「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

21世紀の「宥和政策」(1930年代のイギリスの東方政策)<2024/07/23

2024-07-23 20:13:58 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

☆「宥和政策」の簡単な概略
宥和政策(イギリスの東方政策、1930年代)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%A5%E5%92%8C%E6%94%BF%E7%AD%96
イギリスの保守・右翼勢力はナチスを防共のための必要悪と見なしていた
ナチスを政権の座から引きずりおろせば、共産党がドイツの政権を掌握し赤化すると主張していた
イギリス保守党内にも、ナチズムに共鳴・心酔する者や、ヒトラーを強い愛国的指導者として賞賛する者が多かった

反独の代表格とされるチャーチルの当時の発言
「ナチス政体を嫌う人でも、ヒトラーの愛国的偉業には嘆賞を惜しまないであろう」
「我が国にもそうした強い指導者が現れて、我々を列強の地位に連れ戻してほしいものだ」
英首相のスタンリー・ボールドウィン
「ドイツが東方へ進出することを希望している。私はボリシェヴィキとナチスが戦争を行うのを見てみたいものである」
「独ソが軍事衝突することを望んでいる」
(次の首相のネヴィル・チェンバレンも同様の考え)
隣国フランスの保守・右翼勢力も、イギリス国内のそれとほぼ同様であった

※これが「宥和政策」と呼ばれる1930年代のイギリスの東方政策です。
「敵の敵は味方」の見事なまでの冷酷な論理です。
共産主義(ソ連)の西側への浸透を防ぐために、ナチスドイツを利用しました。
その結果、ナチスドイツの政策の東方進出に暗黙の了解を与えました。東に進めば、やがてナチスドイツはソ連と国境を接することになります。
ナチスドイツがソ連と戦争して、共倒れになることを期待しました。

※「ミュンヘン会談(1938年)」の愚を犯してはならない・とロシアとの和平について西側がよく言います。
『ミュンヘン会談(1938年)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%B3%E3%83%98%E3%83%B3%E4%BC%9A%E8%AB%87

しかし、実際には当時のイギリスのナチスドイツ宥和政策の一部であり、ナチスの暴挙を黙認する代わりの外部に対する言い訳が、「ミュンヘン会談(1938年)」の否定です。
「ミュンヘン会談(1938年)」であろうとイギリスが期待していたのは、ナチスとソ連の戦争です。

「独ソ不可侵条約1939年」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8B%AC%E3%82%BD%E4%B8%8D%E5%8F%AF%E4%BE%B5%E6%9D%A1%E7%B4%84

しかし、ドイツは対ソ連戦争の前に西ヨーロッパに後背地を占領することを先に行いました。後ろを安全にして、その後ソ連との戦争に踏み切ろうという考えです。

イギリスの「宥和政策」を逆利用されてしまいました。

☆「ミュンヘン会談(1938年)」の愚を犯してはならない
この意味は、「騙すつもりで騙されてはいけない」程度の意味です。

☆当時騙されたイギリスが、ムキになって「ミュンヘン会談(1938年)」を否定するのは、このためです。
イギリス外交の世紀の赤っ恥だからです。

☆そこで『21世紀の「宥和政策」』です。
ナチスドイツ⇒ウクライナ
ソ連⇒ロシア
こう置き換えてみると、ほぼ同じ構図です。
しかも現在のキエフ政府には、ナチスドイツの思想が色濃く反映されています。西ウクライナの(過激)民族主義には、歴史の錯綜によりナチスドイツの思想が今も残っています。
だから、ほぼ同じと言うことです。
今の西ウクライナの(過激)民族主義国家のウクライナは、昔のナチスドイツよりははるかに虚弱であり利用しても安全だと考えているのでしょう。

こう見てくると2022年4月、当時のイギリス首相のボリス・ジョンソンが急遽キエフに乗り込みロシアとの和平協議をブチ壊した理由も見えてきます。
ロシアと戦争させようと考えているのですから、勝手に停戦されては困るわけです。

以上は、イギリス的立場から見たウクライナ紛争に関与する理由です。
ウクライナを利用してロシアと戦争させてロシアを叩くという意味では❓
1930年代のイギリスの「宥和政策」と、ほぼ同じ構図が見えてきます。
「ミュンヘン会談(1938年)」を持ち出してくるのは、正反対の意味に使っています。
「ミュンヘン会談(1938年)」はイギリスの「宥和政策」とほぼ同じ意味です。

