「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

BRICS主要国のウクライナ紛争についての態度(モディ首相ロシア訪問)<2024.07.10

2024-07-10 19:59:13 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

インド首相、5年ぶり訪ロ プーチン大統領公邸で非公式会談
By ロイター編集
2024年7月9日午前 8:08 GMT+918分前更新
https://jp.reuters.com/world/europe/TJBLF766LRO5FFTVULSJSCTE5Q-2024-07-08/
少し、悔しいのか嫌味を一発❓
「戦争で問題解決できない」モディ印首相、プーチン氏に呼び掛け
2024年7月10日 9:47 発信地:モスクワ/ロシア [ ロシア インド アジア・オセアニア ウクライナ ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3528284

ゼレンスキーの負け犬の遠吠え❓
ウクライナ大統領、インド首相に「大きな失望」 ミサイル攻撃と同日のロシア訪問めぐり
2024.07.09 Tue posted at 15:08 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35221218.html

勲章外交❓
印モディ首相にロシア最高位勲章 プーチン大統領が授与、習近平氏に続き外国人で4人目
2024/7/10 08:52
https://www.sankei.com/article/20240710-OHN4HFBT3ZLLNJSHVG6ALHVVMA/

これでBRICS主要国のウクライナ紛争についての態度は一通り明確になりました。
これまでは、中国・ブラジル・南アフリカがロシア支持の立場を示しています。
今回、玉虫色ロシアよりのモディ首相がモスクワを訪問しはっきりロシア寄りの態度を行動で表明しました。

誰にでもケンカを売るゼレンスキーは、早速不満を表明しました。しかしそうすれば、モディ首相は内心では断固プーチン支持になったと思います。
こうやってゼレンスキーは、敵を増やしていきます。
インドがウクライナ支持に戻ることは、なくなったと思います。
トランプもそうです。
散々、トランプに悪態を突きまくってきました。
トランプが大統領に当選した場合、どうなるか❓を一切考えません。

第三世界は、ほぼウクライナに対し中立か不支持だと思います。その理由がゼレンスキーには、理解できません。
ゼレンスキーがダブルスタンダードの立場に立っているからです。
ダブルスタンダードを嫌うか憎む第三世界の多くは、ロシアに心情的に同情するか支持に回ります。
そのような意味でゼレンスキーは、無知な独裁者にすぎません。
ロシアとの戦争が続く間だけヨーロッパの番犬として必要性があるだけです。
戦争が終わればヨーロッパは、元の通りウクライナの危険性を認識すると思います。ウクライナは、ロシアが軍事侵攻する前はヨーロッパからもアメリカからも危険視されていました。
世界の極右的危険分子の集合場所だったからです。
世界の極右的危険分子の集まる場所がウクライナであり、それは今も同じです。

しかしこれを放置するとやがて欧米の極右的危険分子と欧米にいる極右的危険分子が結びつきを強めるのは明らかです。既に強まっているかもしれません。
今、ヨーロッパで政治的に台頭している極右とは性質の異なる「超・暴力的極右的危険分子」です。
ドイツでクーデター未遂事件を起こしたのが、大体この範疇に入ります。

2022年ドイツのクーデター未遂事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/2022%E5%B9%B4%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%BF%E3%83%BC%E6%9C%AA%E9%81%82%E4%BA%8B%E4%BB%B6

2022年2月23日までウクライナがどのような国だったか、普通の国際情勢を知っている国ならどこでも知っています。破綻国家・犯罪国家・極右国家です。
これを、欧米は西側世界ではキレイに隠して「民主主義の旗手!擁護者!」として胡麻化していますが、そんなことを信じるのは西側の市民だけでしょう。
西側の市民すらウクライナに近い国の市民は、信じていないと思います。
日本人の無知さ加減は、相当なものでしょう❓

それは脇に置いて、第三世界特にBRICSの参加国のウクライナに対する態度は明確になったと言えます。インドは、ロシアに求めるものがあります。武器調達の先としてロシアは重要な相手国です。エネルギー需要が急増してどうにもならないインドは、ロシアの原発の導入を考えていると思います。
当然ながら格安の原油の調達先です。
ウクライナには全部ありません。
インドがロシアを選択するのは、国益を考えれば当然すぎることです。
むしろウクライナ紛争が継続してくれた方が、インドにとって好都合な国際情勢が続きます。
これは、BRICS主要国は全部同じです。

