イスラエルによるガザ完全包囲は「非常に遺憾」=国連事務総長
2023年10月10日午前 6:10 GMT+93時間前更新
https://jp.reuters.com/world/mideast/QOVOBZEZMNPB3I3RFV7T56M4LE-2023-10-09/
一方的な意見を見たり聞いたりしていると不思議に思うでしょう。しかし、これが現実です。
ハマスの無差別イスラエル襲撃は、もちろん悪いです。しかし、ハマスが暴挙を実行したのにはそれなりの背景があります。
『ハマスによる攻撃以前のガザの状況は「極めて悲惨」』だっただけでは、ありません。ヨルダン川西岸へのイスラエルの入植地拡大政策とそれを巡る紛争と入植者やイスラエル軍のほぼ惨殺と言っていいパレスチナ人への迫害行為があります。
全部ひっくるめて考えるなら・・・
『(ガザ地区への)医療機器や食料などの人道的支援物資と人材が必要で、救援と必要物資の現地入りを促進しなければならない』
と、言うことです。
中立的な国連のグテレス事務総長の談話に耳を傾けるべきだと思います。
ハマスの今回の暴挙が悪いことは誰にでも分かります。
しかし、イスラエルはその一部分だけを切り取ってハマスを極悪テロ組織と批判し、今後起こるであろう大規模な報復を正当化しようとしています。
パレスチナ問題に関しては、西ヨーロッパとアメリカ、それ以外の国々・特にアラブ圏の国々の認識は正反対です。
欧米の色眼鏡を通して見えてくる世界が歪められているケースは、これだけではありません。と言うより歪められていないケースの方が少ないかもしれません。
非常に簡単に矛盾を指摘すると、イスラエルが悪くなければロシアも悪くない事になります。
それが妥当なのかどうか?の問題を提起しています。
ロシアが悪いのであれば?
アフガン・イラク・リビア・シリア
全部そうです。破壊と殺戮に正義や妥当性があったのかどうか?
欧米が言うと?
「アラブの春」
現実は?
「アラブの地獄と大混乱」
立場を変えてみてみると、これほどに違います。
※別の発言
国連事務総長、ハマスに対し攻撃停止と人質解放を呼び掛け
2023.10.10 Tue posted at 10:43 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35210032.html