「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

アップルが高金利・預金サービス開始?<2023・04

2023-04-23 12:01:35 | アメリカ合衆国

テクノロジー
2023年4月18日1:35 午後5日前更新
アップルが米で預金サービス、金利4.15% 平均の10倍
https://jp.reuters.com/article/banks-apple-goldman-sachs-idJPKBN2WF074

「すごく金利が高いですね。どうして、こうなったか?」

コラム
2023年4月19日12:31 午後3日前更新
コラム:ゴールドマンが米大手行で一人負け、金利上昇の恩恵受けられず
https://jp.reuters.com/article/breakingvews-goldman-idJPKBN2WG04G

ゴールドマンSは、元々投資銀行です。日本で言えば証券会社です。リーマンショック後、アメリカの投資銀行は商業銀行(=普通の銀行)に看板を掛け変えました。

ゴールドマンSは、元が証券会社ですから預金獲得のノウハウがありません。今までは、しけた金利などどうでもよかったのです。ところが、ここにきてアメリカの政策金利が急激に引き上げられ、本来の銀行業務にうまみが出てきました。しかし、ゴールドマンSは預金をかき集めようとしても上手く行きません。自社でやってみたけれど、ダメに近い結果だったようです。

そこでゴールドマンSが考え付いたのが、アップルの看板を利用することです。ゴールドマンSの看板では(怪しまれて無理だから・多分?)アップルの看板を利用して預金集めをしようと考えたようです。だから、実際の銀行業務はゴールドマンSが代行するようです。

これほど高金利でも利益が取れる理由は、完全オンライン化するからです。経費の部分はゴールドマンSのシステムを活用し全部オンラインでやれば、経費の大幅な節約が可能なようです。それでも貸付金利が高いから利ザヤを取れるわけです。利益は、アップルと分け合うのでしょうね。アップルは、ゴールドマンSが全部やってくれるのですから看板を貸して、レンタル料を儲けるような話です。

ゴールドマンSの方は、アップルの褌を借りてでも預金をかき集めたい理由があります。そのような事情により、このサービスが始まりました。

アメリカのお客さんは、お得ですよね?
普通預金の金利が、4.15%では美味しすぎるでしょう?
アメリカに住みたい気がします・・



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