ウクライナ紛争が継続している間は、BRICS主要国は自分たちの経済力や国際政治での影響力を強めるのに都合の良い国際環境が続くからです。

ウクライナ紛争とガザ紛争を通じて、この傾向はより強まったと言えます。
その分、欧米の影響力が衰退したとも言えます。

戦争を煽り立てる愚か者たちには、この簡単な理屈が理解できません。
ウクライナ紛争とガザ紛争によりかつての政治経済の中心地のヨーロッパの没落が早まりつつあると思います。
欧米に同調する日本も同じだと思います。

だから私は、「他国の紛争に一切関与するな」・と言っています。
関与するのではなく、調停する側に回るのが平和国家日本の役割でしょう❓


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


主要な戦場と副次的な戦場(ドネツク戦線とハルキウ北部戦線)<ウクライナ紛争2024.07.10

2024-07-10 19:57:24 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ウクライナ紛争に関してニュースや情報を判断するのに、そもそも双方が何を目的として戦闘を繰り広げているかを理解する必要があります。
今回は、ロシアの立場から見ます。
(ウクライナは、ウクライナ領の全土奪還です。)

ロシア軍の現在の戦闘状況から判断するとロシア軍の第1の戦争目的は、ドネツク州の全土制圧です。
当然、ここに大きな戦力を投入して戦闘を続けています。
主要な戦場です。

副次的な戦場は・・・
①ハルキウ北部戦線
②ハルキウ・クピャンスク戦線
③南部ザポリージャ戦線
などがあります。
この中に陽動作戦的戦線と現在は主要でないが将来主要な戦場になる可能性のある戦線があります。

①のハルキウ北部戦線はロシア軍にとっては陽動作戦的戦線です。ここにウクライナ軍を引き寄せて消耗戦に持ち込み、他の戦場でのウクライナ軍を減らし、あるいはここから増援部隊を他の戦場に送らせないことを目的としています。ほぼ現状維持でOKな戦場です。
最悪、負けても構いません。
優先度は、一番低い戦場です。

③の南部ザポリージャ戦線も似たような戦場です。
ここを攻めていたのはウクライナ軍です。
だからウクライナ軍の南方への突破を許さず防御できれば、それで構いません。
多少、押し返してゼレンスキーをイラつかせていますが特段急いでロシア軍が進撃する必要はありません。ドネツク州の次に問題になる戦場です。

②のハルキウ・クピャンスク戦線。
ここは、ハルキウ州東部制圧をロシア軍が考えているならハルキウ州東部の最大の軍事的要衝であり、目的により優先度が高くなります。しかし無理をして攻撃する必要は、現在のところはありません。
クピャンスクは要塞化されており攻めるには、大きな兵力と大きな犠牲が伴います。
そこまでして今、攻撃する必要があるかどうかの問題です。
普通に考えるなら、今はないでしょうね❓
しかし、ドネツク州が終われば次の最も重要な戦場になると思います。

と考えてくるとロシア軍の現在の主要目標は、ドネツク州全域制圧であり、これに関連する作戦と各戦場の優劣がロシア軍にとり重要です。
ドネツク州の戦場でも優先度は、違います。
現在ロシア軍が最も積極的に軍事行動をしているのは・・・
「アウデイーイウカ戦線」
「ゴルロフカ~トレツク戦線」
この2か所です。このエリアの占領地の拡大と全域制圧を目標にしているように見えます。

あれ、あれ❓と思いませんか❓
春先からロシア軍が激しく攻撃し常に話題の中心になってきたチャシブ・ヤールの戦場。
ロシアの情報戦と陽動作戦の勝利と言えます。
ここを攻めるぞ!と散々ウクライナ軍を脅し上げておいて、まだチンタラ攻めています。
ウクライナ軍を引き付けて消耗させる、ハルキウ北部戦線と似たような戦場であったことが、結果として分かります。

