登場すると思います。そうでなければ、戦車なしで戦闘するしかありません。
まあ、ウクライナ軍の主力戦車のT-64の一つ前の世代の戦車ですから、走ることは走るでしょう。問題は、戦車砲の砲のサイズが違いますから、この戦車用の砲弾を別途製造する必要があることだけです。50年以上前の在庫はあると思いますが、それを撃つのは嫌でしょう。劣化してたら撃つ前に砲身内で爆発する恐れがあります。

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


57歳のウクライナの戦車兵<2023・2・21ウクライナ紛争

2023-04-01 18:35:00 | ウクライナ紛争

もっと戦車と砲弾を ウクライナ東部の前線部隊
2023年2月13日 8:00 発信地:クラホベ/ウクライナ [ ウクライナ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3450210

何しろウクライナも戦争前は、貧乏な国で政治や社会も腐敗した部分も沢山ありましたし、兵器の更新など出来ませんでした。あるのは、旧式のソ連時代のポンコツばかりです。

当然、戦車もポンコツ。ロシアの数の多い戦車であるT-72の、一世代前のTー64が主力戦車です。

今回、記事に出てくる戦車兵が凄い!
旧ソ連時代に兵役を務めた戦車操縦のベテランです。
それは1980年代半ばだそうです。ウォロディミルさん(57歳)
今回のロシアの軍事侵略を受けて、従軍しました。
戦車は、40年以上前のおんぼろですが、お父さんの戦車操縦の腕は、確かで「38トンの戦車を巧みに操縦し、時速50キロで荒野を走る。」のだそうです。

その甲斐あってか、まだ無事に戦闘に従事しています。

ただ、やっぱりオンボロは、しょっちゅう故障するそうです。ウクライナの戦車兵は、大抵器用で簡単な故障は自分たちで修理してしまいます。修理に出すと、当分戻ってきません。だから、自分たちで修理するようになったんでしょうね。これは、他の戦車部隊も同じです。大抵の故障は、戦車兵が修理しているようです。
運が良ければ、部品はウクライナ中に転がっていますから。

だから、欧米から届く戦車にすごく期待しているようです。40年か50年前のポンコツ戦車なんか、誰だっていやですよね?

こんなオンボロ兵器を巧みに使って、1年もロシア軍と戦ってきたウクライナ兵は、兵士の鏡ですね。

https://www.cnn.co.jp/storage/2023/02/15/9207296064d91dc30e5ac6e0be946862/t/768/432/d/230213132138-03-vuhledar-extra-super-169.jpg
この写真を、見てください。
どう見ても砲身は、戦車砲です。
何か鉄材の余りで砲塔の代わりを作って、良く分からない台座の上において砲撃しています。
あれば、何でも活用すると言うことですね。
運ぶときは、クレー付きのトラックを使うのでしょう。

もっと、すごいのを見たことがあります。
ウクライナ町工場特別製造の4連装ロケット砲。
これは、ロシア軍の壊れたロケット砲から壊れていない発射管と発射装置を2トントラックの荷台に取り付けて、4連装ロケット砲を製造してしまいました。まあ、それほど役に立つとは思えませんが、心意気は分かるでしょう。

ウクライナ軍、旧ソ連製戦車で戦線維持 西側からの増援控え
2023.02.02 Thu posted at 06:00 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35199435.html

この部隊もそうです。戦車兵が自分たちで故障を修理してしまいます。この部隊は分捕り品の戦車を持っているようです。記者が撮影して良いかと聞いたら?
「エイブラムスと引き換えなら」と言われてしまいました。

分捕り品の戦車は、400両~500両あるはずですから東部のウクライナ軍の戦車部隊は、結構持っていると思います。どれも、ウクライナのT-64より性能がいいですから、分捕り戦車が増えたら、戦車兵は大喜びでしょう。
誰が乗るんだ?
決めるのに、毎回もめると思います。

分捕り品だらけの部隊もあります。
ハルキウ州の大攻勢で、最初は機械化部隊だったそうです。つまり?この部隊は戦車を持っていませんでした。リマン辺りまで進撃したら、機甲部隊に変身していたそうです。つまり、遁走したロシア軍の戦車を部隊に加えて行ったら、機甲部隊と言えるほどに戦車の数が増えていたということです。数が増えて困らないのは、ウクライナ軍の主力戦車と砲弾の口径が同じだからです。だから、燃料と砲弾を補給すると、そく機甲部隊が出来上がるわけです。
ウクライナ軍の兵士は、器用ですからね?
戦車兵がいなくても、特殊車両の運転が得意な兵士が戦車兵に、変身するみたいです。あと、見よう見まねで何とかするようです。必要が、そうさせるのでしょうね?