「ミュンヘン会談(1938年)」を否定するなら「イギリスの宥和政策」も否定されなければ、なりません。
今の流れは、「ミュンヘン会談(1938年)」は否定し「イギリスの宥和政策」(=ウクライナとロシアの戦争)は肯定するという実にご都合主義の矛盾したことを言っていることになります。

そしてイギリスのやることは、時代が変わっても同じです。ナチスドイツの代わりにウクライナを嗾けてロシアと戦争をさせています。
イギリスがロシアを潰したいのは、イギリスと言う国家に刷り込まれた遺伝子なのでしょうね❓
ロシアの南下政策と同じように、ロシアの南下政策をことごとく妨げようとするのが、永遠に変わらないイギリス外交です。

形や状況は違えど、「歴史は繰り返す」ものなのだなアと思った次第です。
※今回は、ロシアの西方進出を妨げています。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


ウクライナが得た外交上のフリーハンド(半分)<2024/07/22

2024-07-23 20:12:47 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ウクライナは、これまでアメリカから絶大な支持と支援を受けてロシアとの戦争を継続してきました。
「アメリカ=バイデン」です。
逆に言うとウクライナは、ほぼバイデンさんの傀儡と言えます。2021年のロシアとウクライナの間の摩擦は、バイデンさんが激化させ、それに煽られたゼレンスキーが東部独立派に対する攻撃を激化する事により、極限まで緊張が高まりました。
その後、ロシアは2022年2月24日軍事侵攻に踏み切ります。
この間のバイデンさん発言を見る限りロシアとの摩擦回避のための行動は何もしていません。
「来るなら、来い!(と言うより、どうぞ来なさい!)」
の構えです。
自分で緊張を煽り立てておいて、「来るなら、来い!」ではロシアとしても行くしかないでしょう❓

ウクライナ紛争は、こうして始まりました。
他にも沢山ありますが、今日は省略。

しかし軍事侵攻後、和平交渉の仲介がなされ2022年3月~4月に、ほぼ合意に達しました。
これがウクライナにとっては、最後のチャンスでした。
イギリスのボリス・ジョンソンが急遽キエフに駆け付けこの合意を蹴飛ばしてロシアと戦争により解決するよう煽り立てます。
結局一面ではアメリカとイギリスのアングロサクソン連合が、ウクライナ紛争を引き起こしたと言っていいと思います。
しかしゼレンスキーは、和平を選択せず戦争を選択しました。
後は欧米とロシアの代理戦争一直線です。
武器と金を受け取ってしまえば逃げは利きません。
ひたすら欧米のために戦うしかありません。

よく考えなくてもウクライナは自分のために戦っているのではなく、欧米の代理でロシアと戦っている構図です。
もうこの時点でウクライナの意思は無くなりました。

武器と金がなければ、すぐロシアに負けます。
武器と金が欲しければ、ロシアと戦争を続けるしかありません。

しかし戦争も2年半近く経過し、双方とも隠していますが膨大な人的被害が出ています。
ウクライナでは、ほぼ兵士が枯渇しています。
どんなに馬鹿でももう戦争継続は無理だと気が付いていると思います。
しかしアメリカ旦那とEU旦那は貸付金を理由に戦争の継続をウクライナに強要します。
戦争を止めるウクライナの自由意志などありません。
だから、ひたすらプロパガンダを叫んで戦争を続けるしか道がありませんでした。

しかし、ここに来て風向きが変わりました。
戦争遂行に最も熱心であったアメリカ旦那が引退して代替わりすることになりました。
次の有力な旦那候補は、戦争反対の立場です。

ここでやっとウクライナは戦争について考えを変える自由を半分得ることが出来ました。
残り半分のEU旦那は、まだ戦争継続です。
しかし強力な方のアメリカ旦那の考えが変わるのなら話はこれまでとは違います。

バイデンさんが大統領選撤退を明確にしたところでウクライナもロシアとの停戦に含みを残した言動を示すようになりました。
(これまでは、こんなことは絶対に不可能でした)