つまりドネツク州を、南部・中部・北部と分けるなら、ロシア軍が現在最大兵力を投入して攻撃しているのは、中部の「アウデイーイウカ戦線」と「ゴルロフカ~トレツク戦線」です。
北部に当たる「チャシブ・ヤールの戦場」は現在は副次的な戦場です。
マリンカ戦線や南ドネツク戦線も現在は副次的な戦場です。

これが傾向として出てきたのが、6月20日前後からのロシア軍の「ゴルロフカ~トレツク戦線」での攻撃開始です。

ドネツク州でロシアの占領地の凹んでいるバフムト南勢方面とゴルロフカ西方面=アウデイーウカ北部の制圧のための攻撃を開始したので、当面の優先的な戦場が判明しました。

アウデイーイウカ市街北西のオチェレティネOcheretyneの更に北西のノヴォオレクサンドリウカNovooleksandrivkaから、更に北西に進撃してヴォズドヴィジェンカVozdvyzhenkaから主要補給路のT-0504の遮断を目指す方向。

そうしておいて補給の苦しくなったニューヨークNiu-York~アルテーモヴェЗалізне~トレツクТорецьк方面を、現在激しく攻撃中です。
ここまで来るとアウデイーイウカ市街攻略後、ロシア軍が何を狙っていたのかが、やっと分かります。

アウデイーイウカ市街~コンスタンチノフカКостянтинівка方向の制圧を狙っていました。
チャシブ・ヤールからコンスタンチノフカКостянтинівкаを狙うと見せかけて、本当の攻撃路は南のアウデイーイウカからコンスタンチノフカを目指して現在、攻撃中です。

相当、手の込んだ気の長い騙し方です。

とこのように書いてくると、どこでウクライナ軍が負けると最大の被害があるか分かります。
ニューヨークNiu-York~アルテーモヴェЗалізне~トレツクТорецьк方面です。
ここで負けるとロシア軍のコンスタンチノフカが始まります。こうなるとウクライナ軍は北部ドネツクが一気に苦しくなります。

同時にロシア軍は、アウデイーイウカ戦線で西部の補給の大拠点であるポクロウシクPokrovskを目指して進撃を開始すると思います。

ポクロウシクPokrovskとコンスタンチノフカКостянтинівкаをロシア軍が制圧する事に成功したならば、ドネツク州の他の戦場は補給不足から自然に立ち枯れます。
やっと私にもロシア軍の現在の優先目標が理解できました。
そうなると注目するべき戦場も分かります。
その戦場での優劣がどうなるか❓が、今後のドネツク州での両軍の優劣を決めると思います。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


2024MLB>7月9日>菊池雄星、7回1/3を2失点の好投も勝ちなし

2024-07-10 19:55:51 | MBL & プロ野球

菊池雄星、自己最多更新の13奪三振 ソロ2発浴びるも8回途中2失点 勝敗は付かず
[2024年7月10日14時3分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202407100000446.html
ジャイアンツ4-3ブルージイズ
7回1/3を6安打2失点、無四球13奪三振。
3-1の2点リードで救援陣に託しますが、リリーフが打たれて9回裏サヨナラ負けで勝ち負けは、付きませんでした。
今シーズンは、ブルージイズが貧打のため報われない試合が多いです。
菊池雄星が不調なわけではありません。
ここまで19試合に先発して4点以上取られた試合が・・・
レッドソックス戦4回5失点
ガーデイアンス戦2回4失点
タイガース戦3回5失点
ドジャーズ戦6回4失点
パイレーツ戦5回6失点
強打のヤンキース戦に3試合先発して、防御率2.76 1勝1敗。
2023年の防御率が、3.86。
今シーズンここまで、4.00で4勝8敗。
菊池雄星が不調なのではなく、ブルージイズが打てなさ過ぎなのが勝てない原因です。
残念ながら、こんな年もあります。

今月はメジャーの各球団は、プレーオフを見据えて補強に動く月です。
プレーオフの絶望的な球団は選手を売る側に回り来シーズンに備えて若手の有望株をトレードで獲得して来年に向けたチーム編成をします。
菊池雄星を左腕の先発要員として獲得する球団は、あると思います。去年は11勝6敗ですから貴重な先発左腕と言えます。
移籍の話が来て移籍できれば、後半戦はもう少し勝ち星が伸びるかもしれません。
菊池雄星については、トレード後の活躍期待です。


