「北の山・じろう」日記

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ロシアのプーチン大統領の年次会見の暗示する意味とは❓<ウクライナ紛争2023.12.16

2023-12-18 01:28:58 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

BBC
プーチン氏、侵攻の目的達成すれば「ウクライナに平和訪れる」 非ナチス化の目的は「変わらず」と
2023年12月15日
https://www.bbc.com/japanese/67724326

写真URL
https://ichef.bbci.co.uk/news/800/cpsprodpb/1378/production/_132048940_70894ffa-da7d-48fc-bf22-6efa815bbd63.jpg

見たら分かりますね❓
プーチン大統領のガッツポーズ!が出ました。

わざわざ現在、ウクライナに配備しているロシア軍の数を上げています。
「61万7000人のロシア人がウクライナで戦っている」

今年の中頃のウクライナ軍の見積もりが、約42万人くらいです。実際に8月ごろには、ロシア軍の予備兵力は枯渇しました。ウクライナ軍がザポリージャ州ロボティネ村Robotyne付近でロシア軍の第1次防衛ラインを突破して、東方(10km位)のベルボベVerbove付近を突破しかけていた時期です。この時、ロシア軍は最後の予備の空挺師団をベルボベVerbove付近に投入して防衛に成功しました。

その当時から考えると今年の応募兵を約20万人ロシア本国から送り込んでいます。
ロシア軍が9月から活発に軍事行動を始めたのは、増援部隊が到着したからだと思います。現在、東部戦線では全域でロシア軍優勢の戦いが続いています。

更に大雑把に年内に約50万人程度の応募兵が集まる見込みも話しています。
つまり❓
9月から本国から送り込まれた20万人の新規部隊のほかに、ロシア本国には更に30万人の予備部隊がスタンバイしていることになります。

これでどうなるかと言うと❓
ロシア軍の方は、余裕で部隊をローテーション出来ます。一定期間戦闘に従事した部隊を後方に下げて休養させたり再編成する事が簡単にできます。今、双方で問題になっている兵士の休暇問題にも対応できます。更に応募兵が増えれば、長く戦場にいる兵士を除隊させることもできるようになります。
除隊問題も双方で問題になっていて、どちらでも家族がデモをして抗議しています。

こういった問題にロシア側は対処できます。更には必要であれば、追加の大部隊を戦場に投入できます。

一方、ウクライナ軍は❓
予備兵力が枯渇して新規の動員も進まず、各部隊で兵士の奪い合いになっているようです。兵力不足に陥っています。そして動員された兵士は、そのまま戦い続けています。精神的にも肉体的にも消耗しきって戦闘不能か戦闘能力を失った兵士が多いと思います。ロシア軍の兵士の消耗ばかりクローズアップされますが、実際にはウクライナ軍の方も20万人以上が死傷していると思います。

数が減っても更に戦場に兵士を送り込めるロシア軍と数が減るとそのままのウクライナ軍の兵力差は、広がるばかりです。

もうすでに今の段階で兵士の数でウクライナ軍は圧倒的に負けています。数に勝るロシア軍は、ごり押しの人海戦術でウクライナ軍の塹壕や陣地に迫ります。

だから東部戦線では、徐々にウクライナ軍が後退を強いられています。この状況は改善される見込みはなく、今後益々差が開くと思います。

つまり❓
もうウクライナ軍が勝ちようがない状態が生まれています。
プーチン大統領のガッツポーズ!の意味は❓
『もう戦うだけ無駄だから、停戦を申し入れて来い!』
こう言っているのであろうと思います。

これは本当のことをその通りに言っているだけです。
ウクライナにできることは、ゼレンスキー氏の首を切ってプーチン氏に停戦を申し入れることだけです。遅くなればなるほど、ウクライナ側の被害は大きくなるばかりです。

来年1年戦争を継続すれば無条件降伏以外、なくなると思います。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑨
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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