例えば?西側の兵士には、この程度の訓練期間が必要だ。ウクライナ兵の場合は、その期間の半分以下で足りるようです。学習意欲が違います。それが、戦場での生死を分けるなら・即、学ぶでしょう。訓練が終われば、即実践です。

西側の戦車でないと駄目な理由は、やはり旧ソ連製の戦車には、共通の欠点があるからです。砲塔への被弾に極端に弱いことです。それは、ウクライナ軍もロシア軍も同じです。
だから、例え型落ちのレオパルト1でも今、ウクライナ軍が保有している戦車よりは、防御力が格段に向上します。

泣けてくるでしょう?
こんなポンコツ兵器を使って、ロシア軍と戦っているんですから・・

57歳のお父さんのところに、一番先に新しい戦車を届けてあげて欲しいですね?

☆西側諸国の大きな間違い
ウクライナに兵器を送れば、知らない兵器だって器用に使いこなす。訓練だとか難しく考える必要は、ないんです。
送れば、あとウクライナ軍が(ウクライナ兵が)勝手に有効活用する。実際に戦争している方は、ああだこうだ言わずに、即使います。
とにかく!数送れ!

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


バイデン大統領を、おもてなししたウクライナ鉄道<2023・2・22

2023-04-01 18:30:00 | ウクライナ紛争

ウクライナ鉄道、バイデン氏利用で定時運行率9割に低下 冗談交じりに謝罪
2023.02.22 Wed posted at 15:28 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35200402.html

バイデン大統領のウクライナ訪問は、数か月前から検討されていたようです。決定されたのは、数日前であったようです。2月20日、キーウに到着しキーウに滞在したのは4時間でした。
列車で片道10時間。往復20時間。
ウクライナ国鉄は、大変な思いをしたと思います。
(どうやって、アメリカの大統領を、おもてなししたらいいんだろう?)
ロシア側には、直前に通告したようです。
(アメリカ大統領が、キーウにいる時に、ミサイルなんか撃ち込むんじゃない!)

アメリカを飛び立った時も、アメリカ軍のVIP送迎用輸送機を利用して極秘に飛び立ちました。随行を許されたのは、記者1人カメラマン1人だけです。
情報としては、全く出てきませんがポーランドまでは、アメリカの戦闘機がエスコートしたと思います。

アメリカの大統領が、キーウでウクライナの大統領と一緒にアメリカは、ウクライナを支持し全面的に必要な限りの支援を行う!

それを明確に全世界に伝えるための、演出です。
だれもが、それを理解したでしょう。
それを可能にしたのが、先のミュンヘン会議へのアメリカの超党派議員団の出席です。

去年の12月、ウクライナの大統領が訪米しました。
【解説】 ゼレンスキー大統領の訪米、ウクライナ支援懐疑派はどう受け止めるのか
2022年12月22日
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-64061476

アメリカには、当時ウクライナ支援に懐疑的な人も結構、いました。しかし、ウクライナ大統領のアメリカ議会での支援を訴える演説は、アメリカの議員の心に響くものがあったのは、確かです。

ワールド
2022年11月4日5:27 午前4ヶ月前更新
米超党派議員がウクライナ訪問、支援継続を確約
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-us-senators-idJPKBN2RT1YK
ワールド
2023年1月21日6:49 午前1ヶ月前更新
米上院超党派3議員、キーウ訪問 戦車供給の遅れを非難
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-us-senators-idJPKBN2TZ1O1

ミュンヘン会議に約50人の米議員、ウクライナへの超党派支援示す
2023年02月18日(土)06時07分
https://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2023/02/432190.php

このようなアメリカ議会の意思決定の流れがあります。
ウクライナへの戦車供与を、決定したのは、1月21日のアメリカ議会超党派議員団の支援の遅れに対する非難です。これにより、バイデン大統領も米軍の戦車供与を決定することが出来ました。

ドイツ・ミュンヘンで17日開幕したミュンヘン安全保障会議に米国の50人近い議員が出席したという意味は?
「もっと、ガンガン!ウクライナ支援しろ!」
と、言う意味です。

その総仕上げが、今回のバイデン大統領のキーウ訪問です。アメリカの大統領が、決意表明したと言うことは、それは必ず、実行されると言うことです。

ロシアが何をどう逆らっても、どうにもなりません。
今ですら、ウクライナ軍の方が強いのですから・
ロシアの出来ることは、さっさとウクライナから撤退して条件闘争することだけです。ウクライナの国土破壊の復興費用とか、戦争犯罪の責任とか・
(多少、おまけしてください・これ位しかできないと思いますよ・・)