吉田正尚は、3打数2安打1打点2四死球でチームの勝利に貢献。そろそろ頑張らないと、本当に代打要員にされます。首が涼しい状態です。
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/2024071
00000331.html

鈴木誠也は、5打数2安打2打点で<オリオールズ2-9カブス>の勝利に貢献。一応、活躍と言えるでしょうね。
頑張ってください。
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202407100000285.html
ドジャースで40人枠から外れてカブスにトレードされたブッシュ君。
頑張っています。
今日は、6打数4安打1打点の活躍でした。
2番の打順に入って誠也の代わりを務めています。
ここまで85試合に出場。OPS.838、HR12二塁打15三塁打1、打率.273。去年は27試合しか出ていませんから、今年はカブスでチャンスをもらい、しっかり結果を出しています。さすが、元ドジャーズの期待の若手です。実質的に今年がデビューイヤーです。
誠也OPS.791 、打率.258
給料はブッシュ君の方が格安!ですが、誠也より活躍しています!
ブッシュ君は1塁守備しか出来ないようで、これがドジャースではネックになったと思います。ファーストは看板選手フリーマンのポジションです。
メジャーでは、守備が大事と言うことです。
特に内外野で複数ポジションを守れれば出番は増えます。


翔平君は、2打数1安打1四球1盗塁と程々でしたが、<フィリーズ10-1ドジャース>と言う試合内容で第4打席はお役御免で代打を送られました。
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202407100000503.html
しかし、これはないですよね❓
試合が決まったとはいえ、フィリーズ・ファンだって翔平君の打席をもう一打席楽しみにしていたと思います。
ロバーツ監督に!ブーイング!!!


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


キエフ小児病棟ミサイル着弾事件その後<ウクライナ紛争2024.07.10

2024-07-10 19:54:05 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

※この記事はほとんど証拠や資料がありませんので私の個人的な見解として、読んでください。

どの記事を読んでも強い心証は持てません。正直、どっちの言うことが本当なのか分かりません。

掲載しない方が、いいのかもしれませんが趣味人倶楽部の方で掲載したのでこちらでも掲載しました。

 

小児病院へのロシア軍のミサイル攻撃、国連安保理緊急会合で「戦争犯罪だ」と非難相次ぐ
2024/07/10 10:23
https://www.yomiuri.co.jp/world/20240710-OYT1T50049/

大体、ウクライナが目論んだ通りの流れになっています。
私は、どちらにも加担しません。
しかし、嘘や捏造はダメだと思います。
ロシア側は、安保理でも従来の主張をしています。
『ミサイルはウクライナの「防空ミサイルだ」と一方的に主張した。北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に合わせて、ウクライナが自作自演したと』

これだけ聞くとロシアが苦し紛れに言い訳しているように聞こえます。
ほとんどの記事は、それを意図して書かれています。

前の記事でも書きましたが、事実不明です。
誰か専門家が、キエフの小児病棟に着弾したミサイルが巡航ミサイルKh101だと判定したと言う話は、聞いていません。
従って「ロシアがキエフの小児病棟を攻撃目標にした」と言う主張は更に不明と言うより怪しいというべきだと思います。

この事件については、市民が撮影したミサイル着弾直前の映像がネットにアップされています。
だから誰でもそれを見ることが出来ます。

2024年07月08日22:52
キエフの小児病院に落下したのは米国提供の防空ミサイル ロシア軍事専門家の解説
https://hara.livedoor.biz/archives/52340118.html
<ロシアの軍事専門家のボリス・ロジン氏の判断>
1. これがビデオに映っているロケットです。
2. ロシアの X-101(Kh-101)ロケット
3. 対空ミサイルSAM「パトリオットPAC-3」
4. NASAMS 対空ミサイル(米国がノルウェーと共同開発した防空ミサイル。米国による提供)
『4のNASAMSミサイルのようですね。特徴的なシルエットです。』

