「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

(2022年)ロシアは何故ウクライナに軍事侵攻したのか~その2<2024.07.14

2024-07-14 20:03:33 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

(2022年)ロシアは何故ウクライナに軍事侵攻したのか~その1<2024.07.13
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/f34aff96824269a9715ae1fd209daed9

結論を、ごく大雑把にザックリ書くと大統領選挙のためのバイデンさんとゼレンスキーの支持率回復が大きな目的です。そのためにロシアとの軍事対立を激化させロシアの軍事介入を引き寄せたと言えます。このような事をアメリカとウクライナがやらなければロシアの軍事侵攻もなかったと思います。

全部書くと論文みたいな分量になることに気が付き簡単に結論だけ書きます。

(1)まず、アメリカ(バイデンさん)の国内事情
これは、大失敗に終わった米軍のアフガン撤退が大きく影響しています。
『バイデン米政権のアフガニスタン撤退に批判が噴出、大統領は撤退判断を堅持』
2021年08月17日
https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/08/09cd00228d8e7698.html

誰もが、この撤退作戦をみじめな失敗ととらえています。しかもNATOの同盟国との事前の打ち合わせもなく、敗走に近い撤退になりました。同盟国の方も逃げ出しただけで、撤退開始後は何もできませんでした。
撤退が決定すると同時にアフガンの傀儡政権の政府軍が次々にタリバンに寝返り、タリバンに保護されて何とかアメリカとNATOの関係国は、撤退することが出来ました。
タリバンが撤退するなら攻撃しないという約束を守ったから撤退できましたが、タリバンが追撃すれば目も当てられないような大きな被害が出たと思います。最後は、撤退するNATO諸国の軍と市民をタリバンが保護しているような有様でした。
こんな様な状況でアメリカとNATOの撤退は、何とか無事に完了しました。

当然、バイデンさんは国内外から大きな批判を浴びます。
ヨーロッパのNATO諸国は、アメリカに対する信頼をなくしました。

これが2021年の8月30日の話です。
そのままでは、2024年の大統領選はボロ負けでしょう。
そこで支持率回復のために大きな勲章が必要でした。
そういった事情もありバイデンさんは、ロシアとの対決姿勢を強めていました。

NATOの多国籍軍事演習「シーブリーズ」
https://www.ukrinform.jp/rubric-defense/3275173-zerenshiki-da-tong-ling-hai-junno-riniodesa-zhouno-duo-guo-ji-jun-shi-yan-xiwo-shi-cha.html
史上最大の軍事演習です。
ウクライナの方に目を逸らしたかったのでしょうね。
この後、一気に過激になります。

支持率と信頼回復のためにバイデンさんが選んだのは、ロシアとのチキン・レースです。
ロシアが屈服すれば、バイデンさんのお手柄。
ロシアが屈服せずゴタゴタが起きても、最終的にロシアを潰せば、やっぱりバイデンさんのお手柄。
その後、ウクライナへの武器支援を強化してゼレンスキーを煽ります。

(2)ゼレンスキーの事情。
大統領当選後は、急激に支持率が低下して低支持率にあえいでいました。政治のド素人のゼレンスキーですから、やることなすこと失敗で選挙公約は一向に実現しません。
何よりゼレンスキーを支持したのは、ウクライナ東部と南部の国民です。
つまり、ゼレンスキーを支持した多くのウクライナ国民が望んでいたのは、東部独立派との内戦の終結です。それも選挙公約の一つでした。
そんなことをバックにいる新興財閥や過激民族右翼が許すはずがありません。

2023年ウクライナ大統領選での再選のためには支持率の回復が必要です。
そこでゼレンスキーが選択したのは、東部独立派を軍事力で叩きのめすことです。
ここでバイデンさんの考えと一致しました。

『ロシアとの緊張を高めたウクライナ大統領の危険な「挑発」行為』
2022.2.16
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00216/021500024/
『ロシア・ウクライナ危機 (2021年-2022年)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E5%8D%B1%E6%A9%9F_(2021%E5%B9%B4-2022%E5%B9%B4)
『2021年10月26日、ウクライナ軍はドローン爆撃を実施した』