ちなみに、3月15日までには、ポーランドからの戦車の最初の供与分が届く予定です。ウクライナの戦車兵の訓練が終わり次第、届きます。その後、順次支援が決定されている兵器が、届き始めるでしょう。

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


ロシア軍は、今どうしているのか?<2023・2・21ウクライナ紛争

2023-04-01 18:05:00 | ウクライナ紛争

攻勢に出ている話は、聞きます。
しかし、いまいちみたいです。

今、分かっている数字で去年の動員兵の残りが約20万人。秋の定期徴集兵(兵役義務のある者)が、12万人。
だから、新規に30万人はウクライナ戦線に送れるはずです。

そこでロシア軍のために考えてみました。
どうやら旅団規模で部隊編成しているようです。
大雑把に1旅団5000名。すると?
60旅団が、最大編成可能です。実際には、後方支援要員やその他が必要なので50旅団と仮定します。

主に戦車を数えてみます。
稼働可能だと思われるのは、1000両~最大1500両
これは、既に前線に配備済みだと思います。

1旅団には、戦車50両を配備します。
50×50=2500両
T-72以上の規格の戦車は、もうないと思います。
すると?どこかから、かき集めてこなければなりません。
あるのか?まだ、あります。大旧ソ連軍をなめてはいけません。倉庫の奥を探せば、T-72の前の主力戦車のT-62の在庫が残っているかもしれません。
これだって整備してからの配属ですから、結構時間はかかると思います。

他にも歩兵戦闘車、兵員輸送装甲車両、自走式りゅう弾砲、輸送用の軍用トラック、その他装備一式。

仮に50旅団を編成しました。兵員は、それでいいです。
しかし、上に書いたような重火器・装備一式・トラックなどを考えると、3月やそこらで全部、用意するのは、ほぼ不可能でしょう。その砲弾やミサイルなんか、どうします?

更に考えると、部隊指揮用の将官や士官が必要です。
これも数年から10年以上かかる話です。

他の軍管区を全部空にして集めても無理でしょう。

それだけの人数の食料や衣服、個人装備などを支給したり補給するのも至難の業です。膨大な輸送用のトラックが必要です。
銃弾だって大変です。それだけの人数がバリバリ撃ちまくれば、たちまち弾切れになるでしょう。

そう考えると、火力の援護のほとんどない人海戦術突撃しかありません。

2月の前半、東部ドネツク州の町ブフレダール周辺を第155海軍歩兵旅団中心の戦力が2週間くらい攻撃しましたが、結果は惨憺たるものでした。
しかし、この旅団は去年から戦闘に参加していますから戦車や歩兵戦闘車、りゅう弾砲その他の重火器を装備していました。

新規に編成されるであろう部隊は、運が良ければ戦車は旧式のT-62。あとは、何があるんだかないんだか分からない状況で戦地に送り込まれると思います。倉庫の奥の奥を探すと、うんと古い兵器は見つかるかもしれません。うっかりすると、食料すら補給されるかどうか不安が残ります。
しかも、将官や士官は肩書だけの未熟者。
これで、戦争して来いと言うのは、あまりにも無理がありすぎると思います。

春になれば、ウクライナ軍の方は西側の新規に供与された兵器が順次到着し始めます。

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


特殊詐欺や連続強盗事件の実行犯の募集方法<2023年2月21日

2023-04-01 18:00:00 | 社会問題
【闇バイト】一連の強盗事件を受け…“書き込み禁止”ガイドラインの改訂 通信関連業界4団体

2/17(金) 11:31配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/e79ec6ceaf0b23635e0a2fb1c6ec5ab02aa758fb

これを読んで、呆れませんか?
特殊詐欺は、長年の問題です。
広報車を走り回らせて、金融機関の窓口で注意したりが対策でした。
しかしながら、形を変えて次々現れます。
今回、連続強盗事件が起きて・
どっちも、指示役が同じであることが判明しました。

そこで、やっと通信関連業界4団体の自主規制が決まりました。つまり、以前からあったと言うことでしょう。
犯罪の実行役を、堂々とネット上で募集するのを放置していたわけです。

普通の新聞や雑誌やテレビで、闇バイト募集なんて募集広告は、出せないし受け付けないでしょう。

つまり、世界的に同じですが・
「通信の秘密」の理由で、ネット上は無法地帯でした。
ユーロでは、やっと規制する法律が出来ました。
アメリカは、個々の企業の自主規制しかありません。

警察がやれば、警察国家になってしまいます。
独立性の高い通信関連監視委員会を作るべき必要があると思います。公正取引委員会とか原子力安全委員会のような組織です。ネットを監視するのですから、膨大な人では必要です。
しかし、これをやって規制をかけないと形を変えてまたやると思います。
犯罪の実行役を募集するのを、放置したり業界団体の自主規制に任せるのは、怠慢と言うべきです。
ガイドラインを設けて、それに違反するのは、直ちに削除命令を出す。従わなければ、業務停止処分と高額の罰金を科す。何回もやったら業務禁止処分を出して締め出す。
これくらいやらないと、防げないと思います。