ここまで、はっきり言いきっています。
実際にミサイルが映像に移っていますから、専門家が見れば誰でも判断できると思います。
では、なぜ西側の専門家の判断が見当たらないのか❓
ボリス・ロジン氏の言うとおりだからでは、ないでしょう❓
仮に動画に移っているミサイルがウクライナの主張通り「ロシアの巡航ミサイルKh101」だあるとしたなら、西側の専門家は口をそろえて大合唱するはずです。
そうは、なっていません。
だから、ウクライナの主張は嘘でないのか❓と言う疑いは、かなりあります。

更なる疑問もあります。
(1)この記事でも指摘されています。
周囲の建物の壁の傷です。
『建物の壁に小さな傷をたくさんつけているのは、防空ミサイルの特徴。 pic.twitter.com/lLZ3YIKh6K
迎撃ミサイルは、攻撃ミサイルの破壊を目的としています。だから命中した時に、沢山の破片をばらまくように作られています。この特徴を示しているという意味です。

(2)ミサイルの着弾映像を沢山見た素人の指摘
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/missile-hits-ukraines-largest-pediatric-hospital-both-sides-claim-responsibility/
コメント欄3番目の「まる 」さんの指摘
(すみませんが、勝手に引用)
『仮にkh-101だとすると450kgの通常弾頭と350kgのクラスター弾頭になるのですが、現場の状況からクラスター弾頭がバラ撒かれてるようには見えないのは引っかかりますね。また不鮮明な動画からエンジンポッドが確認できる、とされていますが、kh-101の特徴である巨大な翼が確認できません。また着弾時の動画からはジェットエンジンの飛翔音もありません。ミサイルが着弾しているその他の動画だと通過時にエンジンの駆動音がはっきり確認できるので、その点も気になります。』

これはロシアのミサイルの着弾映像をたくさん見ているから、こう言えるのだろうと思います。ロシアの巡航ミサイルの攻撃であれば、あるはずの特徴が見られません。
画像
https://www.google.com/search?q=kh-101&client=firefox-b-d&sca_esv=62f2cb7c00ed810a&sca_upv=1&udm=2&source=iu&ictx=1&vet=1&fir=F30Lzs4A1HkHyM%252CRnkzHaaTcgKg9M%252C%252Fg%252F11_yym8k9%253BxFONfAZHCapHwM%252CX-UXkAVh6G-keM%252C_%253BboWRNuSNpca_-M%252C3sMx_ifEcLe5TM%252C_%253B9KZShmYiQCiBKM%252C1r6bmtSG1FlM-M%252C_%253BzOl8ffTVW9UelM%252CZZptFws9k8GRcM%252C_&usg=AI4_-kRTJ0UsVAgIbB1CjE4HAZ4EFE9Dew&sa=X&ved=2ahUKEwigpM_OspuHAxXLn68BHdTWBjAQ_B16BAgrEAE#vhid=F30Lzs4A1HkHyM&vssid=mosaic

「まる 」さんの指摘の通り「kh-101」には横に相当広い翼が付いています。
それが動画から見えるか❓と聞かれれば、見えないように思います。
ミサイルの形状も着弾した実際のミサイルの残骸の映像では、横に平たいずんぐりした形状です。
動画にある細長い形状とは違うように見えます。

NASAMSミサイルの画像
https://www.google.com/search?client=firefox-b-d&sca_esv=62f2cb7c00ed810a&sca_upv=1&q=NASAMS%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%86%99%E7%9C%9F&udm=2&source=univ&fir=qEualCEv_bPvQM%252Cw6JxnwU1eIHOiM%252C_%253BbjCdd1Is44BD6M%252Czdaw6kUpLggXHM%252C_%253B01Xlx0wj1O2vXM%252CcBi2tixnmPZzPM%252C_%253B9zKd8s7_jdoo5M%252C-VHa7_IoRMyUWM%252C_%253BxLx5FgmQGqmvkM%252CPxrt2I-B-YClwM%252C_%253Bq_B0nUZTheYd2M%252CVKIbhAz6WkQYmM%252C_%253BMAbSKuc_u4u_mM%252CbyNsOpEBiBcbDM%252C_%253Bn2d9_5NcRck1DM%252C9g1Dk5YjCSMrnM%252C_%253B4C5Ecv9uKu5w3M%252Cg29YUaKsMW9J_M%252C_%253B_-nHLnqeZKYn_M%252CPAuS-BxfEeWiSM%252C_&usg=AI4_-kQCugNLYctMwxTbv8-mTA22q0ZpYg&biw=1184&bih=874&dpr=1