ミンスク2合意を破棄して、禁止されているドローン攻撃をしてしまえば、もう後戻りできません。
これでロシアが軍事介入しないとゼレンスキーが考えていたのなら、馬鹿としか言いようがありません。

東部独立派への軍事攻撃強化はロシアのレッドラインを超えてしまいました。
もうこの時点でロシアは「ウクライナ軍事侵攻やむなし」の決断をしたと思います。

その後、ロシア軍の国境への集結が始まりました。
かなり集結した12月にロシアは、アメリカに最終通告を伝えます。
アメリカとロシアの交渉が行われましたが、アメリカはロシアの要求を全部拒否しました。
その時、アメリカは不思議なことを宣言しました。
「アメリカ兵は一切ウクライナに派兵しない」

ロシアの要求は全部拒否する、アメリカ軍は介入しない。
意味が分かりませんね❓
「お好きに、ど~ぞ(軍事侵攻してください)」
と言うわけです。

ロシア軍の集結は続き1月には、いつでも軍事侵攻を開始できる体制が整いました。

それでもアメリカはロシアとの交渉で妥協しませんでした。「お好きに、ど~ぞ(軍事侵攻してください)」継続です。

ここに至って、ゼレンスキーは震えあがりロシアと妥協しようとします。ロシアはアメリカとの交渉と約束が必要なのでありゼレンスキーと交渉する気はありません。
ゼレンスキーは、交渉の成立が可能だと考えていたようです。
アメリカとの交渉決裂の段階でロシアの軍事侵攻は決定されていたと思います。

年が明けてからもヨーロッパ諸国は、「ロシアが軍事侵攻するはずがない」とゆるく考えていたようです。
アメリカは、ロシアの軍事侵攻を予測していました。
当然です。ロシアに軍事侵攻に踏み切らせようとしているのですから。

ロシアが軍事侵攻を遅らせたのは、北京五輪が終わるまで待つためでした。中国のメンツに配慮した結果です。

いざ、その時が来て震えあがったゼレンスキーは、本当のバカ者だと思います。多分、アメリカに騙されていたんでしょうね❓
「大丈夫、ゼレンちゃん!プーチンはそんな度胸なんてないから!思いっきりやりなさい!アメリカが付いてるよ!」
なんて騙されて東部独立派への軍事攻撃を激化させたのだろうと思います。
ゼレンスキーは政治のド素人ですから、それが何を引き起こすかなど理解できなかったのだろうと思います。

(3)大体、このような経緯でロシアは最終的にウクライナ軍事侵攻に踏み切りました。
これを全部書くと物凄く長い論文になります。
それを書く気力はありませんので、あとは皆さんがご自分で勉強してください。
こんな馬鹿らしいことで2年以上も続くウクライナ紛争が始まってしまいました。
この経緯を知るならば、誰が1番の悪者か分かると思います。
それをプロパガンダとフェイクニュースで胡麻化しています。

※同じですが、もう一度関連資料や記事
(おすすめ記事)
なぜアメリカは「ロシアがウクライナを侵攻してくれないと困る」のか
2022/2/20(日) 22:15 遠藤誉
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/2f918ae45a8bb466afd08a36dff0bf0b41f82246

焦点:アフガン撤退決断したバイデン米大統領、不信感が背景
By Reuters
2021年7月13日午後 5:58 GMT+93年前更新
https://jp.reuters.com/article/world/-idUSKBN2EI0F4/
アフガン撤退は「完全降伏」、トランプ氏がバイデン氏糾弾
By Reuters
2021年8月23日午前 9:39 GMT+93年前更新
https://jp.reuters.com/article/world/-idUSKBN2FO017/
バイデン氏、米軍撤退は正しいと主張 国民に向け演説
2021年9月1日
https://www.bbc.com/japanese/58405059
バイデン米政権のアフガニスタン撤退に批判が噴出、大統領は撤退判断を堅持
2021年08月17日
https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/08/09cd00228d8e7698.html
焦点:米国最長の戦争「敗北」で幕、失策を重ねたアフガン20年
By Reuters
2021年8月17日午後 7:00 GMT+93年前更新
https://jp.reuters.com/article/world/20-idUSKBN2FI0FE/
「アフガン撤退」に20年、米国が介入失敗を繰り返す理由
2021.7.15 4:10
https://diamond.jp/articles/-/276782