闇バイトは当然禁止、高額バイトは中身を調べる。
おそらく検索用語を変えるから、それを発見する。
これをやらないと、特殊詐欺は根絶できないと思います。

ヘイトや陰謀論、フェイクニュースも同じですね。
これらに規制をかけないとアメリカのような社会になります。個人に対する誹謗中傷も同じです。

そして、刑法の改正も必要です。
詐欺罪、窃盗罪、強盗罪に対する刑罰を厳格化します。
詐欺や窃盗など軽すぎるでしょう。
だから、気軽にやるんです。
最低15年から始まって最高30年まで刑罰があれば、気楽にやる気になりますか?やる前に考えるでしょう。
強盗は、殺人に準じるくらいの厳罰が必要だと思います。
これは、最高刑を引き上げるんです。悪質なら無期懲役。

要は、日本の刑法は刑罰が甘すぎます。
一時期、中国人の窃盗グループが日本中を荒らしまわりました。理由は、捕まっても刑罰が軽いからです。
教育刑法と言う考え方があります。
犯罪者を再教育して社会に復帰させるという考え方です。
しかし、1回犯罪を犯すと出所しても再犯を犯しまた、刑務所に戻るケースも多いです。
全然、教育になっていない。教育期間=刑罰が軽すぎるのです。

ネットにだって、新聞や雑誌、テレビと同じ規制は必要です。この業界と違いネット業界は自主規制など出来ません。だから、公的な独立性の高い期間を作り監視または監督させるべきだと思います。
特殊詐欺は、これをやらないとなくなりません。
堂々と犯罪の実行役の募集が出来ることを、これまで放置していたこと自体が、おかしすぎます。


(ウクライナ紛争)真実は、どこに?<2023年2月20日 19:43

2023-04-01 17:35:00 | ウクライナ紛争
これは、噂話程度に聞いてください。

例えば、アメリカやイギリスの情報機関の責任者は、必ず否定する話です。

しかし、噂は消えず?

【動画】やはり重病?外交の舞台でプーチンが見せた酷い「症状」
2023年2月20日(月)16時19分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/02/post-100908.php

やはり、噂を呼びます。
精神状態に異常をきたしているのは、ほぼ確実だと思います。去年のウクライナ4州併合宣言後のパーテイでの氏の振る舞いや表情は、明らかに正常ではありませんでした。
ほぼ、オカルトでした。
そんな氏の振る舞いや表情は、見た記憶がありません。

氏の目の黒いうちに、ウクライナ侵略を取り巻きが決めた可能性は、あります。
「やったら、すぐ勝てる!」と考えたからでしょうね。
この意思決定の場にいた人間は、氏を含めて4人だったとされています。
2人は、情報組織の幹部。
もう1人は、国防相だったとされています。
そして国防相は、消極的だったと言う噂です。

ロシア側の観測では、首都キーウは3日で陥落し、1か月もあれば、ウクライナは屈服するという予想でした。

それは、現実になっていたかもしれません。
去年、2月24日未明、ロシアの特殊部隊が首都キーウを強襲し、ウクライナ大統領官邸を襲撃しました。しかし、際どく大統領官邸守備隊が防衛し、ウクライナ軍が応援に出動し撃退しました。

これが、ロシアの作戦の第一です。
その後、大戦車部隊がキーウを攻撃するはずでした。
60数kmに及ぶロシアの大機甲部隊。
何故か、動かなくなりました。
理由は、燃料切れです。
ベラルーシ国鉄を使ってロシア軍は、補給する予定でした。ところが?
ベラルーシ鉄道の労働者が、それを妨害しました。
そのため燃料その他の補給が、大幅に遅延しました。

そのためウクライナ軍に防衛の準備の時間が出来ました。

ロシアは、スパイ大作戦のような計画を立てていました。
それが、全部失敗しロシアのキーウ攻撃部隊は、大損害を被り撤退しました。

何しろ、作戦計画を立てたのはスパイ・グループです。
西側諸国も、ウクライナはすぐ負けるだろうと予測していました。

キーウ以外の、ロシア軍の作戦は成功しました。
その結果が、今なお残るロシアの占領地です。
去年の7月までは、ロシア軍が優勢でした。

しかし、ウクライナ軍の健闘を見て西側諸国の態度が変化しました。ウクライナ支援に、はっきり態度が決まりました。その後の、流れは今見ている通りです。

問題は、独裁者の健康状態についての噂話に戻ります。
独裁者が20年かけて、独裁者の地位を固めたために代わりがいません。だから、独裁者の健康状態が問題になるわけです。

ロシア国内外の注目を集めています。
氏の健康状態は、どうであるのか?
ロシア国内の方が、問題でしょう。
独裁者の常として無能な者を、周囲に集めます。
だから、腐りきった無能な人間しかロシアの権力層には、いません。
次が誰かは、権力闘争して決めるしかありません。

誰が、権力の座に近いのか?