①の記事>早速、ウクライナ国内では政敵がゼレンスキーにゆさぶりをかけています。どこまでも政争が絶えない国です。
ゼレンスキーは国内向けには、「戦争の勝利はウクライナの独立が守られることで達成される」とこれまでの全領土の奪還からは、かなりトーンダウンしています。
③の記事>ほぼ無視して挑発しまくりだったトランプ氏と電話会談しました。
④の記事>これまで中国の和平提案など無視していたウクライナの外相が、初めて中国を訪問しました。

これに先立ちハンガリーのオルバン首相が、ウクライナ・ロシア・中国と順番に訪問して会談しています。トランプ氏ともフロリダで会談していると思います。
https://www.bbc.com/japanese/articles/cd10d5l2407o

やっと水面下ですがウクライナも何らかの行動が出来るようになったようです。バイデンさんが大統領であれば、絶対に無理だった事です。
半分、「ウクライナが外交上のフリーハンドを得た」と言うのは、このようなことを指して言っています。

これが上手くいくかどうかは現時点では不明です。
しかし、ウクライナ和平を妨げていたのが誰かは分かります。誰かが権力を失うことが決まった途端、事態が一気に動き始めたようです。

次のアメリカ旦那は超強力ですから、EU旦那が少々ごねても簡単に蹴散らかすと思います。
ウクライナは、次期アメリカの超強力旦那のご機嫌を取って、速く戦争を終わらせた方がいいと思います。
とにかく、和平の雰囲気が出てきたのは、いいことだと思います。ついこないだまでは、こんな事を言おうものなら❓
『非国民!裏切者!』
(とオルバン首相はEUから批判されています・・)

<※関連記事>
①領土でロシアに譲歩なら「国民投票必要になる」 キーウ市長、ゼレンスキー大統領にくぎ
2024/7/22 15:06
https://www.sankei.com/article/20240722-EPWKB3AGMJLQHGE6YFU2UQ7X6U/
トランプ氏なら終戦可能 ジョンソン元英首相がデーリー・メール紙寄稿のコラムで見解
2024/7/21 22:46
https://www.sankei.com/article/20240721-ALUUV2EE35JE3N3CTOKXJHMWMA/
③トランプ氏、ゼレンスキー氏と「非常に良い電話会談」 ロシアとウクライナの戦争巡り議論交わす
2024.07.20 Sat posted at 12:31 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35221736.html
④ウクライナ外相、23日訪中 ロシアの侵攻巡り協議
2024年07月22日18時40分配信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024072200883&g=int


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


第1次トランプ政権時代のアメリカ外交とは❓<2024/07/22

2024-07-23 20:11:33 | アメリカ合衆国

実は、中身は知りません。
興味がなかったからです。
だからマスコミの報道を何となく聞いて、そうか・と思っていました。
しかし、今マスコミについて分かったことは日本のマスコミはアメリカのマスコミのコピーです。しかも、そこに更にフィルターをかけています。
だからアメリカのマスコミの報道の内容を更に日本向けに聞こえをよくして報道しています。
中身など無いも同然です。
しかも大抵、民主党寄りのメデイアの報道の垂れ流しです。

これでは、『第1次トランプ政権時代のアメリカ外交』の内容など分かるはずが、ないことに気が付きました。

これは、今日思いついたことですのでじっくり資料やニュースのバックナンバーを探して読んでいくつもりです。

☆とりあえず、その一部
トランプ氏は「大統領職にふさわしくない」、元側近ボルトン氏
2020年6月19日 10:34 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3289197
国家安全保障問題担当の大統領補佐官だったジョン・ボルトン
マイケル・フリン元陸軍中将(2017年2月に辞任)
H・R・マクマスター将軍(2018年4月に解任)
ジョン・ボルトン
『ほぼ旧式の力と威圧の外交の信奉者』

米大統領、ボルトン補佐官を解任 安保政策に「強く反対」
2019年9月11日
https://www.bbc.com/japanese/49658155
北朝鮮非核化は「リビア方式」にしない トランプ米大統領
2018年5月18日
https://www.bbc.com/japanese/44164998
トランプ氏、北朝鮮ミサイルは「小型の兵器」 発射実験を問題視せず
2019年5月27日
https://www.bbc.com/japanese/48418804
「トランプ外交」とは何だったのか? 国際政治学者はこう評価する
2021.01.23
https://gendai.media/articles/-/78432
【米大統領選2016】トランプ氏 外交政策は「米国第一」
2016年4月28日
https://www.bbc.com/japanese/36157060
「新勢力均衡時代の米国と日本」
三浦瑠麗先生国際政治学者
http://www.asahi.com/ad/chinohiroba/zemi01/page2.html

