「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

段々、本音が出てきたトランプ政権⇒投下資金回収とウクライナの地下資源<2025・02・23

2025-02-23 21:15:59 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

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By ロイター編集
2025年2月23日午後 2:25 GMT+911分前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/PBTLBBNEYZLP7DWK5PEKLTMYNY-2025-02-23/
支援と同額の見返り要求 トランプ氏、ウクライナに
2025年02月23日07時27分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025022300198&g=int

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もう、ウクライナ勝利の見込みはなくなりましたから、トランプ政権は資金回収に動いています。
外部から分からないのは・・・


①アメリカの武器と資金の提供の形式
2024年度の分は、2023年秋に共和党が支援予算に合意する代わりに一部をローン形式にしたのはニュースで読みました。
それ以前の分は、無償になっているのか❓
湯水のように出しましたから外部からは分かりません。


②総額いくら出しているのか❓
侵攻開始後に議会が計上した支援予算⇒約1830億ドル(約27兆円)
トランプ氏の主張⇒「約3500億ドル(約52兆円)」
金額が議会予算より多いのは確実です。他の予算に混ぜた隠れ支援があるからです。
例えば、USAIDがあります。ロシアの親切な指摘によると総予算の27%がウクライナ支援だそうです。
ここだけでも3年なら3兆円は、あるのでないですか。その他、国防総省予算やCIA予算に紛れている分もあります。ほかの省庁の予算に紛れ込んでいる分もあるでしょう。


だから専門家が、各省庁予算のうちウクライナに行っている分を調べないと分かりません。多分、そのような隠れ予算を洗い出した結果が、トランプ氏の主張する金額でないのか・と思います。表に出ている分の約2倍ですから、これだけでも大問題でしょう。もっとも単にトランプ氏がボッタくろうとしていると言う説もあります。この辺りは、真偽不明です。何しろ胡散臭い話が多すぎて分かりません。グロスが巨額すぎて胡麻化そうと思えば簡単にできます。


③バイデンさんのウクライナ支援が「まとも」でなかったのは確実と言えます。
そして、アメリカ側の予算とウクライナが受け取った金額に大きな差が生じています。もっとも、それを言っているのはゼレンスキーですから嘘かもしれません。
金額が巨額すぎますから不明朗な金の処理があっても不思議では、ありません。
民主党政権のままだったら、有耶無耶にして胡麻化しきったろうと思います。
バイデン一家のウクライナ疑惑は、まだ放置されています。

④アメリカ側だけでもウクライナ関係は、疑惑の総合商社と言えます。
まあ、それは脇に置いて取り敢えずトランプ政権は、資金回収の担保設定を始めたのが、今の状況です。
アメリカ側は、ローン形式になっていない部分が多いようです。

※などなど、色々あって双方とも大変ですね❓
しかし、甘い顔をしていたら「お踏み倒し」は必至の状況です。
金庫に借用証しかない(膨大にあります)ウクライナから金を返済させるには現物(地下資源など)を押さえるしかありません。そのため、記事のようなゴタゴタが起きています。この合意が出来ると、今度はヨーロッパの貸し付けが危なくなります。アメリカが「美味しいところ」に担保を設定すると、ヨーロッパはローンと言えども「残りカス」になります。その割には、ヨーロッパは貸し付けのことは気にしていないようです。

そして合意を強制するために、スターリンク停止まで持ち出して脅しています。
これもウクライナは、タダで利用しています。この利用を止められると戦争は、たちまち負けるでしょう。
ウクライナの一番痛いところです。

※トランプ政権のロシアの評価が急に変わりました。(⇒本当のことを、何故か言い始めました。)
ロシアは悪くなく、ウクライナが悪いと言い出しました。(事実です)
ゼレンスキーは独裁者だから(事実です)追放するべきだ・とNYのタブロイド紙に書かせています。
天敵バイデンさんの子分のゼレンスキーは、トランプ政権では邪魔者でしかないから追放してしまおうと言うことなのだろうと思います。ヨーロッパとゼレンスキーがタッグを組んで、それに必死で抵抗しています。
前線では激しい戦闘が続いていると言うのに、キエフ政府はお気楽なことです。
前線では戦争が継続中ですが、政府間では戦後処理が始まったと言うことのようです。
普通は反対だと思いますが、投下資金が危ないトランプ政権は債権担保確保の方を急いでいます。

こうやって読んでいると「ゲンナリ!」してきませんか❓
これが「世界の民主主義のための戦い!」の裏側です。
日本人には「ウクライナ万歳!」で盛り上がった人が多いと思います。
政府、マスコミ、御用識者や専門家!全部、そうです。
ウクライナ紛争に関しては日本は、独裁国家でした。
独裁国家なんか、あっと言う間に出来上がることを証明したと言えます。
その反省は政府やマスコミを見る限り「ゼロ」です。

これじゃ、ダメなんだよ!と言うことを毎回書いていますが最近、やや疲れてきました。
まあ、せめてこの日記を読む人はプロパガンダや捏造情報に騙されないようになって下さい。
そのためには、争いごとの双方の主張を十分聞いて自分で考えることです。

※だから、トランプ政権は戦争に関してはウクライナの負けが決定しているから早く終わらせようとしています。これは極めて「まとも」な考えです。勝敗が決まっている戦争をダラダラ続けても死人が増えるだけです。ウクライナは、領土を失い続けます。
終戦に反対するヨーロッパとキエフ政府は、気が狂っているとしか言いようがありません。
ロシアが極悪だと主張しようと戦争に負ければ、何の意味もありません。継続するほどに負け方が酷くなるだけです。

(実際には、極悪はバイデンさんであり、結構悪いのがゼレンスキーです。ロシアなど「ちょい悪」位のものです。これを胡麻化してロシア潰しをしようとしましたが、失敗しました。)


※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑧
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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