実力闘争になりますから、情報部の関係は無理ですね。ロシアを泥沼の戦争に引き込んだ、戦犯です。

軍部では、国防相と参謀総長のラインは、軍内部での信頼を失っているでしょう。有能な将官を外して無能な者を昇格させて、ロシア軍の損害を増やし続けています。

だから、ロシア軍の内部から出てくるとするなら、ロシア軍内部の反主流派です。それが、誰かは私には分かりません。

もう一人有力な候補がいます。
ワグネルのオーナーです。
自分の配下を、持っています。
ほぼ、独立した組織です。
親分の命令に従い、行動するでしょう。
意外にこの人は、まともだと思いますよ。
損得で動きますから。
残虐で冷酷ではあるけれど、損得を計算して冷静に行動するという意味では、一番まともだと思います。
推定1万人以上の配下を持っているという意味では、一番強いでしょう。

だから、独裁者が何らかの理由で権力を失えば?
ほぼ、3系統の権力闘争が予想されます。
国防相・参謀総長ライン
軍の反主流派ライン
ワグネル・ライン

どっちにしても、ろくなものではありませんが?
ウクライナへの侵略戦争の継続は、困難になります。
と言うより、ウクライナ領にいるロシア兵は、全部ロシア領に逃げ帰るでしょう。そんな国内情勢が起きれば、遠征軍に補給などあるはずが、ありません。ウクライナ軍に思いっきり!砲撃されて・銃撃されて撃破されるより・・(意味は、皆殺しです)
生きて国に帰りたいと、だれしも思うでしょう。

どうなるのか?
どちらかと言うと、ロシア国内の関係者の方が気になると思います。味方する方を間違えると、たちまち地獄行きです。全部、罪を着せられてね・・

ロシアの未来が、無事であるとは到底思えません。
今、のんきに海外で遊びくらいしている連中だって?
無事で済むかどうか、分かりませんよ・・
貧乏人の中から、革命を指揮する人間が出てくれば革命だってありえます。

21世紀のドラマを、見ているような気がします。


ウクライナ軍の現在の前線と兵士の訓練<2023・2・20ウクライナ紛争>

2023-04-01 17:30:00 | ウクライナ紛争

ワールド
2023年2月20日7:55 午前6時間前更新
ウクライナ東部でロシア軍に「極めて重大な」損失=大統領
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-zelenskiy-east-idJPKBN2UT0FV

これが、分からないのですね。ウクライナ政府が、ほぼ情報を出さないからです。余程、派手に戦闘しているところ以外は、はっきりしません。

今回の、ウクライナの大統領のコメントで大体、前線の位置が分かりました。

ルハンスク州
スバトボ~クレミンナ~ビロホウリカ
ドネツク州
バフムート(アルチェモスクワ)~アウデイーウカ~マリンカ
サボリージャ方面の一部

これで、大体位置が分かる人は、相当なウクライナ通です。私は、結構苦労してグーグルマップで調べました。

ルハンスク州の前線は、大体ルハンスク州の北部でハルキウ州とドネツク州の境界に近い付近です。

ドネツク州の前線は、現在地図上で境界線になっている付近です。

バフムートだって、普通に地図を見ると分かりません。
地図上では、アルチェモスクワで表示されているからです。
どうしても、分からないのが1月末にロシア軍が、ぼろ負けしたブフレダール。これも、多分地図上の表記が違うのだろうと思います。
おそらく、コンスタンチノフスカでないのかと思いますが
はっきり分かりません。
バフムートの西南西20km位に位置します。
もしここだとすると、バフムートとブフレダールは、丁度ドネツク州の重要拠点都市のクラマトルクスとスラビャンスクの出城みたいな位置にあります。

以上の地名を地図上で調べると、今大体どの辺が前線なのかが分かります。ほぼ、去年前線が膠着した位置から動いていません。ウクライナ軍が奪還した位置を維持しています。

アメリカとイギリスは、ウクライナの新兵の訓練を拡大しその部分で、完全に訓練の部分は引き受けています。ドイツやポーランドも戦車や歩兵戦闘車の訓練をしています。

ワールド
2023年2月20日12:05 午後2時間前更新
アングル:塹壕戦などウクライナ人軍事訓練、英が受け入れ倍増
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-britain-military-idJPKBN2UU03Y