アフガン“敗戦”が影、ウクライナ問題で強気になれない米国の事情
2022.2.23
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00309/022100008/

プーチン大統領はなぜ強硬策に踏み切ったのか ウクライナ情勢 米軍のアフガン撤退が影響との指摘も
2022年1月28日 19時20分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/156964

20年間で戦費1100兆円、米兵7000人犠牲…「信じられないほどお粗末」専門家が酷評 米軍のアフガン撤退1年
2022年8月30日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/198795
欧米の腐敗が招いた対アフガニスタン政策の失敗、真摯な反省と関与継続を
2023年03月23日(木)11時50分
https://www.newsweekjapan.jp/watase/2023/03/post-39.php

ロシア・ウクライナ危機 (2021年-2022年)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E5%8D%B1%E6%A9%9F_(2021%E5%B9%B4-2022%E5%B9%B4)
『2021年10月26日、ウクライナ軍はドローン爆撃を実施した』

<分かりやすい簡単な説明>
ロシア・ウクライナ戦争 「そもそも原因は何だったのか?」について 6352
2024年3月27日 公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)
https://www.komei.or.jp/km/gyota/2024/03/27/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%9B%A0%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/

ロシアとの緊張を高めたウクライナ大統領の危険な「挑発」行為
2022.2.16
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00216/021500024/
『ロシアと西側諸国の対立がいかに無意味なボタンの掛け違いによるものかが分かる。そもそも
今回、西側諸国とロシアとの緊張が高まった発端は、2019年にウクライナ大統領に選出された
ゼレンスキー氏が、ミンスク合意を反故(ほご)にしようとしたことだといわれている。』

いまさら聞けない、ウクライナ国境にロシア軍を大集結させる「プーチンの本当の狙い」
2021.12.14
https://gendai.media/articles/-/90333?page=4

2024-07-13
2021年、NATOの多国籍軍事演習「シーブリーズ」>関連記事
https://kitanoyamajirou.hatenablog.com/entry/2024/07/13/075425


2021年春のウクライナ情勢
https://www.nids.mod.go.jp/publication/commentary/pdf/commentary165.pdf
ロシアとウクライナが軍事演習、緊張高まる
By Reuters
2021年11月25日午前 9:12 GMT+93年前更新
https://jp.reuters.com/article/markets/japan/-idUSL4N2SF487/
ロシア黒海艦隊が戦闘演習、米軍は艦船を黒海に移動 緊張高まる
By Reuters
2021年4月28日午前 7:59 GMT+93年前更新
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-russia-idJPKBN2CE2HM/
シーフリーズ
NATOの多国籍軍事演習「シーブリーズ」
https://vovworld.vn/ja-JP/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E8%BB%8D%E3%81%8B%E9%BB%92%E6%B5%B7%E3%81%A6%E6%BC%94%E7%BF%92%E3%80%80%E3%81%9D%E3%81%AE%E6%A7%98%E5%AD%90%E3%82%92%E7%B1%B3%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%8B%E6%92%AE%E5%BD%B1-1000376.vov
https://www.ukrinform.jp/rubric-defense/3275173-zerenshiki-da-tong-ling-hai-junno-riniodesa-zhouno-duo-guo-ji-jun-shi-yan-xiwo-shi-cha.html
https://www.ukrinform.jp/rubric-defense/3276064-duo-guo-ji-jun-shi-yan-xi-shiburizuluhaide-ji-xu.html
2021.03.18
日本、ウクライナ主催の多国籍軍事演習に参加する意向を表明、特殊部隊交流も検討
https://grandfleet.info/japan-related/japan-announces-intention-to-participate-in-multinational-military-exercises-sponsored-by-ukraine/
ロシア、米ウクライナなどの黒海軍事訓練を監視
By Reuters
June 29, 20214:42 AM GMT+9Updated 3 years ago
https://www.reuters.com/article/idUSKCN2E42AR/
ロシア軍が黒海で演習 その様子を米ジャーナリストが撮影
2021年7月3日, 21:51 (更新: 2022年5月4日, 22:39)
https://sputniknews.jp/20210703/8512584.html

