ワールド
2023年4月1日1:33 午前2時間前更新
ロ「存続の脅威」に直面、米との「利害均衡」望む 新外交方針
https://jp.reuters.com/article/russia-politics-foreign-policy-idJPKBN2VX1HL
ロシア外交官の事実上のハンドブックと見なされるものだそうです。このような基準を踏まえて外交官としての職務を果たしなさいと言うことですね。
内容を見ると・
「特別軍事作戦」を開始したことで世界情勢に「革命的変化」がもたらされたとしています。
(要は、それを踏まえて外交を行えと言うことでしょうね)
米国が国際的な安定を脅かし「反ロシア路線」を推進していると指摘。
同時に、ロシアは米国との「平和的共存」と「利害の均衡」を求めているとも表記。
米国との「戦略的安定性」の維持を求めるとした。
テレビや政府広報で流しているプロパガンダとは、違い現実的な内容です。
要は、NATOは団結しその他のウクライナを支援する国々と協力してロシアの弱体化を図っているという現実的な認識です。
そして、肝はアメリカとは決定的な対決は避け「平和的共存」と「利害の均衡」を求めている点です。
外部的や国民向けのプロパガンダとは、随分違いウクライナ戦での現状を認識したうえで(表現には表れていませんが)停戦の方向を模索せよ・とも受けとれます。
要は、アメリカと直接対決する方向は回避せよという事です。ロシア有利の回避は、今となっては無理だと認識しているでしょうから、出来るだけロシアに不利でない方向でその努力をしろ。とも受け取れます。
ロシアの希望は、現在占領しているウクライナ領を維持したまま停戦に持ち込むことでしょう。しかし、今となっては、それは無理な話です。ウクライナは、絶対に受け入れないでしょう。
戦後賠償や戦争犯罪での訴追もあります。
実質的には、それらを全部含めて、出来る限りロシアに不利が少ない方向で交渉と言う意味であろうと思います。
つまり、ロシアの方に戦争終結の意図が生じ始めていると言う解釈が成り立ちます。
エイプリルフールの冗談でないことを祈ります。
ビジネス
2023年4月1日1:33 午前2時間前更新
中国、ウクライナ和平交渉の促進役は可能=ボレルEU上級代表
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-eu-china-idJPKBN2VX1HE
ボレルEU上級代表の発言は、中国が停戦を仕切るのではなく(中国案は、ロシア以外は拒否します)、ロシアに対して条件など言わず、単に停戦の働きかけをするべきだという意味です。中国からの民生品の輸入が止まればロシア国民は、たちまち生活出来なくなります。あるいは、中国がロシア産原油とガスの輸入をストップすれば、ロシア経済はたちまち破綻の危機に陥ります。その大きな影響力を利用して、ロシアに停戦に応じるよう(出来たら強い)圧力をかけて欲しいという意味です。
ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/