※なんだか全然分かりませんね❓
だから、これからニュースを読み資料を探して読んでみます。このような手順を踏まないとプロパガンダやフェイクニュースを、そのまま受け入れることになるのは、ウクライナ紛争で経験したところです。
頼りになるメデイアは、ないと思った方がいいです。
聞くべき意見を持つ専門家や識者は、います。
しかし、そのような人たちの意見や見解は大体、隠されているケースが多いです。
どうして❓
主流派(御用筋)に都合の悪いのは、隠すからです。
と言って西側は完全な独裁国家ではありませんから、探せばオープンソースの中に、それが埋もれているのを見つけることが出来ます。

トランプ氏の外交に対する批判は、そこら辺に「山ほど!」巻き散らかされているので、ご自分で読んでください。

私が知りたいのは、トランプ氏が大統領時代に外交についてどのように考え、実際に何をやったかです。

※その一部
『 トランプ大統領は、「北朝鮮は複数の小型の兵器を発射し、一部のアメリカ国民などを動揺させたようだが、私はそうではない。私は金正恩委員長が私との約束を守ってくれると確信している」とツイートした。
 ボルトン大統領補佐官は25日、都内で記者団に対し、これらの発射実験は国連安全保障理事会の制裁決議に違反していると述べていた。』
https://www.bbc.com/japanese/48418804

国家安全保障問題担当の大統領補佐官だったジョン・ボルトン氏は3人目の補佐官です。
まるでトランプ大統領と正反対の意見を述べています。
この年(2019年)9月10日にボルトン補佐官を解任します。

ジョン・ボルトン氏の外交政策は、従来型の力と威圧の外交の信奉者であるように見えます。
トランプ氏の目指す外交は、それとは違うものであったようです。
3人目の解任者となった理由は、3人ともトランプ氏の外交政策を理解せず、あるいは反対したために解任されたと思います。

では、トランプ大統領が目指した外交とはどのようなものか❓
『北朝鮮非核化は「リビア方式」にしない トランプ米大統領』
https://www.bbc.com/japanese/44164998

従来のアプローチと違うのは確かです。

『トランプ氏は「大統領職にふさわしくない」、元側近ボルトン氏』
2020年6月19日 10:34
https://www.afpbb.com/articles/-/3289197
ボルトン氏がこういうのは、ボルトン氏の考える外交とトランプ氏の外交方針が違うと言っているだけです。
違うから批判しています。

https://www.bbc.com/japanese/49658155
『 外交タカ派のボルトン氏は、イランをめぐるトランプ氏の強硬姿勢の主導者だった。

 トランプ氏が最近、ハッサン・ロウハニ大統領との会談に前向きな考えを表明していたが、報道によると、ボルトン氏はこの提案に反対していたという。

 さらに同氏は、北朝鮮やロシア、アフガニスタン政策についても、更なる強硬姿勢を推奨していた。

 今年2月にヴェトナム・ハノイで、トランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との2回目の会談が物別れに終わった際には、政権内からボルトン氏を非難する声が上がった。同氏が、完全な非核化が実現しない限り制裁解除はしないという強硬姿勢を主張したためだった。
 トランプ氏は7日、大統領公式別荘キャンプデイヴィッドで8日に予定していたタリバンとの「秘密会談」を取り止めたと表明したが、ボルトン氏は、こうしたタリバンとの和平交渉についても反対していた。』