最初のウクライナ部隊の訓練終了、ブラッドレー操作も 米
2023.02.19 Sun posted at 15:50 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35200236.html

春の戦闘に向けて順調に新兵や新しい武器の操作訓練は進行中です。

しかし、NATO側の弾薬供給能力が不足してウクライナ軍の前線では、砲弾不足になっています。NATO本部は、加盟各国に増産を呼び掛けていますが、すぐには増産できないでしょう。

ロシア軍は、新規の部隊を投入して攻勢をかけていますが、今のところウクライナ軍は前線を維持しているようです。

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


(中国内モンゴル自治区)トナカイを放牧するエベンキ族<2023年2月20日 7:04

2023-04-01 17:05:00 | 動物と植物と自然
極寒の森でトナカイを放牧するエベンキ族 中国内モンゴル自治区

2023年2月19日 17:28 発信地:中国 [ 中国 中国・台湾 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3451718?cx_part=top_category&cx_position=1

トナカイを放牧するのは、北欧の極北に住む少数民族とここだけでしょうね。冬には、零下50度まで冷え込むというのですから極北並みです。

エベンキ族の人々は、大昔からこうして生活してきたのでしょうね。

中国政府は、悪いことも沢山しているけれど、いいこともします。この少数民族が生活していけるように住宅を建設して無料で提供したり、山中のトナカイ飼育地にも断熱性の高いトレーラーハウスを提供したりして生活支援をしてきたようです。

ジュエレさんは、北京市の大学を卒業して同市の病院に就職して画像医学の仕事に就いたけれど、故郷の呼び声を聞き故郷に帰ってきました。

トナカイの放牧は、記事を読むと大変な仕事です。
でも、昔からこの地域の人々がしてきた仕事だから続けたいと思うのでしょうね。それが、遺伝子に刷り込まれているのでしょう。

トナカイのエサは、ほんの少し木に生えたコケです。
でも、それだけでは足りないので人間が栄養食を、何日かに一度与えるのでしょうね。
しかし、トナカイの群れがどこにいるか分からないので、積もった雪を踏みしめて探して歩かなくては、なりません。

1週間くらい見つからないこともあるようです。1日8時間くらい極寒の中を探し回り・・
今日も、見つからなかった・
あの子たち、どこに行っちゃたんだろう?
夜は、トレーラーハウスや昔ながらのテントの中で寝泊まりです。

でも、餌をねだるトナカイたち。
可愛いでしょう。


ウガンダの子だくさんのお父さんと地球温暖化対策<2023年2月19日 21:31

2023-04-01 17:00:00 | 外国の話題

妻12人・子ども102人、大家族に「もうたくさん」 ウガンダ男性
2023年2月19日 10:00 発信地:ブタレジャ/ウガンダ [ ウガンダ アフリカ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3450200

最初の奥さんが子供を2人しか生まなかったので周囲から勧められて、二人目の奥さんと結婚したんでそうです。三人目の奥さんの言い分が笑えます。
『3番目の妻ザビナさんは、ハサヒヤさんに他に妻がいると知っていたら、結婚に同意しなかったと話す。「ここに来て、諦めて運命に身を委ねた。そしたら彼は4番目、5番目の妻を連れてきた。最後には12人になった』

「自分の子どもの名前をほとんど覚えていない。妻が12人、子どもが102人、孫が578人いるからだ。妻の名前を忘れることさえある。」

結果、こうなりました。
人口4000人の村に住んでいるのですから・
しかし、よく無事に全員育ちましたね。

そこで、ウガンダと言う国を調べてみました。
ウガンダ - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80
ウガンダと言えば、昔は腐りきった独裁者が有名でした。
幸い、あまりひどい内戦もなく現在は、なんとか議会があるようです。アフリカの内陸の、どちらかと言うと平和な国です。余り豊かでは、ありません。
元は、イギリスの植民地で民族が多いため公用語は、英語です。宗教は、キリスト教徒が人口の85%ですから驚きです。そして、植民地時代にインド人が移住したみたいでインド系住民までいます。
インド人のいない国は、あまり聞いたことがありません。
世界中、大抵の国にいます。

それが、地球温暖化にどう関係するかと言うと?
エネルギーは、薪や石炭に頼っています。
電気だって、最近やっと水力発電所が建設され電力の供給が出来るようになったようです。

つまり、ウガンダはまだいいほうで、もっと電力などないような国は、地球上に沢山あると言うことです。
東ヨーロッパに行ったって、石炭火力に頼っている国は結構あります。

