Nさんと

同じ団地に住むいつもの仲間のNさん、ちょっとの用事で夕方近くに来た。
ちょうど、とってもヒマで困っていた私。
入ってもらってお茶することに。

一人暮らしでも、私と違って子供もお孫さんもいるNさん。
ちょっとうらやましい。
でも、同い年という他に共通点がある。
年金がすごく少ないということ。
国民年金で遺族年金のない私。
Nさんは離婚をしていて、もちろん遺族年金などがない。
多分二人、同じくらいの年金額。
なので、共感できることが多い。

遺族年金が無く、少ない国民年金だけだということ。
私のそんな事情を普段だれにでも話をするわけではないし、
話しても、中には、どうして？となかなか理解してくれない人もいたりする。
だから、いろいろなお付き合いが経済的に厳しいことがあっても、言えないことも多い。

そんなことを、Nさんとは共感しあいながら話した。
そして、先のこと、あれこれあまり心配してもしょうがない、なんとかなる、
なんて結論（？）にしちゃった。
ほんとはやっぱり不安だけど。

まだずっとこの場所に住むであろう私たち。
なんだか頼りになりそうな雰囲気のNさんに、
これからもよろしくねって、すごく思った。