大体、ボルトン氏はこんな調子です。
いわゆるアメリカの主流派の見解と言えます。
力と威圧の外交です。

<その後、トランプ氏はどうしたか❓>
トランプ米大統領、タリバンとの和平交渉は「死んだ」
2019年9月10日
https://www.bbc.com/japanese/49644095
米とタリバンが和平調印、トランプ氏「指導者と会談へ」
By Reuters
2020年3月1日午後 3:29 GMT+94年前更新
https://jp.reuters.com/article/world/-idUSKBN20O1D6/
『 和平合意はカタールの首都ドーハで、米国のアフガン和平担当特別代表を務めるハリルザド氏とタリバンの政治部門トップ、バラダル氏が署名。ポンぺオ米国務長官も調印式に出席した。
 エスパー米国防長官は、和平調印は始まりに過ぎないと指摘。アフガンでの和平実現にはすべての当事者の忍耐と譲歩が不可欠だと述べた。エスパー氏はアフガンの首都カブールでガニ大統領と会談し、和平調印に合わせて共同声明を発表した。
 トランプ米大統領は29日にホワイトハウスで会見し、近い将来にタリバンの指導者と会談する方針を示した。その後メリーランド州で行った保守派の会合では、タリバンが合意内容を守れば戦争は「終結する」と述べた。』

この合意が成立したのが2020年2月29日です。
20年にも及ぶ、NATOのアフガン占領を終わらせるための合意が成立しました。
少なくとも従来型のアメリカ外交をやっていたら絶対に無理でしょうね❓
トランプ大統領が和平合意を主導したから実現したと思います。
トランプ氏以外が大統領だったらアフガン戦争は今もズルズルと続いていたかもしれません。

少なくともトランプ氏は大統領時代にアメリカが泥沼にはまり込んでいたアフガン戦争に終わりの道筋をつけたのは事実です。

今日は、ここまでです。
まだ私の勉強は、これからです。
しかし❓
トランプ氏は、戦争を終わらせた大統領です。
バイデンさんは❓


※関連記事目次
項目「アメリカ合衆国」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/6ea78b12b6512e36fbdc6eebd50f97ce


2024大相撲7月場所>10日目>照ノ富士10連勝、大の里5勝5敗

2024-07-23 20:09:46 | スポーツ

星取表
https://www.sumo.or.jp/ResultData/hoshitori/1/1/
①10連勝、照ノ富士
②8勝2敗、琴桜
6勝4敗、平戸海
5勝5敗、大の里

十両
①8勝2敗、白熊、獅司
②7勝3敗、伯桜鵬ほか
尊富士(2勝1敗)休場、十両残留は確実
幕下
木竜皇4勝1敗
大青山5勝0敗

※今場所は久しぶりに照ノ富士が体調がいいようで一人旅の十連勝。やはり横綱がいないと場所が締まりませんね。

2番手の琴桜の2敗はこれまでなら優勝争いです。
優勝のレベルが高くなると優勝争いですらありません。
あと照ノ富士がどれだけ現役を続けられるか分かりませんが、現役のうちは横綱の強さを示してほしいと思います。
弱い大関は見飽きました。

新小結の平戸海は6勝4敗と勝ち越しが近くなりました。
新小結で勝ち越すのは、難しいです。
稽古の賜物だと思います。立派!

大の里は5勝5敗で残りの対戦相手を考えると勝ち越しに黄色信号が灯りました。
やはり幕内4場所目で関脇に上がると、他の力士も研究して対策を考えてきます。
本来なら挑戦者である大の里がそうしなければなりません。先場所優勝後は、祝賀会や催事や色々忙しかったと思います。稽古不足は否めないでしょう。稽古の質も問題です。出稽古で大関や強い力士を相手に稽古したのかどうか、強くなろうと思えば強い相手を求めて出稽古に行くことも大切です。
残り頑張って場所後は来場所に向けて稽古に励んでほしいと思います。
新関脇で五分の星でやたら弱く感じるのが、強さの証明です。

十両の白熊はカメでゆっくり出世しています。
大分十両も長くなってきました。
これまで8勝6敗が最高成績ですが、今場所は珍しく10日目で勝ち越しました。段々、強くなってきたのかもしれません。
伯桜鵬は7勝3敗と順調。

幕下では木竜皇4勝1敗、大青山5勝0敗とこの二人が十両に昇格しそうです。
圧倒的に強いかなと思った阿武剋は6勝4敗で、そうでもありません。しかし西十両筆頭ですから勝ち越せば新入幕でしょう。新入幕後、どのような成績を残すか❓

今場所は、普通に楽しむ場所になりました。
流石に3場所も幕内経験が少ない力士が優勝することはなかったです。今後も、ほぼないようなことを2場所連続で見ると、それが普通に感じるのが不思議な誤解です❓


