「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ロシアが打ち上げた「停戦観測気球」と西側の戦争拡大の動き<ウクライナ紛争2024.05.25

2024-05-27 09:35:40 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

(1)プーチン大統領、ウクライナ停戦探る 現行制圧地域で妥協も
By Guy Faulconbridge、 Darya Korsunskaya、 Andrew Osborn
2024年5月24日午後 6:34 GMT+928分前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/HIRJRR6KXVNSLON2Y55OTJ6IBU-2024-05-24/

(2)ゼレンスキー氏、ウクライナ大統領の正当性失う=プーチン氏
By ロイター編集
2024年5月25日午前 4:29 GMT+910時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/S4ILGAESXNPC5AY6ZXTRBHXZDM-2024-05-24/
(3)ロシア核演習「緊張の高まり示さず」、確約を順守=プーチン氏
By ロイター編集
2024年5月25日午前 6:00 GMT+99時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/2F2NSKYYH5M4ZKDXEWSJOKR6UA-2024-05-24/
(4)米、ウクライナ軍事訓練員派遣の予定ない=軍制服組トップ
By Phil Stewart、 Idrees Ali
2024年5月21日午前 5:24 GMT+94日前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/ZECOBMYQPNJB5HJFI3NFFNQWQA-2024-05-20/
(5)プーチン氏、ゼレンスキー氏の正当性に疑問 戒厳令で大統領選延期
By ロイター編集
2024年5月17日午後 11:33 GMT+98日前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/GOG5Y55IHZK5VFBGIVZIZFI2VU-2024-05-17/
(6)ウクライナ和平、「22年の交渉が基礎に」=プーチン大統領
By Guy Faulconbridge
2024年5月17日午後 11:31 GMT+98日前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/L3GVI5YYBVOKBBW7C6N5O5WHJY-2024-05-17/
(7)ウクライナへのミサイル供与は西側の「火遊び」、看過せず=ロシア
By ロイター編集
2024年5月18日午前 12:14 GMT+98日前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/XUUAZNY2X5LWFK6Y6FBBMIRUFU-2024-05-17/
(8)ロシア、対西側で危機管理重視 曖昧な核行動には同様に対応へ=高官
By ロイター編集
2024年5月17日午後 4:06 GMT+98日前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/X6VWJYWPVZLCTAVZTNKF7S367U-2024-05-17/
(9)ウクライナが米欧を戦争に巻き込む恐れ、プーチン氏側近が警告
By ロイター編集
2024年5月16日午後 6:19 GMT+99日前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/FCPSKJINYVMAXBWUUAF45W2HOI-2024-05-16/

(10)ロシア、エストニアとの国境示すブイ撤去 EU「容認できない」
2024年5月25日 14:29 発信地:ブリュッセル/ベルギー [ ベルギー エストニア ヨーロッパ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3521082?cx_part=top_topstory&cx_position=2
(11)ウクライナにロシア領をもっと自由に攻撃させるべき リトアニア外相
2024年5月21日 14:34 発信地:パリ/フランス [ フランス ウクライナ ロシア ロシア・CIS リトアニア ヨーロッパ ]

(12)インタビュー:ウクライナ、同盟国の支援加速・直接関与を働きかけ=ゼレンスキー氏
By Mike Collett-White、 Dan Peleschuk、 Sergiy Karazy
2024年5月21日午前 8:12 GMT+94日前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/XASPP5J34ZINFKAT3EYO7S4TEM-2024-05-20/
『ロシア軍のミサイル迎撃を支援するなどより直接的に戦争に関与するよう同盟国に働きかけていると語った。』
⇒防空識別圏の設置=戦争の当事者

(13)追記>
供与武器でロシア領の攻撃承認も NATO総長が検討提案
2024年5月26日 01時10分 (共同通信)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/329386?rct=world

※ウクライナの劣勢が明らかになるにつれ紛争の拡大を図る一部西側の関係者がいます。
(12)の記事では、ゼレンスキーがNATO空軍の参戦を呼び掛けています。2022年にも同じことを主張しました。2022年は、NATOがこれを拒否しました。
(11)の記事では、リトアニアが西側兵器でのロシア領攻撃を許可するべきだと主張しています。
これはアメリカの一部強硬派の主張を代弁しています。

『米国務省のヌーランド次官、数週間内に退任へ ウクライナ支援で重要な役割』
2024.03.06 Wed posted at 13:22 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35216127.html

この人は、ネオコン代表です。
2014年ウクライナ・クーデターの時は現地代表として活躍しました。
国務省内の権力闘争に敗れて辞任しました。
今、ヌーランド氏や共和党強硬派議員が、(11)のリトアニアと同じことを主張しています。

紛争拡大を図る動きは、西側の一部で出ています。
もし、その方向に動き出せば確実にヨーロッパ紛争に拡大します。

それに対するロシアのリアクションが、(3)の戦術核演習です。
(10)は跳ね返りのバルト3国に対する警告です。

ロシアの戦術核演習に対するアメリカの答えが、(4)です。

このまま放置するとヨーロッパ紛争に拡大するリスクが強まるかもしれません。
そこでプーチン氏が、アメリカに「停戦観測気球」を打ち上げて見せた・と言うのがこれまでの流れです。
(2)と(5)は、交渉の相手にアメリカを指定しています。

つまり、ロシアは優勢を背景に停戦交渉の受け入れを表明しました。
あとは、アメリカがどうするかの問題です。
西側の一部に戦争拡大の動きがある以上、はっきりした態度を示すことが望まれると思います。

これを私の冗談か寝言だとは、思わない方がいいです。
現にオープン・ソースの記事にこれだけの情報が明らかにされています。
外国語の記事を見れば、もっと沢山あると思います。
ヌーランド氏や共和党強硬派議員の動きは、日本語では報道されていません。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。