これは、ごく一部です。
この内容を、ごく大雑把に書いていこうと思います。
非常に分かりやすく簡単にまとめてある記事。

『ロシア・ウクライナ戦争 「そもそも原因は何だったのか?」について 6352』
2024年3月27日 公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)
https://www.komei.or.jp/km/gyota/2024/03/27/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%9B%A0%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


2024大相撲7月場所>初日、三大関総崩れ、大の里負け

2024-07-14 20:01:25 | スポーツ

星取表
https://www.sumo.or.jp/ResultData/hoshitori/1/1/
〇照ノ富士ー●平戸海
●琴桜ー〇大栄翔
〇熱海富士ー●豊昇龍
〇明生ー●貴景勝
●阿炎ー〇若元春
〇御嶽海ー●大の里
〇霧島ー●高安
十両
●大奄美ー〇阿武剋


「荒れる場所」再びか…3大関総崩れ! 先場所Vの大の里は御嶽海に黒星発進/名古屋場所初日
[2024年7月14日18時36分]
https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/202407140001034.html

おっとっと❓
役力士で勝ったのが、照ノ富士と霧島と大栄翔だけでした。他は、全部負け。
照ノ富士は横綱の責任がありますし、霧島は10番勝てば大関に復帰します。

何というのか❓
照ノ富士以外、全部平幕力士みたいな感じです。
大関以下、全部平幕にしてもう1回大関の選び直しをした方がいいんじゃないのか❓

大の里は負けましたが、今場所は対戦相手も研究して対策を練ってくると思います。
その中で、どれだけの成績が残せるかです。

私のイチ押しの「さくちゃん(熱海富士)」は豊昇龍を撃破しました。格上相手には互角に取れるのに、格下にコロコロ負けるんですよね❓
今場所は格下にも勝って、そろそろ小結に出世してください。

※関連記事目次
「欧州サッカー&大相撲&ボクシング」の記事目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e1c3411cc4e400cbb1f90e45064e8d35


トランプ氏銃撃事件続報<2024.07.14

2024-07-14 10:45:13 | アメリカ合衆国

「屋上からトランプ氏狙撃」目撃者がメディアに語る 不審者情報伝達も犯行防がれず
2024/7/14 10:06
https://www.sankei.com/article/20240714-4TOEHCIQBVOJ7O5US3YVESWRLQ/

読むと目が点になります。
『男性は、東部ペンシルベニア州の会場でトランプ氏の演説が始まった数分後、男が建物の屋根にライフルを持ってよじ登るのを見つけて警官隊にその情報を口頭で伝えたり、男を指さして離れた場所にいる警護隊に警戒を促したりしたという。』

トランプ前大統領の演説中に銃声か、右耳のまわりで出血の様子 前大統領は「無事」と警備担当
https://www.bbc.com/japanese/articles/cjr4w4ljpneo
『現場を目撃したというグレッグさんは、BBCの取材に対し、前大統領が演説を始める5分ほど前に、「クマのように」屋根の上をはう不審な人影を見かけたと話した。その人影について、グレッグさんは警察に指摘したという。

「男はライフルを持っていた。明らかにライフルを持っているのが見えた。自分たちはこの男を指でさしていて、警察は地面を走り回っていた。『屋根の上にライフルを持った男がいるぞ』と言っていたのに、警察は何がなんだかわかっていなかった」と、グレッグさんは話した。』

グレッグさんから警告を受けた警察官は、一般の警察官でしょうね。
瞬間、どうしていいか分からないうちに犯人が狙撃してしまったようです。
狙撃を認識したシークレットサービスの反応は素早く、即座にトランプを保護しました。