※関連記事目次
「欧州サッカー&大相撲&ボクシング」の記事目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e1c3411cc4e400cbb1f90e45064e8d35


2024MLB>後半戦注目の若手選手、ボビー・ウィット・ジュニア

2024-07-23 20:08:25 | MBL & プロ野球

ボビー・ウィット・ジュニア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%A2

テキサス州コリービル・ヘリテージ高校の時、2019年ドラフトで全体2位でロイヤルズから指名されてプロ入りしました。
高校生で全体2位指名は、誰もが認める逸材の証明です。
メジャー3年目で、去年はメジャー2年目で長打力に優れた成績を残しました。
二塁打28三塁打11HR30、塁打数317、OPS813、盗塁49
守備は、ショートです。

今年は、打率が目立ちます。
前半が終わったところでランキング2位でした。
後半戦は更に打率を上げて「.337」
1位のクワン君がやや落ちて「.346」

塁打数が229、OPS.958と昨日まで抜群成績を残しています。ロシヤルズも地区3位ながら勝率「.554」でプレーオフの権利を獲得できる勝率です。
去年はア・リーグの中地区はレベルが低く、ロイヤルズもダンぺに近い地区4位に沈んでいました。
他にも理由はあると思いますが、ボビー・ウィットの前半戦の大活躍がロイヤルズ躍進の原動力だろうと思います。

個人成績で良い成績を上げチームの勝利にも貢献している点が素晴らしいと思います。

去年の成績を見るなら長打力の方で能力を示しそうですが、今年は見事にOPSを上げてきました。
OPS「9.000」以上はA(素晴らしい)評価です。(ほぼ超一流。)
もうシーズンも後半戦に入っていますから(101試合消化)残りは、61試合です。
後半戦に入り更に調子が上がっていますから、このまま突っ走りそうです。

そして成績を見ると、何か思いつきませんか❓
長打力を兼ね備えた抜群の打力、ショート守備、盗塁

そうです。
典型的な5ツールプレーヤーです。
まだ24歳ですからね。
5ツールプレーヤー・タイプの選手は、早い時期から才能を示すことが多いです。
バリー・ボンズも、このタイプの選手です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%82%BA
通算HR数が歴代1位ですので、ホームランバッターの代名詞のように言われますが、選手しての前半は5ツールプレーヤーです。バリー・ボンズは薬物など使わなくてもダントツに優れた選手です。逆に薬物使用で評判を落としてしまったのが惜しいですね。ボンズなら薬物を使わなくても素晴らしい成績を残していたと思います。

ボビー・ウィット・ジュニア君には、バリー・ボンズのような優れた5ツールプレーヤーの期待が持てます。
打率が大幅に向上したのは、打撃技術が大きく進歩したことを示しています。
今既に凄いと言えますが、将来が本当に楽しみな選手だと思います。

☆今日終わっての成績
https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/stats/batter?gameKindId=1001&type=tb
塁打数、安打数、打率、OPSが更に向上して驚くべき数字になりました。塁打数はジャッジの240の次の238です。
打率.341は1位クワン君と僅差の2位です。
首位打者ランキングは逆転しそうです。
このまま行けば、大ブレイクです。
ほんと、凄いね!
塁打数も現在のヒットのペースが続けばジャッジを逆転する可能性があります。


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


2024MLB>7月22日>今日はT・ヘルナンデスの日3安打3打点でドジャースが勝利

2024-07-23 14:30:13 | MBL & プロ野球

ドジャースがT・ヘルナンデスのバットで接戦を制す 同点弾に2度の勝ち越し打
[2024年7月23日13時51分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202407230000416.html

T・ヘルナンデスがソロHRを打ちタイムリーヒット2本で2打点。3点目が決勝点でドジャーズが勝利。
チーム安打6本でチーム得点が3点です。
T・ヘルナンデスが一人で野球をやって一人で勝ったような試合でした。
翔平君は3打数無安打1四球で沈黙。
ジャイアンツの先発の左腕スネルの出来が良くて、ドジャースの1~3番は全員沈黙(無安打)。
4番のT・ヘルナンデスの時に、ランナーがいる展開になり運よく勝てたような流れでした。