世界の発電供給量割合
2017年のデータをまとめたものです。
https://sustainablejapan.jp/2020/04/03/world-electricity-production/14138

この石炭火力の割合の多さを考えてください。
それで、ジェット旅客機は、一体一日何万便空を飛んでいるのやら
車だって、電気自動車なんか走れない国は沢山あります。
数を数えるのが不可能なほどに運行されてる海上輸送船舶。

温暖化ガスの削減を言うのは、ほとんどの人に死になさいと言うのと同じです。誰も言うことを、聞きはしないでしょう。

だから、時間はかかっても自然環境を復活させ、自然環境の中に二酸化炭素を吸収してもらうようにすることが本来の道であると思います。
即効性の対策は、ないと言うことです。
これまで人間の営みや経済活動は、全て自然環境を破壊するものでした。それを元に戻していくだけで、十分地球温暖化対策になると思います。と言うより、これが本筋であり、今ヒステリックにやっていることは邪道です。

例えば、東京湾岸にずいぶん埋め立て地を作りました。その半分でも自然林にしたらどうですか。豊かな自然林と動物が住むようになります。
NYでは、実際にそのような取り組みが長いこと行われており、そのエリアでは豊かな自然と動物や鳥が住んでいるそうです。

あるいは、今サウジで研究されていますが、二酸化炭素の吸収量が多く温暖化した海でも成長できるような海藻を研究しています。温暖化した海でも生きていけるような、サンゴの研究もされています。紅海のような海水温の高い海で生きているサンゴは、海水温が高くなって死滅したサンゴ礁に移植できるかもしれません。

砂漠地帯の広がりを防ぎ、緑地を作り出す努力とか・

本来、地球温暖化ガスの対策としてするべきことには、資金は使わず、ほぼ効果がないであろうという事業に巨額の税金が投入されています。
地球温暖化に特効薬は、ない!と知るべきでしょう。


戦果が聞こえないが、ロシア軍は、どうしたのか?<2023・2・19ウクライナ紛争>

2023-04-01 13:50:49 | ウクライナ紛争

予想では、動員兵と秋の定期徴集兵(兵役義務で集める方)で30万人は、いるはずで一応3か月の訓練期間を終えて実戦配備されています・いるはずです。

春になって地面が固まるころには、ロシア軍は不利になります。西側の大型支援の重火器や兵器が届き始めるからです。ロシア軍としては、その前に出来るだけ支配地を拡大する作戦だと思います。3月10日も過ぎれば、重戦闘車両の行動が、地面がぬかるんで困難になりますから、もうガンガン!攻めて戦果が上がっていなければ、ならない時期です。3月10日を考えれば、もう20日しか残っていません。

ウクライナ軍は、東部地域でロシア軍の攻勢が始まり激しい戦いが続いていて、何とかウクライナ軍は、持ちこたえていると言っています。
大体、どこら辺かは分かります。
ルハンスク州のスバトベやクレミンナ方面ですね。
あるいは、リシチャンスク方面にもウクライナ軍は、進出しています。
ウクライナ軍が苦戦しているなら、ここら辺の地域はロシア軍が奪還しても当然の地域です。
それほど地形的に守りやすい地域ではありません。
ウクライナ軍としては、塹壕を掘って陣地戦をするしかない地域です。

大兵力を持って、ロシア軍が攻めれば攻め落とせないことは、ないと思います。

しかし?さっぱりロシア軍が勝利したという話は、聞こえてきません。せいぜい、どこかの村を占領したとかその程度の話です。

ロシア軍が、じりじりと前進しているのは、バフムートの周辺だけです。ここは、悪党ワグネルの部隊がいます。囚人兵は使い捨てですから消耗品ですけれど、本来のワグネルの戦闘員が1万人か最大2万人いると思います。これは、ロシア軍の部隊の中では、最強です。だから、ワグネル主体で戦ってきたバフムートだけは、多少の前進が出来ています。

2023年2月15日 6:43
2023・2・15ウクライナ紛争>ドネツク州ブフレダールでの戦闘
https://smcb.jp/diaries/8988364

これは、1月の末ごろ1週間ぐらい旅団規模の部隊が攻勢をかけました。大体、人数は5000人くらいだと思います。攻めてはみたものの、戦闘らしい戦闘にもならず軽く蹴散らかされたようです。
蜘蛛の子を散らすように逃げ回っていました。
そこにウクライナ軍の砲兵部隊が砲撃し、打ち漏らしたのは、歩兵部隊が狙撃するわけですから、戦闘になるわけもありません。
戦車だ歩兵戦闘車だ、多連装ミサイルシステムだ軍用トラックだの、結構放棄して逃げ去りました。