何しろ凶器がライフルですから、少しでも遅れたら狙撃は成功していたと思います。1発目が右のほほを掠めていますから、トランプは幸運だったと思います。

しかし、ライフルを持った人間を警察が放置していたのには驚きます。
目撃者のグレッグさんは演説開始の5分くらい前に男に気が付いて近くにいた警察官に指摘しているのですから、その時点で何らかの対応は出来たと思います。

「まさか❓」と言うことが現実に起きると、瞬間パニックになり思考停止状態になるのかもしれません。

『別の目撃者のジェイソンさんはBBCに、立て続けに5発の銃声を聞いたと話した。』

その結果、流れ弾で1人が死亡した・とのことです。

 

※思い出すと、2か月くらい前からFBIがアメリカ国内でテロの発生するリスクが高まっていると注意喚起しています。アメリカの限らずどこの国でも重要な催しの時には、周辺の高い建物の屋上に警察官を配置して、高い場所からの狙撃に備えていると思います(日本では、そうしているはずです)。
今回の事件では、建物の屋上に警察官はいなかったようです。毎日のように銃の乱射事件の起きているアメリカにしては警察の警備が、ずいぶん「ゆるい」印象があります。

トランプ氏支持を正式表明 「タフな候補」とたたえる―マスク氏
2024年07月14日11時03分配信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024071400214&g=int



※関連記事目次
項目「アメリカ合衆国」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/6ea78b12b6512e36fbdc6eebd50f97ce


トランプ氏、銃撃され負傷病院へ(軽傷の模様)、戦争が続けば社会が荒れる<2024.07.14

2024-07-14 09:40:03 | アメリカ合衆国

トランプ氏演説中の銃撃で負傷か、命に別状なし
By ロイター編集
2024年7月14日午前 9:00 GMT+92分前更新
https://jp.reuters.com/world/us/MPV37ZXXXBIYPJVUIOB2L4ZCWY-2024-07-13/

アメリカで大統領や大統領候補者が銃撃されたのは、随分前です。

レーガン大統領暗殺未遂事件(1981年3月30日)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%B3%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E6%9A%97%E6%AE%BA%E6%9C%AA%E9%81%82%E4%BA%8B%E4%BB%B6

(それ以前は、荒れた時代がありました。)
ケネディ大統領暗殺事件(1963年11月22日)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%8D%E3%83%87%E3%82%A3%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E6%9A%97%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6
ロバート・ケネディ暗殺事件(1968年)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%83%8D%E3%83%87%E3%82%A3%E6%9A%97%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

レーガン大統領の事件以降は、政府要人の暗殺事件は発生していないと思います。
また起きてしまいました。

ヨーロッパでは、スロバキアのロベルト・フィツォ首相が銃撃され一命は取り留めたものの重傷を負いました。
日本ではニュースはなかったと思いますが、ドイツでハンガリーのオルバン首相の車列に車が突っ込む事件がありました。

大きな戦争が続けば、社会は荒っぽくなり荒れていきます。ドイツでは、極右の「ドイツのための選択肢」が支持を伸ばしています。
ドイツ以外でも極右と極左が勢力を伸ばしています。
理由は、移民問題と戦争により庶民が貧しくなっているからです。

アメリカでもトランプ大統領誕生以降、極右的勢力と極左が勢力を伸ばして社会の分断が進んでいます。
アメリカで極右と極左が勢力を伸ばす理由は移民の急増と貧富の差の拡大が理由です。
今、インフレで生活苦に陥ったアメリカ国民は多いです。
こんな時にイスラエルやウクライナに大きな軍事支援をして武器メーカーばかりが大儲けしていれば、それに対する反発が起きるのは当然のことです。

そうでなくてもアメリカ社会は荒れていて銃の乱射事件は、ほぼ毎日起きています。
その不満が政治に向かえば、毎日政治家を標的とする銃撃事件が起きても全然、おかしくありません。