ジャイアンツが早いイニングで追加点を取っていれば試合は決まっていたかもしれません。

<もう一人のヒーロー>
ドジャースのメジャーデビュー右腕がまさかの初失点 サイ・ヤング賞左腕との投げ合いで力投も
[2024年7月23日12時22分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202407230000291.html
「メジャー初登板のリバー・ライアン投手(25)が、5回1/3を1失点と好投」
1失点は、キャッチャーのパスボールですので自責点0です。
相手は、左腕のエース・スネルですからこれは大健闘です。今日がデビュー戦を考えるとよく投げたと思います。
ドジャースにも後半戦、明るい材料ですね。
これでリバー・ライアンが先発で使えるめどが立ちました。
今週は、グラスノーとカーショウが復帰します。
先発のローテーションが楽になります。
後半の山場からプレーオフの戦いを考えるなら、先発の充実は不可欠です。
後はムーキー・ベッツが復帰すれば大体選手が揃います。

今日は翔平君はサッパリでしたが、こんな日もあります。
明日、頑張ってくれるでしょう。
ドジャースが接戦をものにしたのは、何よりでした。


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


2024大相撲7月場所>残り6日の展望

2024-07-23 12:23:50 | スポーツ

☆概略を項目書き
照ノ富士が圧倒的に強い。横綱相撲
琴桜が地味に健闘、7勝2敗
役力士(小結以上)が白星先行、貴景勝以外
関脇・大関はこれから潰し合い
関脇・小結で誰が勝ち越すか
貴景勝はカド番脱出まであと3勝、残り6番で3勝3敗なら勝ち越し。
残りは上位戦だが、可能性を残した。
霧島の残り6番での10勝は難しくなった(5勝1敗が必要)

大の里は、これから上位戦。5勝4敗。
対戦相手>照ノ富士、琴桜、豊昇龍、貴景勝、阿炎、御嶽海❓
この相手から3勝が必要(勝ち越し)、結構大変

※大体、こんな内容です。
こうして見てみると地味に力を付けているのは、琴桜です。前頭の下の方から出世してくるのは遅かったですが徐々に力を付けて番付を上げてきました。大関昇進も遅かったですが、昇進後の成績は安定していますし、ケガや故障がありません。恵まれた体を生かす相撲をもっと取れれば、更に上も狙えるかもしれません。
横綱に一番近い大関と言えるでしょう。
優勝は、やや難しい展開ですが来場所以降のためにも一つでも多く白星を重ねたいところです。

小結と関脇が全員、白星が先行している場所は少ないと思います。小結が健闘しています。いつもの場所だと今頃は大きく負け越す小結がいます。

これからきついのが関脇です。関脇・大関・横綱との対戦が待っているからです。これから関脇以上の星の潰し合いになります。

『貴景勝はカド番脱出まであと3勝、残り6番で4勝2敗なら勝ち越し。残りは上位戦だが、可能性を残した。』
と言うことで貴景勝は序盤苦しみながら星を戻して上位戦です。対戦相手を考えると勝ち越しはやや苦しいですが、いい時の貴景勝の実力を発揮すれば無理ではありません。
残り6番の頑張り次第です。

霧島の残り6番での10勝は難しくなった(5勝1敗が必要)
霧島の大関復帰は、ほぼ無理です。来場所以降のためにまずは勝ち越して白星を一つでも多く重ねておきたいところです。怪我の影響なのか一時期の強さがなくなりました。

『大の里は、これから上位戦。5勝4敗。
対戦相手>照ノ富士、琴桜、豊昇龍、貴景勝、阿炎、御嶽海❓
この相手から3勝が必要(勝ち越し)、結構大変』
3勝は、出来ると思います。
しかし10勝目標なら6勝1敗が必要で対戦相手を考えると難しいでしょうね。来場所を大関とりの場所にするために、9勝は欲しいところです。
9勝なら「12+9=21」で来場所、12勝なら大関昇進の基準を満たします。

いかに強いとはいえ、流石に役力士の壁はありました。
まあ、これも勉強ですね。下位の力士に取りこぼしてはいけないという事を学んだと思います。
挑戦者で自分が向かっていくのと、挑戦者が向かってくるのでは大分違います。もう大の里は、挑戦される側です。
今場所の残り6番と来場所に期待します。

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