ニューヨーク・ポスト
記事タイトル(翻訳文)
ドイツでは政治家を侮辱したために逮捕される人がいる。このようなことがドイツで起こらないように言論の自由を守る必要がある。
(by リッキー・シュロット)
2025年2月21日午後3時18分 公開
https://nypost.com/2025/02/21/world-news/germans-cant-insult-politicians-which-is-why-we-need-to-protect-free-speech-in-the-us/
そもそも私がどうしてNYポストの別の記事を知ったかと言うと、TASS通信の記事の中で引用されていたからです。信頼性を確認するためにNYポストを調べて、実際にNYポストの記事を読みました。
その時、目に留まったのが上記の記事です。その時はタイトルを眺めただけで中身は読みませんでした。
今日、読んでみてびっくり仰天!
今日、ドイツ総選挙の日記を書いて改めてニューヨーク・ポストの記事を確認しました。
さわり的な事は、川口マーン恵美さんが投稿記事の中で少し書いています。
https://gendai.media/articles/-/147338
それを具体的に詳しく書いたのがNYポストの記事です。
記事は、日曜日に放送された「60 Minutes」と言う番組の特集報道を引用したものです。
読むと驚きますから、是非ご自分でURLから読んでください。
Google Chromeで検索すれば、記事を表示したとき右上に「翻訳しますか」のウインドウが出ます。そこで日本語をクリックすれば日本語に自動翻訳してくれます。
ウインドウが出ない場合は、右上の縦にドットが3つ並んでいるところをクリックすると機能の項目が表示されます。その中から「翻訳」をクリックすると「翻訳ウインドウ」が表示されます。
これは、実際に自分で読んでみるべきです。映像付きですのでリアルに分かると思います。
これは、簡単に言うと「思想警察」です。思想警察が逮捕して「思想検察官」が即刻有罪にしてしまいます。
警察と検察の判断で何とでもできます。逮捕しようと思えば、ほとんど何か引っかかるでしょう。主に政治的な批判に対して使っているようです。少しでもヘイトや人種差別などのキーワードに該当すると、即逮捕のようです。逮捕されたら、ほぼ自動的に有罪のようです。
これは警察国家であり、統制国家(全体主義国家)の初期段階であると言えます。
ほぼ、悪名高いイランの「宗教警察」と同じと考えれば分かりやすいと思います。
もっと、対象が広く悪質と言えます。基準が曖昧で広すぎます。
政権や政府幹部の恣意的な運用が出来ます。実際にそうしているようです。
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「60 Minutes」
https://ja.wikipedia.org/wiki/60%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%84
『60ミニッツ』(60 Minutes、シックスティー ミニッツ)は、アメリカCBSテレビが放送するドキュメンタリーテレビ番組。
日本では、「AFN内総合チャンネルAFN|prime PACIFICでも毎週月曜日の19:00 - 20:00まで放送されている。」と記述がありますが、実際に確認していませんので知りません。しかもアメリカ軍人や軍属向けの放送のようです。だから日本人が見ることは、ほぼないでしょうね❓
60 Minutes - Episodes, interviews, profiles, reports and ...
https://www.cbsnews.com/60-minutes/
このヨーロッパの国では、ネット上で憎悪的な発言を投稿すると警察が自宅を捜索する可能性がある
シャリン ・アルフォンシ
2025年2月16日 / 午後7時(東部標準時) / CBSニュース
https://www.cbsnews.com/news/policing-speech-online-germany-60-minutes-transcript/
日本でも視聴は可能なようです。ただし、放送の中の英語までは翻訳してくれません。結構、記事の部分がありますからそれを読んでもかなり内容が分かると思います。
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私が強調したいのは、アメリカのテレビが特集番組でこのような内容を放送しているのに、日本には全く伝わらない点です。
アメリカ人なら見ている人が結構いるでしょう。だから、ドイツの左傾化や警察国家化がリアルに分かると思います。
だから、イーロン・マスクが強引に極右のAfDを支援したり、ヴァンス副大統領が激烈な西ヨーロッパの民主主義や自由主義の退潮を批判する理由が、分かると思います。ドイツを名指しで激しく批判したのも、CBSニュースを見ている人なら、当然だと思うでしょう。
日本は、どうです❓
私はテレビは見ませんからテレビが何を報道しているのかは知りません。
少なくともネットの日本語のメデイアを見る限りでは、CBSニュースが報道したような内容は全然見ません。
つまり日本のマスコミがも米民主党やヨーロッパ左派に洗脳され切っているのではないか❓との疑問が起きます。
おそらく、ウクライナ紛争の報道ぶりを見ると、そうではないかと思います。
まだ、米民主党やヨーロッパ左派のプロパガンダを基調に報道しているからです。
左派全体主義国家に変質しつつあるドイツを、自由主義や民主主義国家のように報道するのは完全に間違えていることになります。ウクライナ紛争にしてもそうです。ほぼ180度正反対のプロパガンダと捏造情報を報道して、今もまだその論調です。
トランプ政権の前は、西側全体がそうでしたから、垂れ流しの日本のマスコミが迎合するのは仕方のない部分もありました。
しかし、トランプ政権は180度正反対の認識で政策も180度大転換しました。
日本政府は、トランプ政権か「米民主党+欧州左派」のどちらかを選ばなければなりません。
現状は「米民主党+欧州左派」の側に立っています。
それが分かっていてそうしているのか❓分からないで惰性でそうしているのか❓
救いがたい日本政府の情報音痴が見えます。
日本のマスコミがやはり情報音痴だから、そこから情報を得ることが多い政府や議員もそうなのではないか・と思います。
江戸時代の人の方が、まだ外国を知っていたのでないか❓
なんだか日本人は部分的に江戸時代より退化しているような印象を受けます❓
おっとっとっとっとっと・・・❓❓❓❓❓
※関連日記目次
項目「ヨーロッパ」の目次④
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/70484af7010580642c91d2a502a7002d