ネットの発達した今は、ネット上で実行犯の候補者を見つけて教唆して実行させるのは、簡単にできる時代です。
スロバキアのロベルト・フィツォ首相暗殺未遂事件は、その例です。ネットを通じて犯人に教唆した人間の存在が疑われています。

逆に過激なトランプ主義者が、バイデン氏を銃撃しても全然不思議ではなくなりました。
「目には目を」の論理が働くからです。

政治上の論争と相手を過激に攻撃するのは違うと思います。バイデンさんは、トランプと同じレベルで相手を誹謗中傷しています。
そして政治権力をトランプ潰しに使っています。

アメリカは末期的だな・と思わざるを得ません。
ダブル・スタンダードの立場に立ち矛盾した外交を続けていれば、やがてアメリカ国内にも跳ね返ります。
ダブル・スタンダードで虐げられている人々は、アメリカ国内にも沢山います。

矛盾が矛盾を増幅して拡大すれば、やがては暴力により解決方法を考える人間が出てくるのだろうと思います。


2022年ドイツクーデター未遂事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/2022%E5%B9%B4%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%BF%E3%83%BC%E6%9C%AA%E9%81%82%E4%BA%8B%E4%BB%B6

これ、ドイツで起きたことです。
他の国で起きても全然、不思議ではありません。

 

※追記
トランプ氏、発砲で負傷 命に別条なし、選挙集会で演説中―容疑者は射殺・米ペンシルベニア州
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024071400112&g=int

続報を読むと、犯人は10発前後撃っているようです。
今の拳銃の弾数が10~11発ですから全部弾丸を打ち尽くしたようです。
警護官の対応が少しでも遅れていれば暗殺は成功していたかもしれません。右頬を1発かすめたようですから犯人の射撃の腕は、いいと思います。あと5cm左だったらトランプは死亡していたでしょうね。
トランプであろうと無事で良かったと思います。



※関連記事目次
項目「アメリカ合衆国」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/6ea78b12b6512e36fbdc6eebd50f97ce


2024MLB>7月13日>大谷翔平29号HR通算200号、誠也13号

2024-07-14 08:55:53 | MBL & プロ野球

鈴木誠也
4打数1安打1打点、13号ソロ
11-3でカブス負け


大谷翔平、日本人初の米大リーグ通算200号本塁打!出場809試合目で達成 今季29号
[2024年7月14日3時54分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202407130001577.html
タイガース11-9ドジャース
延長10回裏サヨナラ負け
今日は、翔平君は5回6回と1打点を上げドジャースは、買いを終わった時点で4-9と5点リード。
ところが❓
8回裏5失点で同点。9回裏2失点サヨナラ負け。
ドジャースは、弱体救援陣がまたもや炎上して勝ち試合を落としました。
ドジャースの補強ポイントは、救援投手ですね。
やはり短期決戦は、投手力がものを言います。
先発は、順次故障から復帰するでしょうけれど開幕から救援陣の弱体は問題になっています。

翔平君は・・・
4打数2安打2打点2四球、三塁打1HR1
まあ、大活躍と言えますね。
ドジャースの足りないところは、初回翔平君が三塁打で無死三塁のチャンスを作ります。無得点で終わりました。
8回の第5打席でも無死ランナーなしから四球で出塁、すかさず23個目の盗塁を決めて無死2塁のチャンスメークをします。ここも無得点。
どっちかのチャンスでドジャースが点を取っていれば、勝っていました。延長戦になっているだけに得点を逃したのが、後になって効きました。


29号が出たし、翔平君が大活躍したからイイか❓
40HR30盗塁も見えてきましたね。
ジャッジが、227塁打。+5塁打
翔平君、今日の7塁打を加算すると233塁打。
翔平君は159試合換算なら398塁打ペース。
ジャッジも34号含む2安打打ってる!
しかしジャッジは試合数が多いので160試合換算で390塁打ペース。

残り試合での成績いかんですが、翔平君の400塁打はかなり可能性があると思います。これ達成出来たらメジャー30回目の記録です。
DHは、MVPはほぼ無理ですが400塁打のHR王と、40HR30盗塁なら初のDH選手MVP受賞もあるかもしれません。

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