そこで、気が付いたことがあります。
他も、ここと似たようなことをやっているんじゃないのか?ブフレダールでの戦闘は、たまたま映像がありましたから実態が分かりました。

ロシアの精鋭部隊の多くは、去年の戦闘で失われています。つまり、今来ているのは二流の部隊です。そこに動員兵だのほとんど戦力にならないのを混ぜて頭数だけ揃えています。兵器も去年に比較すると少ないですね・・

ロシア軍のために、ブフレダールでの戦闘は例外であることを祈ります。
しかし、戦果の上がらなさを見るならば・・

去年より向上している点は?
逃げっぷりは、素早くなりました・・
(それは、ロシア兵が弱いわけではありません。正義のない戦いをする気がないからです。戦いに正義がないことを今や、多くのロシア兵が理解しているからです。)
兵器もいっぱい置いていくしね・・
(これは、ある意味でサポタージュです。兵器おいて逃げる=ウクライナ頑張れや・・・)
やはり、他でも似たようなことが?
部隊指揮官の頭が良くない(=バカ)なのは、去年と同じです。
(そもそも、戦争したくて来ているロシア兵はほとんどいません。自分が塹壕に入らないと家族が迫害されるから、仕方なく来ているだけです。戦うより生きて帰ることを優先すると思います。ロシア兵は新しいほど、戦闘意欲などないですね?ウクライナ人を殺さず、生きて国に帰りたいと思っていると思います。
誰だって嫌でしょう。何の意味もなく無駄な人殺しなどしたくは、ないと思います。)

どうも、ロシア軍の戦術を見ていると?
戦力の逐次投入をしているように見えます。
第1部隊ダメ・第二部隊突撃!
これは、やってはダメな戦術です。
大兵力がある場合は、1回で半分くらいは投入して大攻勢をかけます。そして敵の弱い部分が出てきたら予備兵力を一気に投入して、そこを突破します。
これが、誰でも知っている大兵力の運用方法です。
それをやらないと、大兵力の威力が発揮できません。

もっとも、指揮官が馬鹿ですから?
やれと言っても、無理だとは思います・・
一々、上司にお伺いを立てて指示を仰いで戦争していては、戦争に勝つことは土台無理です。
ロシア軍の指揮命令系統が、戦争に負けるように作られているのだろうと思います。戦争の現実を無視した、究極の官僚主義軍隊が、今のロシア軍です。ロシアの独裁主義の行きついた先です。こんな馬鹿げた軍隊は、歴史を探してもないと思います。こんなことをやれば、戦争に負けて歴史から消えます。

もっと言うなら?
ロシアの権力者の趣味か遊びで戦争しているように見えます。こんなふざけた戦争が、あっていいのか!
ロシア人は、地上からいなくなるのが世のため人のためと思わざるを得ません。いて害悪しかないなら、滅びるのが当然でしょう?19世紀の亡霊は、墓場に帰りなさい。それが、ロシア人の運命です。ゾンビは、いらない・
プーチン!仲間を全部連れて!さっさと墓場に行け!
墓場すら、もったいなさすぎるわ!

☆ご参考
旧ソ連の独裁者のスターリンが、フィンランドとの冬戦争を止めたのは、一説によると100万人の死傷者が出たからのようです。だから、ナチスドイツがソ連侵略を始めた時、当初兵員や武器が大幅に不足していました。

今回の、ウクライナ軍事侵略はそれと酷似しています。
(フィンランド)冬戦争
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%AC%E6%88%A6%E4%BA%89

そして勇敢な小国は、大国に勝利します。
当時のフィンランドは、ほぼ独力で旧ソ連に勝利しました。当時は第二次世界大戦の始まったころであり、フィンランドへの支援はありませんでした。
今、ウクライナには西側諸国からの大きな支援があります。ロシアの運命は、内部崩壊です。
そのあと、ロシアがどうなろうと世界の誰も気にしないでしょう。それだけの戦争犯罪を犯しました。
まあ?運が良ければ、中国の属国になるでしょう。
そうでなければ、軍閥が割拠する分裂国家になると思います。歴史の示すところです。

プーチンが踏んだのは、「虎の尾」ではなく・
「歴史の尾」です。
踏んだ以上、踏み続けなければ災いはロシアに降りかかります。しかし、踏み続ければロシアは確実に衰退していく。永遠には続きません。やがて踏み外して大爆発するでしょう?
その後どうなるか?
歴史を見るなら、中国の清朝崩壊後の中国の推移が参考になるかもしれません。
中国とロシアの違いは?
ロシアの復活は、もうありません。
プーチンが、一番誤解している部分です。
中国とロシアを比較するなら?
先進文明国家と、辺境の野蛮国くらいの違いがあります。

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/