余り鮮明な写真はありませんが、「ロシアのkh-101」と比較するとスマートで細長いです。

この両方のミサイルの写真を見たうえで・・・
https://hara.livedoor.biz/archives/52340115.html
https://hara.livedoor.biz/archives/52340118.html
この二つの記事には、落下したミサイルの違う2枚の写真があります。
比較するなら素人の私が見てもアメリカが供与した「NASAMSミサイル」に似た特徴があるのは、はっきり分かります。

(3)実際に攻撃ミサイルが着弾するとどうなるか❓
破壊を目的とするミサイルですから威力が大きいです。
普通の着弾後の映像を見ると直径10メートル以上20メートル程度の大きく深い穴が出来ます。

少ない写真からははっきり分かりませんが、西側のメデイアが多数現場に入っていますから、このような大きな穴があればはっきり確認できるはずです。
そして建物の形が残っています。この程度の建物であれば攻撃ミサイルが着弾すれば完全に崩壊すると思います。建物の中には大勢に人がいたようですから、死亡者数はもっと多いはずです。負傷者の多くが死亡すると思います。
<現場の写真の多く掲載している記事 AFP)
https://www.afpbb.com/articles/-/3528094?cx_part=top_category&cx_position=2

<コメント欄から(ろみ )>
『仮に意図的に標的にしていたとしたらあり得る可能性は、電力インフラを概ね破壊し終えたので今度は、医療インフラを標的にした。
あるいはクリミアの海水浴場にクラスター弾が着弾した事について「そこに居る方が民間人の方が悪い(意訳)」などと釈明した事に対する報復あたりが考えられます。

ただ巡航ミサイルor弾道ミサイルが病院に直撃していた場合、建物は半壊どころか全壊し更に多くの犠牲者が発生すると思われる上に他のミサイルが全て軍需工場に着弾している事から撃墜されたミサイルの残骸によるものと考えるのが現時点では、可能性が高いと考えられます。』

素人の考えを拾ってみても、この程度の疑問は普通にあります。

(4)暫定的に言える結論
◎キエフの小児病棟にミサイルが落下したのは事実。
◎ミサイルが、ロシア側のミサイルかウクライナの迎撃ミサイルかは不明。
◎ロシアが純粋な民間施設を攻撃対象にすることは、過去にほとんどない。多くの場合は民間施設の中に軍事施設を隠していた。

(5)ウクライナのやらせ疑惑
これは、もし本当なら極めて悪質です。
陰謀論的見解
(こんなヤラセ疑惑を言っている人間もいます。真偽不明)
2024年07月09日17:30
ウクライナメディア「小児病院へのミサイル攻撃に関する国連安保理会議を前に大統領府が苦悶」
https://hara.livedoor.biz/archives/52340130.html

※もしウクライナのヤラセ疑惑が事実であると仮定した場合、市民がミサイル着弾時の動画を公開しなければ、その通りに事態が進行したと思います。
現在は、証拠動画は無視して意図的な方向に議論をミス・リードしています。
ミサイルの種類を特定しないまま、議論だけが進んでいます。その前提を証明しないと、はっきり言って事実の捏造でしょう❓

(5)国連安保理でのロシアの反論
2024年07月10日05:38
国連安保理 キエフの小児病院爆撃 ネベンジャ露大使「ノルウェー当局の反応を待っている」RIAノーボスチ
https://hara.livedoor.biz/archives/52340134.html

(6)分かりましたか❓
この分量を書いて初めて記事と言えます。
垂れ流しのニュースの中に、一つでもありましたか❓
ロシアの国連での反論を取り上げた記事は、ありましたか❓

私が言うプロパガンダとフェイクニュースの意味は、このような事を指して言っています。
メデイアが報道するなら事実か真実に出来るだけ近い事を報道するべきです。
西側のメデイアは、ほぼプロパガンダとフェイクニュースしか流していません。

私は、ロシアの言い分が正しいとは言っていません。
双方の言い分を聞くべきだし、その上で事実関係を判断するべきだ・と言っているだけです。
嘘や捏造はダメだ・とも言っています。

※そしてダブルスタンダードも良くないと思います。
ガザでは毎日のようにイスラエルが戦争犯罪に該当することを行っています。これについて、安保理に持ち込まれたことは、ありません。
私にはウクライナ市民は人間で、ガザ市民は人間でない・と言っているように聞こえます。
人種差別の典型ですね❓
安保理は人種差別主義者の集まりか❓


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


欧州議会>極右勢力の主導権争い(オルバン、ルペン)<2024.07.10

2024-07-10 19:47:14 | ヨーロッパ

ルペン、オルバン両氏が共闘 欧州議会に極右新会派
2024年7月9日 17:08 発信地:ブリュッセル/ベルギー [ ベルギー ハンガリー フランス イタリア ヨーロッパ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3528237?cx_part=top_category&cx_position=5

先の欧州議会選挙で極右勢力が議席を伸ばし、フランスでは大きな政治的変動がありました。
その結果、与党会派ではマクロン氏が率いる勢力が大きく退潮しました。

一方で極右勢力にも二つのグループがあります。
イタリアのメローニ首相(右)率いる「イタリアの同胞(FDI)」のグループ。
フランスのルペン氏の率いる「国民連合(RN)」を中心とするグループ。

本来であれば、ここにドイツの「ドイツのための選択肢AfD」が参加するはずですが、一部メンバーのナチスドイツ礼賛とも受け取れるような言動を受けて、両グループから除名的な処分を受けています。
「ドイツのための選択肢AfD」は、完全に誰が見ても危険な極右だと思います。
BBC
『ドイツ、クーデター計画容疑で25人逮捕 議事堂襲撃を画策と』
2022年12月7日更新 2022年12月8日
https://www.bbc.com/japanese/63884601

この中に元AfD連邦議会議員が参加していたとされています。さすがにAfDは危険すぎる政治集団と判断されて当然だと思います。

今回のニュースでは、ハンガリーのオルバン首相とルペン氏が欧州議会新会派の「欧州の愛国者」を立ち上げました。ここにオーストリアの「自由党」・チェコの「ANO 2011」・オランダ、ポルトガル、スペインの極右勢力、そしてイタリア「同盟」も参加の意思を表明しています。

ルペン氏とメローニ首相の欧州極右勢力内の主導権争いです。この二人は絶対折り合いません。
女同士の強烈なバトルです。
男性で経験のある方(❓)は理解できると思います❓
(怖いんだから❓)

しかしこの主導権争いは極右の御大のオルバン首相が味方に付いたルペン氏が、優勢を築きました。
ここにイタリアのメローニ首相のライバルの極右の「同盟」も参加を表明していますので、ほぼメローニ包囲網が形成されたと言えます。

今後はルペン氏とともに「欧州の愛国者」の支援を受けるオルバン首相の欧州内の政治の舞台での発言権が強まると思います。
欧州政界の反逆児オルバン首相の発言と行動は、単に主流派が批判して済むものでも無視して良いものでもなくなります。
(※このように認識するとオルバン首相の発言や行動が、これまでとは違って見えると思います。)

フォン・デア・ライエン委員長もこれまでのように自分勝手な振る舞いは許されなくなると思います。
これが、良い方向に影響するとよいと思いますが❓

※最近のイタリア政界
イタリア総選挙、極右政党が勝利
2022年9月26日
https://www.bbc.com/japanese/63030359
主要な政党
メローニ首相(右)率いる「イタリアの同胞(FDI)」
「フォルツァ・イタリア」中道右派
サルヴィーニ氏率いる「同盟」極右
<得票率見通し>
https://ichef.bbci.co.uk/ace/ws/800/cpsprodpb/13406/production/_126845887_italyelex.jpg.webp
議席数(定数400)
与党(238)
「イタリアの同胞(FDI)」118
「フォルツァ・イタリア」44
「同盟」66
野党(162)
民主党69
五つ星運動51
他小政党の議席


※関連記事目次
項目「ヨーロッパ」の目次②
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